Tag Archives: 子ども発達学部

【東海】知多市の市民活動団体と学生が協働でワークショップを開催


知多市の市民活動団体「ちたざっくやろう会」(代表:日比野徳男さん)では、知多市で「ざっくばらん」に、もの・こと・ひとがつながっていくことを目指して、竹灯籠の制作やワークショップの開催など行っています。8月3日に開催された「ちたざっくVol.17 」では、「見えない疾患・障害啓発プロジェクト」代表で、本学の社会福祉学部2年酒井晃太さんが登壇し、プロジェクトの説明を行いました。

見えない疾患・障害啓発プロジェクト」では、「サポートハートマーク」の周知を活動としています。この「サポートハートマーク」は「へルプマーク」の逆バージョンで、「困っている人を助けたい」という方が身に着けることで、障害や病気を抱える方といった支援を必要としている人(当事者)が、マークを身に着けている人に「手伝ってください」と声をかけやすくして、
当事者が安心して過ごせるようにするためのマークです。多くの方にこの「サポートハートマーク」を付けてもらい、「助けが必要な方、お手伝いします」と言う意思表示をしてもらう人を増やしたいという思いで活動しています。また、酒井さんは、広くサポーハートマークを知ってもらうために、「サポートハートマーク広げ隊、自転車で知多半島一周プロジェクト」を計画し、事業所に周知のお願いをしたり、現在の活動費が酒井さんのアルバイト代から捻出していることや、全国の方々に知ってもらえることも考えて、クラウドファンディングにも挑戦するとお話ししました。酒井さんの説明の後、ワークショップとなりました。本学の学生が中心となっているプロジェクトチームメンバーは各グループに入り、進行を担いました。まずは、参加者に画用紙を渡し、名前、住所、「私の熱中症対策」を書いていただき、それを使って自己紹介をしました。その後グループ毎にサポートハートマークを普及させるためのアイデア出しを行いました。。最後に各グループで話されたことをそれぞれ発表していきました。

この日、登壇した社会福祉学部の2年の酒井さんは「発表では人前であまり話をしたことが無いのでとても緊張した」と振り返りました。また、この会を運営している日比野徳男さんは、「今回は学生、障害をお持ちの方など新しい顔ぶれも多く楽しい会になりました、多くの人を巻き込みながらヘルプマークの活動と一体になった取り組みになれば良いな」とお話しいただきました。
酒井さんの出身地、愛知県東郷町の役場職員さんのほとんどは「サポートハートマーク」身に着けていて、啓発をしています。本学の学生が中心となって取り組む「見えない疾患・障害啓発プロジェクト」「困っている人を助けたい」の意思表示、「サポートハートマーク」普及活動のご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

【美浜】ふくしフィールドワーク実践「㋯んなで㋩っしんする㋮ちづくり」

2月16日(土)から18日(月)全学教育センター開講科目の「ふくしフィールドワーク実践(美浜)」(担当:植田真帆スポーツ科学センター助教)が開講されました。この科目は、文部科学省「 地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」に採択された取り組みで、知多半島の市町の地域課題の解決に向けて、学部横断的に多職種・多分野連携のあり方を学ぶことを目的としています。
美浜キャンパスでは、社会福祉学部、子ども発達学部の学生が参加し、「ふくしスポーツを核にした地域の関係づくり―異年齢間の交流を通じて―」をテーマに、美浜町民を対象としたスポーツやレクリエーションでの交流を通して、地域のつながりを深めることができるプログラムの企画・準備・運営を行いました。

本科目の導入講義が1月12日(土)に学生(社会福祉学部、子ども発達学部)とみはまスポーツクラブ ボッチャサークルのメンバー、南知多ビーチランドの職員が参加し、オリエンテーションが行われ、グループワークやボッチャ体験を通じて地域の方と交流をしながら、2月17日に実施するイベントの打合せを行いました。

2月16日(土)は、美浜町スポーツ推進委員会が主催するカローリング大会に参加し、準備や受付も一緒に行いました。カローリングとは、氷上のカーリングをフロアに置き換えたスポーツです。「誰もが気軽にできるカローリングを通じて美浜町を元気にしたい!」というスポーツ推進委員さんの熱い思いを形にした第1回大会は、学生含め約50名が参加し、楽しみました。学生は「はじめてやるスポーツで、ルールも難しかった。点数は取れなかったけど、楽しかったし、子どもからお年寄りまで楽しめるスポーツだと思った。」と感想を話しました。
 
その後、翌日の南知多おもちゃ王国の共催で開催する「おやこでランRUNスクール」イベント準備を行い、2月17日の当日を迎えました。
その様子はコチラ↓の写真をクリック
2月18日のふりかえり講義では、「第1回カローリング大会」と「おやこでランRUNスクール」の2つのイベントの企画・運営を通して、自分たちが感じた美浜町の地域の良さ・強み、経験からの学び、そして課題について話し合いを行いました。全員が「準備の大切さや行動すること、他者との協力することの重要性を感じた」と話しました。
 
そして今回、地域課題の解決に向けて、学部横断的に多職種・多分野連携のあり方を学ぶ取り組みとして、各専攻を活かした役割分担ができ、参加者に支えられイベントを成功させることができました。参加した学生は、「実際に地域の方と関わって、高齢者が元気で、みなさん温かい人だと感じた。地域住民が地域の人のために一生懸命動いていることが分かった。もっと団体同士の横の繋がりができたら、さらに良くなるのではないかと思う」と感想を話しました。
また植田助教は、「地域コミュニティを活性化するためには、いろんな分野の人と人が繋がり、地域の中にある資源(人材や施設等)を発見し、それを活かす取り組みが必要である。今回の講義では“スポーツ”をキーワードに地域を知り、調べ、関わり、“具体的に動く”ことで学びを深めてきた。スポーツは、年齢や性別、障がいや国籍を問わず多様な人々の交流を深めることが可能である。今回の経験を通して、地域の繋がりをさらに広げ深める“結ぶ力”を培うきっかけにしてほしい」と学生への期待を話しました。

日本福祉大学COC事業最終成果報告フォーラムを開催します


日本福祉大学では、2014( 平成26 )年度より文部科学省「地(知)の拠点整備事業(COC事業)」の採択を受け、知多半島内の自治体や民間団体等と相互に関係を持ちながら地域課題の解決に取り組んで参りました。
今回のCOC事業成果報告フォーラムでは、この5年間の活動実績について報告し、本事業で得た成果・仕組みと持続可能な地域における地(知)の拠点大学のあり方を考えることを目的に開催いたします。多くの方のご参加をお待ちしております。
【開催概要】
日時:2019年2月26日(火)13:30~16:30(受付開始:13:00)
会場:日本福祉大学美浜キャンパス 11号館3階(コミュニティセンターホール)
愛知県知多郡美浜町奥田(名鉄知多新線「知多奥田」駅徒歩すぐ)
参加費:無料
参加対象:地域住民の方、行政・社協・NPO・企業の方、学校関係者・学生の皆さん
ご参加申込みフォーム

【美浜 子ども発達学部】ふくしコミュニティプログラム「知多半島についての理解を深める」

2018年11月7日、美浜キャンパス 子ども発達学部の「総合演習Ⅱ」において、ふくしコミュニティプログラムが行われました。
日本福祉大学では、すべての学部の学生が地域と関わる学び「ふくしコミュニティプログラム」を展開しており、地域のフィールド学習を行っています。
今回の合同講義は、愛知県美浜町観光協会事務局長の原雅弘さんにゲスト講師としてお越しいただき、『知多半島についての理解を深める』をテーマに知多半島の魅力、特にキャンパスのある美浜町の概要や歴史、観光について話していただきました。
最近美浜町は、新旧の観光地や新名物などでマスメディアに取り上げられる機会が多くなり、その事例もお話ししてくださいました。また今回は、子ども発達学部の合同講義ということもあり、将来子どもと関わる仕事を目指す学生が、地域で学ぶことのできるフィールドのご提案をいただきました。

 
 
 
 
 
担当の赤石憲昭准教授は、「大学入学をきっかけにこの地に来た学生も多いと思います。キャンパスのある 美浜町の魅力を知り、大学生活に彩りを添え、より豊かにしてほしい。」とお話しされました。
講義を受けた学生の1人塙博文さんは、「南知多町に住んでいて、昔からいつも見ている豊浜漁港や野間灯台がすごくきれいだった。南知多から出たくないけど、将来就職や結婚で出ることになっても好きでいようと思います。地元の魅力を再発見しました。」と感想を話しました。

【東海】レゴ東海市魅力発信・交流プロジェクト

レゴ東海市魅力発信・交流プロジェクトは平成30年度大学連携まちづくり推進事業で採択された事業で、東海キャンパスのディズニーサークルDTCが東海秋まつりの企画「わくわく☆クルマフェスタ」の一つのアトラクションとして実施しました。

ディズニーサークルDTCは東海キャンパスから経済学部、国際福祉開発学部、看護学部と美浜キャンパスから社会福祉学部、子ども発達学部の学生で構成されていて、この日は12人の参加となりました。直近では、週に3日ほどの活動で、見本となるレゴ作品を作ったり、レゴの仕訳を行なったり事前準備を進めてきました。イベント当日は雨が吹き込み、肌寒い一日となりました。学生たちは寒さを堪えながら対応しました。参加した約60組は自由な発想でレゴで遊んでもらい、作品と一緒に写真を撮ったり、思い思いにレゴに触れ、楽しんでいました。

活動を終えて、東海市への報告業務を行っていきます。サークルの代表者の国際福祉開発学部2年の平田陽也さんは、「地域に根付いた活動ができてよかった」と振り返りました。また、サークルの今後の展望については、「『ディズニーサークル』は全国の大学で存在するが、日本福祉大学らしいディズニーサークルを意識していきたい」と語りました。

【美浜 子ども発達学部】ふくしコミュニティプログラム「大学生の防災力を高めるワークショップ」


2018年7月4日、美浜キャンパス 子ども発達学部の「総合演習Ⅰ」において、ふくしコミュニティプログラムが行われました。
日本福祉大学では、すべての学部の学生が地域と関わる学び「ふくしコミュニティプログラム」を展開しており、地域のフィールド学習を行っています。
今回は、『大学生の防災力を高めるワークショップ ー「地震」と向き合うためにー』をテーマに、日本福祉大学非常勤講師で、企業・自治体等で防災コンサルタント業務にも従事しておられる防災士の下本英津子先生をゲスト講師に迎え、合同講義を実施しました。
はじめに担当の赤石憲昭准教授から、「南海トラフ地震は、30年以内に70~80%発生する確率があると言われている。実際に起きた時に、備えがあるかないかで命にかかわることになる。今回の講義は、命を守るための大きな分かれ目となる重要なことであるから、自分の基本的な生活パターンをイメージして再確認すること。」とお話しされました。

下本英津子先生は、防災チェックシートを用いて、[大学生×自助][大学生×共助][大学生×災害弱者]という観点から、学生が自分自身の防災力の現状把握を行いました。そしてその事例や現状を解説し、学生自らの防災力を高める必要性がある。誰でも「災害弱者」になり得るからこそ、日ごろから地域で顔が見える関係性を構築しておくことが大切であることを伝えました
  
講義を受けた学生の1人 野村樹さんは、「この地域で、いつか地震が起こることは知っていました。今日の講義を聞いて、改めてその可能性が高まっていることを再認識しました。帰宅したら早速、家具の固定や食糧・水の備蓄、避難場所・連絡方法など家族と確認しようと思いました。」と感想を話しました。
下本英津子先生は、「地震は必ず起こる。ただし、私たちの意志と選択によって、地震の被害の大きさを左右することはできる。今日の学びを自分の防災力を高めるきっかけにして欲しい」と話しました。

【半田】ふくしフィールドワーク実践「一人の暮らしを皆で支える地域包括ケア」

 
社会福祉学部、子ども発達学部、看護学部の学生11名が、「一人の暮らしを皆で支える地域包括ケア」を学ぶために混成でチームを作り、半田市社会福祉協議会の方々にご協力いただきながら、対象者をアセスメントし、「病気や障がいをもつ方の支援プラン」の作成を行いました。
 
2018年2月26日(月)実際のケースに関わっている支援事業所を訪問し、支援する側の方々からお話を伺いました。また、翌27日(火)は要支援者の方のお宅へ訪問させていただき、要支援者の方のこれまでの暮らしや、今考えていることなどのお話を伺った上で、チームごとに支援プランを検討していきました。

チーム内での話し合いについては、各学部で学んでいることの違いを感じながらも、様々な視点からの考えをまとめる合意形成の難しさや、お互いの考えを尊重し、要支援者のためにそれぞれの専門性において知識を補い合うことの重要性などを学ぶことができました。

28日(水)には振り返り講義では、半田市社会福祉協議会の方々を前に自分たちが立案したケアプランの発表を行いました。
地域社会の中での実践的なフィールドワークによって、多職種と協働できる人材を育てるこの「ふくしフィールドワーク実践」。
地域包括ケアの重要性が叫ばれている現在において、将来的に一緒に働くであろう専門職同士が学生の頃から互いを認め合い、一緒に学習する意義は非常に大きいはずです。

【全学】目指せ!「ふくし・マイスター」

本学は、「建学の精神」のもと「地域に根ざし、世界を目ざす『ふくしの総合大学」として、地域社会と時代が求める人財を養成しています。
 その一環として、学部科目と全学共通科目による体系的な地域連携教育で「ふくし・マイスター」を養成しています。(※2015年度新入生より対象)

「ふくし・マイスター」とは、地域の課題を理解するとともに、生涯を通して地域と関わりながら暮らす市民としての基礎力、地域課題を見据える「ふくし」の視点を身につけ、「身をもって」地域課題の解決に取り組むことができる人のことです。
 この度、地域活動を積極的に取り組み、「ふくし・マイスター」を目指している学生にインタビューをしました。各学部、特色のある取り組みをして、学びを深めています。
※画像をクリックすると、インタビュー動画をみることができます。(本学アカウントのみ)

   
  
「ふくし・マイスター」になるには、2つの条件が必要です。
①「所属学部+全学教育センター」の「地域志向科目」の中から、卒業時までに10科目20単位以上修得すること。
②1年次から4年次まで、毎年リフレクション(ふりかえり)を実施すること。
学びを積み重ね、「ふくし社会」を担う力を高めた学生には、卒業時に「ふくし・マイスター」の修了証が授与されます。

地域と関わり、活動を通して学びを深め、リフレクションを積み重ねて「ふくし・マイスター」を修得することで、得られるメリットがあります。
学生生活を通して地域と関わることで、視野を拡げ専門的な学びを深める機会がここにあります。その経験は、就職活動や自分の将来にも活かすことができます。自分なりの「ふくし・マイスター」を語り、地域社会と時代が求める人財として活躍することを期待しています!
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Cラボでは知多半島の地域創生に資する取組で、学びの機会となる情報を学内外に紹介しています。Cラボ美浜・半田・東海の地域連携コーディネータまでご相談ください。
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【半田】新美南吉記念館で子供向けワークショップを開催

3月21日(水・祝)に新美南吉記念館で「菜の花と春の電車」というイベントが開催され、子ども発達学部の江村和彦ゼミの学生たちが子供向けワークショップを開催しました。

あいにくの雨で屋外の開催予定だった企画は中止となり、子供向けワークショップは屋内での実施となりましたが、たくさんの子供たちが参加してくれていました。

 

 
 
 

 
 
 
今回のワークショップでは、新美南吉記念館のイメージに併せて、紙とストローで作るちょうちょ・紙皿と割り箸とストローで作る風車・牛乳パックとストローで作る竹とんぼの3種類を作ることができ、雨が小雨になった屋外では、作った風車で楽しく遊ぶ子どもの姿が見られました。
 
 
 
 
今回のワークショップのスタッフとして参加した新4年生の湯地宏成くんは、「雨で残念だったけど、参加してくれた子たちが遊んでいる様子を見て、教えた甲斐があったと感じました。」と教えてくれました。
湯地くんは将来施設の職員として子どもと関わり合いながら働くことを夢見て頑張っていますが、子どもの反応や親御さんの反応を見ながら実践的な学びができていることに充実感を漂わせていました。

【美浜】ふくしフィールドワーク実践「ボッチャdeエクササイズ」

2018年2月25日(日)、本学美浜キャンパス体育館にて、経済学部、社会福祉学部、子ども発達学部などの学生5名が、「ボッチャdeエクササイズ」を実施し、美浜町の子どもからシニアまで約30名が参加しました。
このイベントを企画・実施した学生たちは、全学教育センター配当科目「ふくしフィールドワーク実践[美浜](担当教員:植田真帆助教)」を履修するメンバーです。この科目は、文部科学省 地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)に採択された取り組みで、知多半島の市町の地域課題の解決に向けて、学部横断的に多職種・多分野連携のあり方を学ぶことをねらいとしています。
ふくしフィールドワーク実践[美浜]では、「ふくしスポーツを核にした地域の関係づくり―異年齢間の交流を通じて―」をテーマに、学生たちが「スポーツが苦手でも楽しく、笑顔になれるレクリエーション」として、異年齢交流ができるイベントの企画をみはまスポーツクラブ「ボッチャサークル」のメンバーと一緒に考えました。
イベントを開催する前の学生たちの美浜町のイメージは、「高齢者と学生しか見かけない」「遊ぶ場所がない」「公共交通機関が少なく不便」「自然しかない」「変化がない」など全体的に子どもが少なく静かな印象を持っていました。
今回は、異年齢が参加するイベントの企画・運営で、なおかつ「ボッチャ」を初めて体験する参加者もいる中、どうしたらみんなが笑顔で楽しんで参加してくれるか、1日の流れやルール、役割分担などしっかりと準備をしこの日を迎えました。
 
そして当日は、地域の老若男女30名を超える住民が参加し、イベントがスタートしました。まずは、準備体操をし、ボッチャのボールに慣れるレクリエーション「サルカニ合戦」をして体とチームワークを温めました。
メインイベントの「ボッチャ大会」では、A、Bブロックに分かれ、各4チームの総当たりでボッチャ大会が行われました。
 
 

まずは、学生たちからボッチャのルールやボールの投げ方や特徴を実演しながら説明し、大会がスタートしました。子どもからシニアまでの混成チームで、ボールをうまく投げるコツやたくさん得点する作戦など、チームみんなで話し合い、一喜一憂しながら楽しみました。
最後は、A・B各ブロックのトップチーム同士の決勝戦を行い、みんなが声援をおくる中、Aブロックの3チームが優勝しました。

今回参加した方たちから、久しぶりの再会を喜んだり、多世代の人との交流やふれあいに笑ったり、喜んだり、胸がときめいたりと、参加者全員が笑顔で満たされる時間となりました。そして「また参加したい」との多くの声をいただきました。
イベントを企画した学生の1人で経済学部3年の森田崇介さんは、「ボッチャサークルの人たちが、地域の小学生に投げ方のコツやルールを教えている場面が多く見えて、今回の目標であったスポーツを通して異年齢間交流が実際に実現できたので満足した。こういう場面を大事にして続けていかなければいけないと思いました。」と感想を話しました。
担当教員の植田真帆助教は、「地域の人たちにご協力いただき、みんなが笑顔になれるイベントになった。学生たちは、参加者のニーズを知り、試行錯誤しながら良い準備をし、当日は自分たちも楽しんでいた。それが、今回の成功につながった。この講義を通してチームワーク力、コミュニケーション力、課題発見力を培い、将来に役立ててほしい」と話しました。
午後からは、南知多ビーチランド&南知多おもちゃ王国にて「走り方教室・かけっこボール運びグランプリ」を実施しました。
翌日2月26日(月)のふりかえり講義では、「ボッチャdeエクササイズ」と「走り方教室・かけっこボール運びグランプリ」の2つのイベントの企画・運営での改善点を話しつつも、全員が「地域の人たちとの交流の大切さを知り、ふれあうことにより温かさなどを感じた」と話しました。
そして今回、地域課題の解決に向けて、学部横断的に多職種・多分野連携のあり方を学ぶ取り組みとして、各専攻を活かした役割分担ができ、参加者に支えられイベントを成功させることができました。履修学生の1人で社会福祉学部3年の山本愛実さんは、「実際に高齢者と関わって、地域のイメージや地域住民のイメージが変わった。高齢者の可能性も感じた。ふくしスポーツを通して“福祉とは?” “大学とは?” “地域とは?”ということも考えられ、みんなと話せたことも嬉しかった」と感想を話しました。
 
最後に学生たちは、今後の目標として、東海キャンパスのある東海市や出身地元での地域活動に参加し地域と交流したいと意気込みを語りました。これからのみんなの活躍を応援します!————————————————————————
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