2016年4月21日(木)2限、総合演習のサブゼミの時間に社会福祉学部の1年生全員が2つのグループに分かれて、合同で春季セミナーの事前説明会が開催されました。
※春季セミナーとは、1泊2日の宿泊型セミナーで、毎年この時期に行われています。導入教育として「読む」、「書く」、「話す」という学習の基礎リテラシーを育むためや、仲間づくりなど複数の目的で実施されます。今年は、5月15日と5月16日出発の2つの日程で18クラスの学生が研修に参加します。
この日は、事前説明とあわせて、1日目に行われる知多半島を中心に各地域で行われるフィールドワークの事前研修として、全学教育センターの佐藤大介助教が、「知多半島に出かけよう」というテーマでフィールドワークのポイントが伝えられました。
ミニワークでは、知多奥田駅からキャンパスまでの写真をみながら、フィールドワークノートに記録を残す作業をおこないました。佐藤先生からは、「ただ単に見るのではなく、意識をもって地域を観ることが大切。」と伝えられ、「フィールドワークで身につける『観察する力』は、これからソーシャル・ワークを実践していくために、見えない課題に気づいたり、課題解決にむけて社会資源を活用したりするために重要な力になる」とメッセージが伝えられました。
社会福祉学部の春季セミナーは、日本福祉大学COC事業「ふくし・マイスター」養成の一歩である「ふくし・コミュニティプログラム」に位置付けられており、地域で学ぶための5つのステップ(「地域を知る」「地域を調べる」「地域と関わる」「学習を深める」「成果をまとめる」)が、学習の要素として組み込まれています。
社会福祉学部の総合演習では、6月16日(木)に春セミフィールドワーク報告会が予定されており、それぞれのクラスでの成果が報告されます。
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