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【半田】地域のサロンで学生が教えるスマホ講座を開催しました

今日は半田市社会福祉協議会でサービス・ラーニングをさせていただいている社会福祉学部の学生5名が山ノ神共集館で「学生が教えるスマホ講座」を開催しました。講座内容を決めるにあたっては、学生の一人が以前山ノ神共集館を訪れた際にサロン利用者の方からスマホの使い方を聞かれた経験がきっかけになりました。

講座内容が決まると、学生たちは開催に向けて「どうしたら初めて会うサロン利用者の方と円滑にコミュニケーションがとれるだろうか」ということを主眼に置きながら、講座のプログラムについて話し合いを重ねてきました。
講座では、まずスマホの写真を利用した「GOOD AND NEW」というアイスブレイクを行いました。グループ内で自分のスマホに入っている写真を共有しながら、最近あったいい出来事についてワイワイ話し合いました。その後、ワードウルフという少数派当てクイズを通じて携帯の機能についての印象について話し合いながらコミュニケーションを図りました。

メインの相談会の時間になると、利用者の方からカメラのこと、写真の共有の仕方、パソコンとの連携や電話帳機能についてなどさまざまな質問が学生に対して投げかけられ、学生たちは利用者の方のスマホを操作しながら説明をしていました。終了時間になっても終わらず、時間を延長するほど盛り上がり、講座は終了しました。

サービス・ラーニングに参加した学生の星原将人くんは「将来、コミュニティソーシャルワーカーになりたくて半田市社会福祉協議会でのサービス・ラーニングを希望したけれど、今回実践的に地域のサロンの中に入らせてもらいながら、自分たちで企画し実行することはとても経験になった。実践の中で、想定してたことと違うこともあったけれども臨機応変に対応することの大切さも知ることができた。」と語ってくれました。
今回のサービス・ラーニングをきっかけとして、今後も半田市社会福祉協議会と繋がりながら実践的な取り組みを継続していってもらいたいと思います。

【美浜 社会福祉学部】サービスラーニング~東浦町NPO法人絆~

夏休み期間を利用し、学生が地域でボランティア活動に取り組んだり、さまざまな市民活動に参加しています。その中で、社会を見つめる基本的な力や課題について理解を深め、広い意味で仕事をするために必要なものの見方や判断力を身につけながら、市民性を育むことを目的として、学習に取り組んでいます。
東浦町にある「NPO法人絆」では、今年で9回目となる「絆まつり」が開催されていました。サービスラーニングの最終日となるこの日は、NPO法人絆のスタッフの方や地域のボランティアスタッフに指導を仰ぎながら、学生たちは焼き鳥を焼いたり、「はしまき」を作ったり、焼きそばを作って販売をしていました。はじめて「はしまき」作りに挑戦した学生は、何度も失敗していた様子ですが、時間が経つにつれ、手つきも慣れ、次第に笑顔になりました。一方で焼きそばを担当した学生は、経験者ということで、手慣れた様子で、楽しみながら取り組んでいた様子でした。

最終日はお祭りでの活動でしたが、それ以前は、「デイサービスセンター 絆」「さくさく工房 絆」「地域の縁側 グリーンラソ」の3つの事業所に社会福祉学部2年生7人が分かれて活動をしました。「デイサービスセンター 絆」ではと高齢者と一緒に「箱ずし」を作って食べたこと、「さくさく工房 絆」では、クッキーを作り、おまつりで販売したこと、「地域の縁側・グリーンラソ」では「うどんづくり」に挑戦したとのこと。
NPO法人代表理事の山﨑紀恵子代表理事は、「稼ぐ生活介護」を目指しているとのことで、今回は、「最初から学生に企画から携わってもらった」と話し、様々な経験を通して、「地域を感じてもらえたら嬉しい」と語りました。

【常滑 社会福祉学部】サービスラーニング「NPO法人とこっ子」学生企画

8月29日(水)、サービスラーニングの一環でNPO法人とこっ子の野花で活動している学生が、子どもたちと一緒に遊ぶ企画を行いました。

サービスラーニングとは、1980年からアメリカで始まった教育活動の一つで「社会活動を通して市民性を育む学習」とされています。
本学の社会福祉学部では、「フィールド実践演習」の一環として2年生対象にサービスラーニングを開講しています。学生たちが自発的に地域貢献活動を企画・実施することで、学生に市民社会を形成する主体的な力をつけることや、知多半島の地域活性化につなげること等を目的としています。
この夏休み期間中に学生たちは、ご協力いただいた知多半島内のNPO法人や社会福祉協議会で活動をしています。
8月29日(水)、常滑市にあるNPO法人とこっ子で活動する4人の学生は、子どもたちのために『とこっ子スナイパー』という遊びを企画しました。

 
 
 
 
 
『とこっ子スナイパー』とは、水鉄砲で紙を狙って破り、つるしてあるお菓子を落とすゲームです。学生たちは、どの子も楽しめるよう職員さんたちに相談しながら、ルールづくりや紙の種類、落としやすさなど考えて企画・準備しました。
事前に、職員さんから運用や説明の仕方などアドバイスをいただいてからスタート。
晴天にも恵まれ、安全確保と熱中症対策に気をつけながら、子どもたちはもちろんのこと、自分たちも楽しもうと子どもたちと一緒に自分たちが考えたゲームで遊びました。

 
 
 
 
 
上の段と下の段1つずつ、2個のお菓子をゲットすることがこのゲームのミッション。思い通りにいったりいかなかったりと、歓声や拍手が沸き起こる中、なかなか紙の的に当たらない子には、サポートしながらみんなで汗いっぱい遊びました。
参加した学生たちは、「子どもたちが楽しんでくれて、ゲームもうまくいき、企画として成立してよかった。難易度をもっと工夫した方がよかったという反省点もあるが、全体的にとてもいい経験になった。」と感想を話しました。
ご協力いただいたNPO法人とこっ子「野花」の皆さま、ありがとうございました。

【社会福祉学部】サービスラーニング~野間灯台に灯りを灯せ~


社会福祉学部では、サービスラーニングの手法を用いて学習がとりくまれています。夏休み期間を利用し、学生が地域でボランティア活動に取り組んだり、さまざまな市民活動に参加しています。その中で、社会を見つめる基本的な力や課題について理解を深め、広い意味で仕事をするために必要なものの見方や判断力を身につけながら、市民性を育むことを目的として、学習に取り組んでいます。
その一つのグループは、美浜町で地域活性化に取り組む一般社団法人美浜まちラボで活動しています。8月31日(金)、これまでの活動を踏まえて、11月4日(日)に企画している野間灯台に登れるかプロジェクトで、子どもを対象としたワークショップの企画発表会が知多奥田駅下にあるChabs(チャブス)で行われました。

学生は、当日来場する方の目線に立って企画を考えました。来場者が待ち時間に手持ち無沙汰にならず、さらにその時間を利用して野間灯台を魅力的に発信してもらおうと考えてSNSで楽しく参加してもらえる企画をとして、フレームを作成するなど具体的なアイディアとして提案しました。

(この他にも学生が考えた内容として、美浜町を学ぶ!として食の館や南知多ビーチランドにスタンプラリーで回ってクイズをする案と犯人を探せ!で仮装したスタッフを探しだすことで景品がもらえるなどのアイディアの報告もありました。)

一般社団法人美浜まちラボのメンバーからは、まずは地域の子どもに灯台を親しんでもらいたいので、子どもにも楽しんでもらえる企画になるといいなど、さらなるニーズを聴いた上で企画を考えていくようです。それに加えて観光で来てくれた方にも野間灯台をしって頂くことも、美浜まちラボでは考えてます。
まちラボでは、現在志を共にして共に活動するメンバーを募集しています。
お問い合わせは、美浜町ラボまで。
一般社団法人美浜まちラボホームページ
http://lab380.com/index.html
 

【美浜 社会福祉学部】サービスラーニング~子どもの冒険遊び場で~

夏休み期間を利用し、学生が地域でボランティア活動に取り組んだり、さまざまな市民活動に参加しています。その中で、社会を見つめる基本的な力や課題について理解を深め、広い意味で仕事をするために必要なものの見方や判断力を身につけながら、市民性を育むことを目的として、学習に取り組んでいます。

知多市にあるNPO法人新青樹が運営する冒険遊び場「そうりプレーパーク」で、3人の学生が学びました。学生たちは、まず子ども達と一緒に何をしていくのか、看板を制作しました。
プレーパークでの現地入りを前に、プレーリーダーからロープワークを学びました。そしてプレーパーク到着後、現地を見ながら、何を作るのか3人で話し合いました。東浦町や東海市にある他のプレーパークの視察にも行きました。そして制作する遊具をイメージしていきました。まずは材料となる竹の確保から。サービスラーニング初日は慣れない竹のこぎりの扱いやロープワークで苦労しました。

遊具はツリーハウスを作ることを決め、子ども達と遊びながら、作業を進めました。
「積極性とコミュニケーション力を高め、子ども達だけでなく自分たちも楽しみ、学ぶ」とプレーパークを運営するNPO法人新青樹の理事長 竹内より子さんは、学生たちに伝えていました。

 
最終日は気温が高く、暑さが堪える中、ツリーハウスの最終作業を行いました。理事長の竹内さんに見守られながら、黙々と作業を進め、何とか完成!
「たくさんの子どもが遊んでくれるといいな。」
学生たちはそんな想いを残しながら、サービスラーニングの活動を終えました。

【美浜 社会福祉学部】SL~子どもの冒険遊び場で~

サービスラーニング(SL)とは、1980年からアメリカで始まった教育活動の一つであり、「社会活動を通して市民性を育む学習」のことです。
現在、夏休み期間を利用し、学生が地域でボランティア活動に取り組んだり、さまざまな市民活動に参加しています。その中で、社会を見つめる基本的な力や課題について理解を深め、広い意味で仕事をするために必要なものの見方や判断力を身につけながら、市民性を育むことを目的として、学習に取り組んでいます。
ただ今、知多市にある、冒険遊び場「そうりプレーパーク」では、3人の学生が学んでいます。学生たちは、まず、こんな目標を立てました。

「そうりプレーパーク」の案内看板に貼付


サービスラーニングが始まる前に、この「ひみつきち」の構想を練りつつ、ロープワークを学びました。学生たちは、慣れない作業に苦戦しながらも、子ども達と竹を切ったり、遊んだり、熱心に取り組んでいました。

ロープワークをチェックする学生


慣れない手つきでロープを巻く学生


子どもと積極的にコミュニケーションをとる学生


子どもの竹伐りを見守る


このプレーパークを運営するNPO法人新青樹の理事長 竹内より子さんは、「積極的に子どもたちとコミュニケーションをとるように。また子どもの話をよく聞くように」とアドバイス。子ども達の話を聞き、「ひみつきち」は子どもたちのニーズに対応しながら制作。また、「ひみつきち」を作る上で、「子どもの命を預かる身、間違ったロープワークは命にかかわるので、ダメなものは容赦なく解体します。」と指導を受け、責任の重さを感じながら作業を進めて進めていました。子ども達と作る「ひみつきち」は無事、完成できるといいですね。

【サービスラーニング】合同講義~サービスラーニング先を学ぶ

2016年4月22日(金)、社会福祉学部の地域福祉基礎演習では、6名の担当教員がペアになり、3つのクラスに分かれて実施される合同講義が行われました。この日は、夏季休暇中にサービスラーニングに行く団体と学生とマッチングするために、団体紹介が現場の先生から伝えられました。今年は、知多半島にある35団体でサービスラーニングを受け入れていただく予定です。
山崎ゼミと原田ゼミのクラスでは、NPO法人絆の代表でもある山崎紀恵子先生から、11の団体の情報が学生に伝えられました。学生たちは、現場の取り組みを知り、新鮮な関心を示していました。来週までに学生たちは希望を書いたシートを提出し、3~4人のグループに分かれてサービスラーニングの事前学習を行っていきます。
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山崎先生は、昨日の雨の中、11団体を回り、学生のために写真をたくさん使ったスライドを用意してきてくださいました。
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地域のさまざまな方との出会いが、きっと学生たちの成長にたくさんの刺激を与えてくれることでしょう。
【関連ページ】
サービスラーニング

【サービスラーニング】2016スタート!!

【サービスラーニング2016スタート】
2016年4月8日(金)、社会福祉学部の地域福祉基礎演習では、地域福祉コースの全学生131名を対象にしたサービスラーニングプログラムが今年度もスタートしました。
地域の福祉NPOの現場から3名の教員を招いて6つのクラスに分かれてプログラムが展開されていきます。
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サービスラーニングが専門の村上徹也特別教授からは、「年々サービスラーニングをみているが、学生の社会人としてのマナーが低下してきているように思う。このプログラムを通じて、社会に関心をもって、主体的に社会の課題に解決できる力を身につけてもらいたい」と少し厳しめの言葉が送られ学生たちは気を引き締めて真剣な表情で話に耳を傾けていましたIMG_9316
前期のプログラムでは、グループに分かれて実習先のNPOの方を交えながら、サービスラーニング期間における取組みの計画を立てていきます。これからどんな学生の成長がみられるでしょうか。

【サービスラーニング】学内報告会

2015年12月11日(金)、社会福祉学部地域福祉コースの学生約150名が取り組んできたサービスラーニングを通じた学びの成果報告会が行われました。

日本福祉大学 サービスラーニング

美浜町の地域団体と連携して行ってきたサービスラーニングの岡久美子クラスの報告会では、美浜町商工会と連携してきたMIHAMA F-esで2000人を集めた事例をもとに「美浜の地域に暮らす人たちの温かさとともに、地域の人を集める力が高いということに気が付きました。」と地域に存在する社会的ネットワークとそれに付随する多様な資源の豊かさへの気づきが報告されていました。
明日は、NPO協働型サービスラーニングの学外報告会が企画されており、連携してきたNPOの担当の方を招いて報告会が実施されます。
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Cラボでは知多半島の地域創生を発信しています。美浜・半田・東海の地域連携コーディネータまでお伝えください。
連絡先:info@ml.n-fukushi.ac.jp

【サービスラーニング】「日本福祉教育・ボランティア学習学会」で実践報告をしました

2015年11月14日(土)に山口県立大学で開催された「日本福祉教育・ボランティア学習学会 やまぐち大会」に、社会福祉学部3年の久田李菜さんが参加しました。「サービスラーニング」は1980年にアメリカで始まった教育活動の一つであり、社会活動を通して市民性を育むことを目的とするものです。本学では2009年から社会福祉学部地域福祉コースの2年生を対象にこのプログラムを導入し、知多半島で活動するNPO法人などと連携した協働による学びを展開しています。
久田さんは分科会「大学における福祉教育・ボランティア学習」に参加し、2年生の時に自身が体験した「サービスラーニング」についての実践報告をしました。美浜キャンパスのある美浜町で、障害者の生活支援などを行う「NPO法人チャレンジド」での6日間の活動と、活動を通して学んだことをその後の大学での学びにどう生かしているかを発表しました。

 久田さんは、6日間の地域活動の中で、地域のニーズに合わない提案をしてしまったことを例に挙げ、机上での学びと実際の地域で起こっていることのギャップを知ったことや、失敗しても悲観的に考えるのではなく、どうしてできなかったのか客観的に考える力を身に着けたと発表しました。また、この2年生の時の経験が、3年生で社会福祉士の実習に取り組むにあたって非常に役立ったと述べ「これからの研究や資格取得の学習においても、物事が起こる背景をきちんと捉え、多面的に考えていきたい」と語りました。
学会では久田さんとともに、大学の「地域連携コーディネーター」もサービスラーニングの取り組みについて発表し、地域で活動するNPOと大学が協働して授業を作り、お互いに学びあう日本福祉大学ならではのサービスラーニングの特長について報告しました。会場からは「学生が体験をその後の研究や学習につなげていることが素晴らしい」「日本のサービスラーニングの一つのモデルとなる取り組みだ」といった感想が寄せられていました。

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