いよいよ梅雨明けでしょうか。
今朝は駅から学校までの道のりにある、高い大きな木でセミが鳴いていました。

さて、前期の総まとめの時期です。2年生は学外での臨床実習を控え、その準備にも忙しい時期ですが、今日は2年生が最近行った講義内での演習風景をご紹介します。
 まず、『成人聴覚障害』の講義の中での「視覚聴覚二重障害の体験」です。人間がもつ「五感」すなわち視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚のうち、視覚と聴覚を失っているか、それが不十分な状態です。この状態を疑似体験したり、適切な援助の方法を考える演習です。

 二人一組です。アイマスクとヘッドホンで疑似体験しているAさんと、適切な方法を考えながら介助しているBさん。教室から出て、別のフロアにでかけていきます。一歩進むにも、角を曲がるにも、外界から入力される情報のあまりの少なさに「不安!フラストレーションが大きい!」。

 『小児聴覚障害』の講義内では訓練教材の作成をしています。
吹き込むと楽しい(?)絵柄とともに立ち上がってくる風船。身近な材料で、「そのお子さん」にあわせた教材を作成して提供できる技術と工夫を学んでいます。

No コメントがあります。

Subscribes to this post comment rss or trackback url

この記事にコメントを投稿する