Monthly Archives: 5月 2015

【課外活動】「おさんぽクラブ」で新しい仲間つくり

国際福祉開発学部2年の高橋さんを中心に東海キャンパスの学生が
キャンパスや太田川駅周辺を散歩がてらにゴミを拾い、地域の方たちと交流しています。
昨日はファーレ美容室の安江さんと田中さんも一緒に活動しました。ありがとうございました!
新しい出会い、とてもうれしいです!
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皆さんも地域をきれいにしながら「おさんぽクラブ」と一緒に交流しませんか?
本学の学生を見かけたら気軽に声をかけてください!
 
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〒477-0037 愛知県東海市高横須賀御州浜1
0562-33-7118
■定休日  : 毎週月曜日
■受付時間 : 平日am10:00~pm7:00
土・日・祝am9:00~pm5:00

【地域志向科目】「現代福祉」〜いきいき元気推進事業の取り組み〜

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2015年5月26日(火)4限の「現代福祉」(担当:吉村輝彦先生)に、ゲスト講義として、東海市役所の健康推進課いきいき元気推進担当の天木大祐統括主任がきてくださいました。
東海市では、男性の平均寿命が愛知県の他の自治体よりも低いという問題に対して、いわゆる縦割り行政ではなく、さまざまな関係課が横断的に連携をしながら取り組みを展開しています。
平成24年10月より、東海市健康応援ステーションを立ち上げ、「市民が主体的に健康づくりに取り組みやすい生活環境の整備」にとりくんできました。面白いのが、運動や食事だけでなく、お医者さんともつながることで、今ある社会資源をつなぎ合わせ効果的な解決を目指している点です。また、市役所の中だけでなく、若い男性の多くが働く企業にも働きかけを行っています。
では、どうしてこのような横断的な取り組みが実現したのでしょう。それは、ポジティブ・アプローチというあるべき状態から考える手法を用いたワークショップをいろいろな課のスタッフを交えて重ねてきたそうです。
この日の講義では、そのワークショップを体験して、自分のあるべき姿と、そうでない姿を出して、そのギャップを理解したうえで、最後は宣言をし合いました。
天木さんは、始まりから終わりまで、笑顔で楽しく授業を展開してくださり、学生は楽しそうに授業を受けていました。天木さん、どうもありがとうございました。
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探そう!話そう!自慢しよう!ーまちの魅力は市民が決めるー

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5月19日(火)、コミュニティ・ラウンジに、知多市で「やったろーぜ!!楽ちた楽祭実行委員会の委員長の加藤善久さん、NPO法人地域福祉サポートちたの研究員で、知多市で市民活動の中間支援に取り組んでいらっしゃる日比野さんが来訪してくれました。
知多市で取り組み始めた「楽ちた楽祭」は、市民が知多市の魅力を再発見して、それを域外の方にも発信していこうとうことで、市民参加のお祭りとして今年で3年目を迎えようとしています。
ただ、加藤さんからは、参加する人が固定化してきてしまっており、第三回目は、異なる視点をもった参加者に参加してもらい、新たな魅力発見、発信につながるように取り組んでいきたいとのことでした。
今回、6月13日(土)10:00〜12:00 知多市市民活動センターにおいて、NPO法人岡崎まち育てセンター・りた 事務局次長で名古屋工業大学コミュニティ創成教育センター研究員の三矢勝司先生を招き、講和とワークショップを企画されます。(参加費:無料)
知多半島は、「地域の学び場」がたくさんあり、そこに学生が参加できることは大学にとって魅力的であり、強みだと考えています。東海キャンパスができて、知多半島の西岸へのアクセスがよくなったことで、これからの地域の方と学生との化学反応が楽しみです。
参加される方は、加藤さんまで。詳細は、↓コチラ。
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【課外活動】美浜町 host family 英会話

中西ゼミ生を中心に12名の学生が美浜町の国際交流事業の手伝いに行きました。
シンガポールから訪問する小学生をホストファミリーとして受け入れる15家庭に英会話レッスンを行いました。
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関連記事:国際福祉開発学部News & Topics
小学校での国際交流(打ち合わせ)

フードバンクって何?〜地域の人とともに学ぶ〜

地域の勉強会に参加する学生
5月11日(月)19時から知多市市民活動センターの一室で、「フードバンクって何?」という講演会(主催:タイム縁ジョイ)が行われ、国際福祉開発学部1年生4人と、この夏サービスラーニングを行う社会福祉学部の2年生4人と職員2人が参加しました。よる遅くにもかかわらず地域の方も多く参加されていて、学生たちはびっくりしていました。市民活動団体「タイム縁ジョイ」では、定期的に外部講師を招いて勉強会を実施しています。
この日、フードバンク事業を愛知県で行っているNPO法人セカンドハーベスト名古屋と、そのフードバンクの提供を受ける知多市の南粕谷ハウスの石井久子代表を講師に招いておこなわれた講演会は、大変充実した内容になっており、参加した学生からは、「ゼミの先生から言われて参加したが、今の社会の現状を知ることができた。地域の方のいろいろな意見を聞くことができて、とても勉強になった。」「サービスラーニングで行く南粕谷ハウスで、まさかフードバンクを活用して地域のサロン活動が展開されているとは知らなかった。地域という視点で考えていくことの重要さを感じた」と感想を聞くことができました。
フードバンク名古屋の山内事務局長では、「食のセーフティネットをつくる」という思いで、まだ食べられる食品が、食料を必要とする人に流れる「水道管」のような人によるインフラづくりに取り組んでいます。それを築くことで、食品廃棄の問題だけでなく、食を必要とする人に対応できる社会を創ることができるとおっしゃっていました。
現在、日本では、年間500万トン〜800万トンの食料が廃棄されているそうです。この数字は、日本が年間に輸入する小麦の量が年間600万トンと比べてみればどれほど大きな数字かがわかるかと思います。さらに衝撃的なのは、WFP(国際連合食料計画)が、発展途上国に年間に支援する食料品が400万トンと考えると、どれほどの量か創造できると思います。
なぜ、これほどの量が廃棄されるのでしょうか。その大きな要因の一つが、私たちの安全を守る「法律」の存在があります。日本では、賞味期限のいわゆる「三分の一」ルールがあります。賞味期限の三分の一が過ぎた段階で、販売業者に納入されなかった食品は、廃棄されます。さらに、三分の二を過ぎた段階で消費者の手に渡らなかったものは廃棄されます。このように、まだ賞味期限を残しているものを私たちは捨てているのです。また、防災などの備蓄品も期限が切れると交換しなければならず、それらの多くも廃棄されるそうです。
フードバンクはこれら、まだ活用できる食品を様々な企業から集めて、それを効果的に分配しています。しかしながら、フードバンクを行う事業社は全国に30ほどで、その量も年間3000トンだそうです。
フードバンクは、引き取ったものは販売せず、配った先からもお金は取らないことをポリシーで運用しており、すべて寄付によって運営を賄っているため、①取引量が少なく、②運営資金が安定しないせず、③知名度が低いという課題を常に抱えているようです・・・。
もし、興味をもった方は、「フードバンク」について調べてみてはいかがでしょうか。
参考:セカンドハーベスト名古屋
WFP(国際連合食料計画)