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【スポーツ科学部】春季セミナーで4年間学ぶ美浜町を巡る


5月9日(木)、スポーツ科学部春季セミナーが開催されました。スポーツ科学部は、創設3年目となり、今年度新たに3期生194名を迎えました。
日本福祉大学では、すべての学部の1年生科目において地域と関わる学び”ふくしコミュニティプログラム”を展開おり、スポーツ科学部の春季セミナーは、ふくしコミュニティプログラムの一環として取り組まれています。
はじめに藤田学部長からは、春季セミナーに取り組む上で、3つの目標が伝えられました。
①ゼミやゼミの垣根を越えて交流して、4年間共に学ぶ仲間をつくる。
②4年間学ぶこの地域、美浜町のことを知る。
③ルールを守る。
そして、「今回は特に、ルールを守るということを身につけてもらいたい。交通ルールをしっかり守って交通安全に気を付けてください」と学生を送りだしました。

SARUTOを元気よく出発する学生たち


学生は、26グループに分かれ、グループごとに設定された約8kmのコースを歩き、その間に設けられた2つの地域資源である寺社や美術館、宿泊施設などを巡り、共通のゴールである南知多ビーチランドを目指して、スポーツ科学部棟SARUTOを出発しました。

学生たちは、普段なかなか歩くことない美浜町内をめぐる中で町の様子を全身を使って感じていたようです。焼杉板の町並みをぬけて浜辺にで伊勢湾に沿って目的地を目指していました。途中、行き交う住民の方に元気よく挨拶をしている姿が印象的でした。

ゴールである南知多ビーチランドに到着するころには、グループの結束も深まっていたようです。この後、学生と教職員全員でBBQを楽しみ、ゼミごとに準備してきた出し物で、ゼミの垣根を越えた交流が行われました。
日本福祉大学スポーツ科学部では、「スポーツを360°科学する」をコンセプトに、「すべての人々に、スポーツの楽しさと喜びを提供する人材を育成」しています。おそろいの緑のTシャツの後ろには「挑」という文字が刻まれています。仲間とともに大学で学ぶ4年間を通して、美浜キャンパスを拠点にたくさんのことにチャレンジをしていってもらいたいと思いました。

日本福祉大学COC事業最終成果報告フォーラムを開催します


日本福祉大学では、2014( 平成26 )年度より文部科学省「地(知)の拠点整備事業(COC事業)」の採択を受け、知多半島内の自治体や民間団体等と相互に関係を持ちながら地域課題の解決に取り組んで参りました。
今回のCOC事業成果報告フォーラムでは、この5年間の活動実績について報告し、本事業で得た成果・仕組みと持続可能な地域における地(知)の拠点大学のあり方を考えることを目的に開催いたします。多くの方のご参加をお待ちしております。
【開催概要】
日時:2019年2月26日(火)13:30~16:30(受付開始:13:00)
会場:日本福祉大学美浜キャンパス 11号館3階(コミュニティセンターホール)
愛知県知多郡美浜町奥田(名鉄知多新線「知多奥田」駅徒歩すぐ)
参加費:無料
参加対象:地域住民の方、行政・社協・NPO・企業の方、学校関係者・学生の皆さん
ご参加申込みフォーム

【美浜】COCデイ「スポーツによる共生社会の実現にむけて」

2018年12月20日(木)、美浜キャンパスにて、「ふつうの・くらしの・しあわせ」をみつめるイチニチCOCデイが開催されました。
「COCデイ」は、地域で課題解決に取り組む方を講師に迎え、学生が日々学ぶキャンパスの所在地域の現状や課題への理解を深めるとともに、地域の方にも参加していただいてます。
美浜キャンパスでは、スポーツ科学部と全学教育センターが共催「スポーツによる共生社会の実現にむけて」をテーマに開催し、「知多半島のふくし」(担当:全学教育センター 佐藤大介助教)の受講学生、地域住民の方、学校関係者含め200名を超える方が参加しました。

今回はまずミニレクチャー①として、スポーツ科学部学部長の藤田紀昭教授より「日本のスポーツ振興と障がい者スポーツ」として、スポーツ基本法とスポーツ振興基本計画の説明を行いました。
次に、ミニレクチャー②として、長年横浜F・マリノスで、障がい者サッカーの普及と障がい者の社会参画と交流の機会を創出してきた障害者スポーツ文化センター横浜ラポールの小山良隆氏より、障がい者が支えられる側から支える側としてクラブで活躍している実践例を通して、地域における共生社会の実現にむけた視座を与えていただきました。

第2部のシンポジウムでは、「誰もが参加できるスポーツイベントの取り組みと課題」と題し、スポーツ科学部三井利仁准教授のコーディネートのもと、小山良隆氏より「先駆的な取り組みの紹介に続き、半田市健康子ども部スポーツ課 大川泰斗氏、美浜町教育委員会生涯学習課 内田俊也氏、美浜町中小学校体育連盟河和南部小学校 校長 本田和隆氏、愛知県知的障がい者サッカー連盟 事務局長 渡邊寛明氏の計5名より、「知多地域のスポーツ大会等の紹介」をしていただきました。

少子化が進む地域の中で、小・中学校の部活動で団体競技のチームが作れない問題が出てきており、地域社会でスポーツを支える人づくりと仕組みづくりの必要性と課題について事例を交え議論が深められました。

【美浜 スポーツ科学部】「スポーツフィールドワークⅠ」にっぷくはつらつ教室

 11月17日(土)、地域志向科目「スポーツフィールドワークⅠ(担当教員:城川哲也教授、山根真紀准教授、)」を履修している学生が、美浜キャンパス スポーツ科学部棟「SALTO」の体育館で、中高齢者を対象とした『にっぷくはつらつ教室』を実施しました。

この取組は、スポーツ科学部2年の地域志向科目「スポーツフィールドワークⅠ」の一環で、美浜町保健センターの協力のもと、みはまスポーツクラブと共催で行われています。学生たちが、中高齢者を対象にストレッチングや筋力運動、認知トレーニングやレクリエーションなど、毎週土曜日8回にわたって様々なプログラムを実施しています。

学生たちは、当日を迎える前にゼミでリハーサルをし、先生と他の学生たちからの意見や助言を受け修正を行います。そして、当日も開始2時間前から準備と最終確認のリハーサルをしました。

 
 
 
 
 
今回で6回目となる『にっぷくはつらつ教室』は、顔なじみの方も増え、「ここへ来るたびに若返ていく」という参加者を学生たちは笑顔で迎え、受付と健康チェックを行いました。

 
 
 
 

11時スタートです。学生たちの自己紹介の後、準備体操として、ラジオ体操とチューブを使った筋力トレーニングを行いました。一つ一つの動きがどこの部位に効いているのか、参加者はできているか、様子を確認しサポートながら進めていきます。

 
 
 
 

 
次に体が温まってきたところで、コグニサイズです。コグニサイズとは、英語のcognition(認知)とexercise(運動)を組み合わせてcognicise(コグニサイズ)として開発されたもので、「あたま」と「からだ」の体操を同時に行います。
学生たちが考えたコグニサイズのプログラムで、リズム良く頭と体を動かしました。

 
 
 
 

続いてドッチビーを使ったレクリエーションです。ドッチビーとは、布製のフライングディスクです。練習では、学生たちが投げ方やまっすぐ飛ぶコツをレクチャーしながら、ドッチビーでキャッチボールを行いました。ドッチビーに慣れたら、グループ対抗のゲームです。参加者と学生の混合チーム、4つのグループで、2つのゲームを行いました。参加者も学生も終始笑顔で、思い切り走り、汗を流しました。


 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

最後にクールダウンです。すぐに座ろうとする参加者の筋肉をほぐすために、体育館一周のウォーキング、その後ストレッチングをしてこの日のプログラムは終わりました。


 
 
 
 
 
参加者は、「学生さんたちが上手にサポートしてくれて、頭と体を動かすことができ、楽しませてもらった。一生懸命で分かりやすい説明だった。若返りました。また参加します。今後も続けてほしいです。」と感想をいただきました。
今回プログラムの企画運営をした学生の1人、中塚早紀さんは、「回数を重ねたことで、参加者の様子や運動能力を踏まえ、前回より難易度を上げて楽しめる内容を考える事が大変だった。難しいプログラムだったけど、参加者が前向きに取り組んでくれ、楽しそうだったのでよかったです。」と感想を話しました。

【美浜】スペシャルオリンピックス日本ナショナル大会合宿ボランティア

2018年9月22日~24日、4年に一度開催されるスペシャルオリンピックス日本の夏季ナショナルゲーム大会が愛知県で開催されました。全国から知的障害をもつアスリートたちが愛知に集まり、全13種目において、日頃のトレーニングの成果を競い合い、全国のアスリート・コーチ・ボランティアが交流・親睦を深める機会として開催されました。
この大会では、全国から約1000名のアスリートと約500人の役員・コーチが参加して、延べ4500人のボランティアが大会の運営を支えています。日本福祉大学からは教職員とスポーツ科学部と社会福祉学部の学生合わせて約120名が宿泊ボランティアとして参加をして、3日間にわたり宿泊会場の一つとなった美浜少年自然の家において、競泳・ボウリングのアスリートとコーチ併せて約500名の受け入れを行いました。

学生たちは、アスリートの出迎えや受付、入浴や食事といった、いわば裏方となり、アスリートや選手たちが大会での緊張感で疲れた体をリラックスしてもらい、次の試合に臨めるように、企業ボランティアと3名のリーダー学生を中心に宿泊施設の運営が行われました。

2日目は、予定していたよりも1時間も早くアスリートたちが到着する想定外の出来事が発生しましたが、先に入浴を済ませてもらうように臨機応変に対応しました。食事では、お腹を空かせたアスリートたちが限られた食堂スペースに押し寄せてしまいましたが、学生たちは配膳や下膳、席の確保などを行い円滑に食事をとれるようにサポートしていました。帰り際に「ありがとう」「明日も頑張ってきます」と感謝される姿は、とても満足感に満ちているように見えました。また夜間は、アスリートたちが施設外に出ていかないように見回りを行うといった活動も経験しました。
学生たちは、「大変だった」と口々にしていましたが障害をもったアスリートとのふれあいを通して、支援する役割を全うした達成感を強く感じていました。3日目まで参加した学生は、活動後バスにのり2限の授業に笑顔で向かっていきました。
本活動には、学生の移動費などに日本福祉大学後援会の「学生への教育活動における支援を目的とした特別支援事業」が充てられています。後援会のみなさま、ありがとうございました。
 

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スペシャルオリンピックス宿泊ボランティア

スペシャルオリンピックスについて

【美浜】スペシャルオリンピックス宿泊ボランティア説明会


2018年7月12日(木)、スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・愛知の事務局から2名の方が美浜キャンパスに来学され、2限と3限の時間の2回に分けて説明会を開催し、スポーツ科学部と社会福祉学部から約100名の学生が参加をしました。
スペシャルオリンピックスは、知的障害のある人たちに継続的なスポーツトレーニングとその発表の場である競技会の提供を使命とし、活動を通して彼らの自立と社会参加を促進し、生活の質を豊かにすることを目的に活動しています(※1)。
今年度開催される第7回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲームは、来年度アラブ首長国連邦で開催される世界大会の選手選考もかねて開催される大会で、美浜キャンパスが位置する美浜町の美浜少年自然の家がアスリートとコーチの宿泊先になっています。

はじめに学生たちは、プロモーション動画を通して、スペシャルオリンピックスの沿革や理念、活動の目的を学びました。その後、事務局の大須賀さんから宿泊ボランティアの説明を受けて、「アスリートたちのキラキラした目が印象的だったと思う。わたしたちは、そのアスリートたちが日頃のトレーニングの成果を十分に発揮できるための環境を整えることが役割」と、学生に宿泊ボランティアの意義を伝えていただきました。最後に、「大会のコンセプトが『超える歓び。』ですので、学生のみなさんにもこの大会での経験を通じて、今までの自分を越えてチャレンジをしてほしい」と事務局からの想いが伝えられました。
学生たちは、真剣な表情で、終始説明に耳を傾けていました。学生たちは、9月22日から24日に大会が開催されるのに合わせて、美浜少年自然の家で、アスリートとコーチ陣あわせて300名の受け入れのための宿泊ボランティアに臨みます。
3年前にスペシャルオリンピックス愛知のブロック大会の宿泊ボランティアに携わって以降、事務局と大学とのコーディネートを行ってきた全学教育センター地域連携教育コーディネータの佐藤大介助教は、「宿泊ボランティアは、見えない部分で選手たちを支える大事な役割。日本福祉大学で学んでいることを活かす場になる」と話してくれました。
※1 スペシャルオリンピックス公式ホームページ
http://www.son.or.jp/activity/index.html

【美浜】スポーツ科学部春季セミナー 美浜町ウォークラリー


4月26日(木)、スポーツ科学部の春季セミナーが開催されました。この春季セミナーは、ふくしコミュニティプログラムの一環です。日本福祉大学では、すべての学部の学生が1年生科目において地域と関わる学び”ふくしコミュニティプログラム”を展開しております。
今年は、188名の新入生が24グループに分かれ、これから4年間を過ごす美浜キャンパス周辺約10kmのウォークラリーを行い、チェックポイントを巡りミッションを達成します。
当日は、真っ赤なお揃いの学部Tシャツを着て、晴天のもと元気よくスタートしました。

地元の人たちに挨拶しながら、体育館や小学校、海水浴場や美浜町の観光スポットなどを巡り、日差しが照りつける中、チームで声を掛け合い歩く姿が印象的でした。
 
  
約3時間のウォークラリーのゴールは、全コース南知多ビーチランドです。出迎えた教職員と共にグループでBBQを楽しみました。共に汗を流し、同じ釜の飯を食べたことで、ますます仲が深まったように感じました。

その後、春セミ企画として、名刺交換やゼミ発表が行われ、学部の一体感が高まったようです。
おそろいの赤いTシャツには、金澤翔子本学客員准教授による「挑」の文字が刻まれています。
2年目を迎えたスポーツ科学部の今後の挑戦が楽しみです。

【全学】目指せ!「ふくし・マイスター」

本学は、「建学の精神」のもと「地域に根ざし、世界を目ざす『ふくしの総合大学」として、地域社会と時代が求める人財を養成しています。
 その一環として、学部科目と全学共通科目による体系的な地域連携教育で「ふくし・マイスター」を養成しています。(※2015年度新入生より対象)

「ふくし・マイスター」とは、地域の課題を理解するとともに、生涯を通して地域と関わりながら暮らす市民としての基礎力、地域課題を見据える「ふくし」の視点を身につけ、「身をもって」地域課題の解決に取り組むことができる人のことです。
 この度、地域活動を積極的に取り組み、「ふくし・マイスター」を目指している学生にインタビューをしました。各学部、特色のある取り組みをして、学びを深めています。
※画像をクリックすると、インタビュー動画をみることができます。(本学アカウントのみ)

   
  
「ふくし・マイスター」になるには、2つの条件が必要です。
①「所属学部+全学教育センター」の「地域志向科目」の中から、卒業時までに10科目20単位以上修得すること。
②1年次から4年次まで、毎年リフレクション(ふりかえり)を実施すること。
学びを積み重ね、「ふくし社会」を担う力を高めた学生には、卒業時に「ふくし・マイスター」の修了証が授与されます。

地域と関わり、活動を通して学びを深め、リフレクションを積み重ねて「ふくし・マイスター」を修得することで、得られるメリットがあります。
学生生活を通して地域と関わることで、視野を拡げ専門的な学びを深める機会がここにあります。その経験は、就職活動や自分の将来にも活かすことができます。自分なりの「ふくし・マイスター」を語り、地域社会と時代が求める人財として活躍することを期待しています!
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Cラボでは知多半島の地域創生に資する取組で、学びの機会となる情報を学内外に紹介しています。Cラボ美浜・半田・東海の地域連携コーディネータまでご相談ください。
連絡先:info@ml.n-fukushi.ac.jp

「日本福祉大学COC中間成果報告フォーラム」開催します!


この度、「日本福祉大学COC中間成果報告フォーラム」を開催することとなりました。
本学は、2014(平成26)年度より、文部科学省「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の採択を受け、本年度で4年目を迎えています。
本学が目ざす「持続可能な『ふくし社会』を担う『ふくし・マイスター』の養成」で、これまで知多半島の自治体や地域の皆様と相互に関係を持ちながら進めてきた地域課題に向けた取り組みを振り返り、COC事業に関する成果や課題をあらためて共有する場となれば幸いです。

皆様のご参加をお待ちいたしております。
開催概要
日時:2017年9月8日(金)13:30~16:30(受付開始:13:00)
会場:日本福祉大学 東海キャンパス C201教室
東海市大田町川南新田229(名鉄「太田川」駅徒歩5分)
※公共交通機関をご利用ください。
参加費:無料
参加対象:地域住民の方、行政・社協・NPO・企業の方、学校関係者・学生の皆さん
ご参加申込みフォーム
https://goo.gl/forms/0rOHLFM7TXvCvLeg1

【スポーツ科学部】美浜町をウォークラリー

2017年4月「スポーツの力を人々の幸せに生かし、社会の発展に寄与すること」をミッションとした日本福祉大学スポーツ科学部がスタートしました。
4月20日(木)、スポーツ科学部の春季セミナーが開催されました。196名の新入生が18グループに分かれて美浜町の体育館や保育所、駅や海水浴場といったスポットを巡りました。それぞれ10km以上のコースが設定されていて、道行く人に元気にあいさつをしながら仲良く歩く姿がとても印象的でした。

最終目的地の、南知多ビーチランドにつくと、出迎えた教職員と共にグループでBBQを楽しみました。共に汗を流し、同じ釜の飯を食べたことで、ますます仲が深まったようです。ある教員は、この時間のために、朝からタケノコを堀ってきて、竹筒を利用して炊いたタケノコご飯をみんなに振舞っていました。

その後、クラスごとに考えてきたレクリエーションを披露し合い、学部の一体感が高まったようです。おそろいの青いTシャツには、「挑」の文字が刻まれています。教員と学生の距離が、本当に近く、これから新しい学部でどのような学びが展開されていくのかとても楽しみに感じました。