Monthly Archives: 7月 2019

【半田】春扇楼末廣の活用提案を行いました

7月19日(金)に建築バリアフリー専修3年生の学生が取り組んできた春扇楼末廣の活用提案を行いました。生憎の天候にもかかわらず一般の方々も30名程集まり、学生の発表に耳を傾けていただきました。

今回発表を行ったのは6名。学内での選考を経て、今回の登壇となりました。1階部分をシェアスペース、2階部分をイベントスペースとして活用する場合、どんな利用が考えられるかという課題の中、パフォーマンスレストラン、地域連携拠点、大学の実践型サテライトキャンパス、託児所付き多文化共生センター、企業の研修センター、耐震コアを活かしたシェアスペースという提案がなされ、それに対して一般の方々からたくさんの質問やご意見をいただくことができました。

学生たちは、今回発表できなかった学生も含めて、リサーチ段階から高い熱量で取り組みを進めてきました。
JR半田駅前では、これから数年かけて鉄道高架事業やそれに伴う再整備事業が進んで行きます。これからプランニングが進んで行く中で、今回の学生たちの取り組みや発表が、そういったプランニングのいい契機となって、活発な議論がなされることを希望します。

なお、春扇楼末廣のご好意により、8月10日(土)の夕方から夜にかけて、末廣を開放しながら今回の学生たちの作ったパネルや模型を自由に見ていただく機会をいただきました。

当日は近くの半田運河でキャナルナイトというイベントも開催されていますので、キャナルナイトのついでに学生たちの発表内容もご覧いただくことができます。
またたくさんの人にご覧いただければ幸いです。

【半田】半田市の観光について学びました

7月4日(木)に社会福祉学部の佐藤ゼミの1年生10名が半田市の観光について学びました。
 学生たちは名鉄知多半田駅から半田運河周辺のまち歩きをした後、アイプラザ半田へ移動し、8月に実施されるイベント「半田運河キャナルナイト」で展示されるヒカリノ箱づくりに挑戦しました。

今回挑戦したヒカリノ箱は、市民参加型で会場の光の演出を行うもので、昨年度から実施されています。今年もワークショップを開催しながら、150人の方に協力いただく予定になっているそうです。
観光と福祉、一見すると全く異なるフィールドのような気がしますが、観光産業の中で言われる「関係人口」という言葉や、今回の「市民参加型」という言葉は、すべての人が地域で安心・安全に暮らすことのできる地域包括支援体制と合い通じる部分があるような気がします。
今回学んだことがいつか福祉の分野でも活かせる日が来ることを期待しています。

【東海】東海市立三ツ池小学校で福祉実践教室に参加しました。

6月29日(土)に開催された福祉実践教室は、東海市と東海市社会福祉協議会が中心となって運営されており、協力として、本学の知(地)フィールドである「オレンジフェスティバル実行委員会」5名のほか、三ツ池小学校区の地域支えあい活動団体、民生委員の方なども参加しました。
この日、社会福祉学部1年の井上紀和さん、経済学部2年の鈴木里奈さん、看護学部4年の近藤雅俊さんの3名の学生が参加しました。

事前に東海市社会福祉協議会、オレンジフェスティバル実行委員会の皆様と打ち合わせをし、役割分担や当日の実施内容について確認しました。この日は、認知症サポーター養成講座として、本学の学生は、寸劇に挑戦したり、認知症啓発の紙芝居の披露を行いました。学部やキャンパスが異なっているため、十分な学生同士の調整は難しかったようですが、子どもたちに認知症紙芝居の読み聞かせの経験のある看護学部の近藤さんがリーダーシップを発揮し、無事、任務を終えました。その後、行方不明高齢者捜索模擬訓練では、路上での児童の見守りも行いました。

今回、この事業は、行政・地域団体・大学と協働し、初めて市内の小学校で実施されたとのことで、参加した地域の方々は、今後の展開に期待をしている様子でした。