萩の花第3クールの1週間という活動も、終わってしまいました。
現地、石巻で実際の被災状況を見て、聞いて、感じてきましたが、なかなか一言で表現することができません。
活動初日、あるスタッフさんから言われた言葉は、「短期の活動であるなら、何かを変えようとかしてあげようとか考えなくていいし、そんなことは難しい。今は、利用者さんのお話を全力で聞いてほしい。そして、情報として伝えてほしい。」ということでした。実際、ボランティアをし、現地の人が話してくれた深いお話を自分だけに心を拓いてくれた…と喜び半分、または抱え込んで帰られる人は少なくないとのこと。。それでは、次の支援に繋がらないと、スタッフさんがおっしゃっていました。
愛知から、短期間の活動に参加し、右も左もわかっていない自分に何ができるのか…と不安でしかなかった時間も、スタッフさんの的確な助言でやるべきことを明確にして活動できたと思います。支援はずっと繋げていくことに意味がある、と感じました。
他に感じたことは、必ずある居場所の大切さです。絶対になくならない居場所、安心して過ごせる人との繋がりがある場所…それらを「全ての人々」に作っていく支援も必要だと感じました。
自分自身の振り返りをただただ述べてしまいましたが、萩の花プロジェクトに参加し、多くの人々に出会って感じたことを他の人々に伝えこれからに繋げていかなければ、と思います。ありがとうございました。(O)
| 2012年03月26日 13:43
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3月23日は、昨日行われた、「あがらいんのお昼ご飯(食事会)」の参加者名簿を作りました。
食事会では配膳のお手伝いや参加者とお話をしました。
私は食事会とは、皆で同じ時間に一斉に食事をするのものだと思っていました。
実際は好きな時間にお越し頂き、思い思いに食事を召し上がっていました。
仮設で知り合った2~5人程のグループが多かったです。
食事会と言っても、出会いの場や、その出会いをどのように繋げていくのか…趣旨や目的が多岐に渡っていると思いました。
また、住民の皆さんは勿論、建設業の方や社協の方、支援員の方などもみえていました。
開成団地は周りに食事をする場が無いことからも、レストランみたいな感じもしました。
実際に見て感じることで、人々の集える場の必要性が増すといいますか…視野が広がったように思います。
5日間、様々な経験をさせて頂きました。たくさん悩んで考えました。
そしてたくさんの出会い、笑顔もありました。
震災から1年が経ち、周囲の見方やボランティア数の減少が危惧されています。
復興って何なのでしょうか。抽象的な言葉ですし、1人ひとり復興の考えが異なるのは確かです。やるべきことはたくさんあります。被災地に行くことが全てではありません。私に出来ることをこれからも、取り組んでいきたいです。
石巻の皆様、CLCの皆様、共同生活を共にしたボランティアの皆様、本当にありがとうございました。(U)
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画像1枚目
食事会の会場準備!
2枚目
今回のメインは肉じゃが。
惣菜販売はきんぴらごぼう。
私のじゃがいも・ごぼう達との戦いの答えです*
3枚目
毎週木曜日が食事会です。
来週分のポスターを作らせて頂き、仮設の掲示板に貼りました。
| 2012年03月26日 13:34
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