皆さん、こんにちは。
本校では1年生は春休み前の1週間、初めての臨床実習に行きます。
病院やクリニックなど現場で働く言語聴覚士の先生方のもと、現場における「見学実習」です。言語聴覚士の役割を理解することや、いよいよ臨床実践的にもなる2年次の学習に活かすことなどが目的です。
この日はそのための事前のガイダンスが行われました。
はじめての学外の実習ということもあって、どの学生も緊張の面持ちでした。
これまで学んできたことを確かめながら、さらに多くを考えることのできる実りある実習にしてきてほしいと思います。1年生の皆さん、元気でいってらっしゃい!
また、同日、全校で避難訓練も行われました。
就職すれば、自分の身を守るだけでなく、病院職員として、患者様の避難誘導をしなくてはいけません。
備えあれば憂いなし。
イメージをもってしっかり訓練しておくことは大切ですね。
すっかり本格的な冬です。
学校では後期の授業が最終週となりました。
1年生は嚥下障害の授業で飲料にとろみをつける体験をしました。
飲料の液体は口の中やのどを流れる速度が速く、のどでばらばらに飛び散るような動きをするため、機能の低下した方では、むせたりしてスムーズな飲み込みができずに、誤嚥もしやすくなるのです。
そこで、液体の「さらさら」「さーっ」とした感じから、とろっとしてまとまり、口やのどでの動きをゆっくりにかえる「とろみ剤(増粘剤)」の出番です。
今日の体験では、さまざまな飲料に、様々な濃度でとろみをつけてみて、その後、味わいやのど越しも比べてみました。
「レモネード」「キャラメルラテ」「ほうじ茶」「炭酸飲料」「紅茶」「オレンジジュース」などを「とろっ」とさせたり、「どろり」とさせたりして飲み込んでみます。
「とろみの付きやすさに差がある」「時間経過で状態が変化する」「美味しい!」「味が変わってキビシイ‥」「障害で嚥下反射が遅くなってもこれなら対応できそう」など、いろいろ気づいたことがありましたね。
また特別に上手に(?)できたとろみ水を今日が誕生日のクラスメイトに捧げる、など、まことに賑やかに取り組んだ1年生なのでした。
みなさんこんにちは
今日、令和4年度 臨床実習報告会が開催されました。
これは、言語聴覚士科2年間の集大成というべき会です。
2年生の秋口から始まる臨床実習では、病院や発達センターなどの施設において現場の知識や技術を習得します。
この発表会はそこで経験させていただいた症例について、評価、訓練の経過をまとめ、発表し、質疑応答を行うというものです。
実習を通して、多くの知識と技術、経験を身につけてきたことが伝わってきました。拍手!!
実習先でご指導いただいた言語聴覚士の先生、ご協力くださった対象者様、関わってくださった全ての方に感謝いたします。ありがとうございました。
1年生も参加し、積極的な態度で質問をする姿がありました。↓
会の終了後は、お互いの健闘を称え、国試合格に向けた「これからの2か月間がんばるぞ」と誓いあう2年生(と発破をかける教員たち)なのでした。
みなさん こんにちは
いよいよ本格的な冬到来ですね。ここ名古屋も徐々に朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
1年生はただいま「言語発達領域」の演習をがんばっています。学内演習は1年生後期のスタートと同時に始まり、2年生前期終了時までに4領域を順に進めていきます。今はその2領域目です。
学内演習では対象となるお子さんに来校してもらい、言語発達の検査や訓練の実習をします。
その子の発達段階や興味に合わせて、作成したり、選択した教材を使います。事前にやり方を練習したうえで、さあ、本番!
緊張しながらも、いい表情・やわらかい雰囲気を心がけて、お子さんの反応を促していきます。
隣で教員が実施方法や記録の取り方を指導しています。
今日の2回目の実習について、担当教員からのコメントは「度胸もついてきて、いい感じ!」とのことでした。
1年生の皆さん、引き続きがんばってくださいね。
皆さん、こんにちは。
毎年、卒後1年目を中心に行っております卒後研修会ですが、今夕第2回目が行われました!前回の『言語発達障害』の領域に引き続いて、今回は『失語・高次脳機能障害』の領域です。
この卒後研修会は、今年から言語聴覚士としてキャリアをスタートした卒業生が中心になって開催されています。
1年目は自分の臨床が本当に正しいのか、もっとよいやり方はないかと自問自答することもあるかもしれません。
会では困ったことや迷っていることについて、参加者同士や教員と検討を行います。「それはいいね」や「私がうまくいった訓練方法を試してみたら?」、「こんな観点でさらに検討してみたらどうだろう」など、意見が交わされました。さらに教員からも臨床をサポートするコメントがあり、有意義な会になりました。
皆さん、お疲れさまでした。明日からも現場でがんばってください!
皆さん、こんにちは。
すっかり秋らしくなりました。
1年生は先日『AAC体験』をしました。
本校では、毎年、株式会社パシフィックサプライ様を講師としてお招きし、様々なAACの機器を体験する学習の場を設けています。
あなたはAACをご存じですか?
AACとは、Augmentative & Alternative Communicationの略で
日本語では、『拡大代替コミュニケーション』や『補助代替コミュニケーション』と訳されています。
個人が日常のコミュニケーション上の困難を解決するために使う、一連の道具や手段の事を意味しています。
対象者の「できる」能力を活かし、「伝えたい」という気持ちや意欲を育てる関わり、柔軟な発想でコミュニケーションを支えていくことの大切さを学ぶことができたのではないでしょうか。機器の進歩は日進月歩ですから、アップデートする努力も必要ですね。
↑スイッチで動くおもちゃ、録音されたメッセージを再生する装置など、グループで使ってみています。
みなさんこんにちは
最近、学校には2年生の姿がちらほら。
今は2年生は学外での臨床実習の真っ最中です。
本校では2年生になると、9月から11月まで、Ⅱ期・Ⅲ期の実習として病院や施設へ臨床実習に行きます。
今はちょうどⅡ期とⅢ期の間である学生が多く、調べ物や自主学習のために、また「ちょっと行ってみようかな」と学校に姿を見せてくれています。
「おかえりなさい、実習どうでしたか?」という教員の問いかけに対し、お世話になった現場の先生方や勉強させていただいた患者様への感謝の気持ちを報告してくれる姿勢に、実りある学習をしてきたのだなと感慨深いものがあります。
まもなく始まるⅢ期実習へも、元気でいってらっしゃい!
蒸し暑い日々が続いていますね。
前期はもう一息で終わりです。
1年生は初めての試験に向けて、一段と気合の入った様子で授業に取り組んでいます。かね?今日は、ラーメンチェーン店やハンバーグ屋さんやコーヒーショップのお気に入りのメニューの話で盛り上がっていた1年生の皆さん。どうでしょうか・・・。
2年生は前期の学科の総仕上げ、学内演習4領域中ラストの失語症領域の演習活動、2月の国家試験の対策、それから実習にむけての準備をずんずんっと進めています(こちらはほんとうに気合がみなぎっています)。
先日、9月から始まる臨床実習でお世話になる指導者の先生方(病院やクリニックで言語聴覚士としてご活躍の先生方です)をお招きして、実習指導者懇談会が開催されました。今回は対面とオンラインのハイブリッド形式でご参加をお願いしました。
学生は、その後行われた個別面談にて実習前に指導者の先生とお会いでき、疑問点をお伺いしたり、実習に際してのアドバイスをいただいたりしました。
みなさん、こんにちは。
最近の言語聴覚士科の様子をレポートします。
1年生の教室です。
専門科目の一つ、『言語発達障害学』では4月からお子さんのことばの獲得の過程やその障害について学習をすすめてきました。この日は検査の進め方について、講義を受け、検査用具の実物に触れたり、検査用紙の記入の仕方を習ったりしていました。
お子さんが興味をもってくれるように配慮された検査用具。大人がやってみても、なにか楽し気です。
2年生は演習室で、グループで集まって何やら打ち合わせ中です。
1年生から実施してきた学内演習では現在3領域目の『小児聴覚障害』がまとめの期間に入っていて、そして、まもなく最後4領域目の『失語症』が始まります。
学内演習は、障害の当事者であるご協力者様を学内にお招きして、学生が言語聴覚領域の検査や訓練を実習するものです。1年生で行う『構音障害』『言語発達障害』領域に続いて、実施しているもので、いよいよ秋からは、病院など学外の施設に実習に出ます。
この時期は、就職活動なども始まっていますので、慌ただしい日々ですが、2年生はがんばっています。
通学路の生い茂りゆく若葉も皆さんを応援しているかのようです!
今年も満開の桜の中、入学式が執り行われました。
言語聴覚士科では14期生を迎えました。
新入生の皆さんはいろいろな想いをもって入学されたと思います。
これからの2年間、がんばっていきましょう。