Monthly Archives: 11月 2016

【Cラボ東海】東海市地域大円卓会議で夢を叫ぶ

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2016年11月22日(火)、18:30から東海市芸術劇場多目的ホールにて、第2回地域大円卓会議が開催され、東海市の市民団体や企業の方、高校生と交じって東海キャンパスの経済学部、国際福祉開発学部、看護学部の学生も多く参加をしました。
東海市地域大円卓会議は、多世代が協働して、学び、考え、実行する「学思行」を体現する市民参加の場です。東海市にある二つの大学(星城大学と日本福祉大学)と市民活動センターの運営を受託するNPO法人まち・ネット・みんなの広場や行政職員、企業の若手などで構成される実行委員会のメンバーで企画されています。
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5人のプレゼンターのキースピーチの後、テーマに分かれて9のグループに分かれて、東海市の魅力について話し合ったり、今実践していることを持ち寄り、今後実践してみたいことが話し合わせました。
img_0457 プレゼンターとして参加をした日本福祉大学経済学部3年の長谷部貴士さんは、「食」テーマに参加をして、自身がゼミの授業で取り組んだ地域の特産を活かした創業計画をもとに、残りの学生生活の中で「トマトラーメンづくり」していきたいと夢を語ってくれました。
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「遊」をテーマに参加をした国際福祉開発学部2年のチェ・ヒョングンさんは、「遊ぶことは、楽しむこと」と、外国人向けに東海市をどのように盛り上げるのかについて話し合ったそうです。そして、「留学生として何ができるかを考え、母国語を活かして翻訳や通訳ボランティアに取り組んでいきたい」と発表しました。
最後に、副実行委員長でもある日本福祉大学千頭聡国際福祉開発学部教授は、「今日の話し合いの中で、たくさんの地域の魅力となる”資源”が見つかった。それだけでなく、この場に参加している人や、今日出た知識、そしてこの人たちのつながりもまた東海市の魅力の一つ。」と総括されました。

【健康科学部】とよたEcoful Townで”ミライのフツー”を考える

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健康科学部福祉工学科バリアフリー専修の学生と教員4名が、「環境共生入門」の授業の一環で、愛知県豊田市にある「とよたEcoful Town」にバスツアーで訪れ、環境と福祉住環境の視点で施設の見学を行いました。
とよたEcoful Townは、「ミライのフツーを目指そう」をテーマに、低炭素社会の実現に向けた豊田市の取り組みを”見える化”して、分かりやすく伝える情報発信拠点として、平成24年5月に誕生しました。これまで日本全国だけでなく、世界各国から多くの人が来場しているそうです。
学生たちは、都市部から山間地まで広大な市域を持つ豊田市を縮図化した施設内を2つのグループに分かれて、入学からこれまでの間授業の中で習ってきた「環境」や、「福祉住環境」の視点を持って、隅々まで見学をしていました。
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中でも、”豊かでエコロジカルな暮らしを提案する”スマートハウスの展示空間では、それぞれの建築における特徴を見極めて、活用されている技術が暮らしにどのような変化をもたらすかということをグループで話し合っていたのが印象的でした。
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トヨタホームのスマートハウスでは、HEMS(Home Energy Management System)と呼ばれる電力の流れを見える化し、一元管理を行うシステムについて説明を受けて、家電だけでなく、電動自動車も含めて、エネルギーの効率化を図る技術に関心をもつ学生も多くいました。
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日本福祉大学では、すべての学部の学生が一年生科目において地域と関わる学び”ふくし・コミュニティプログラム”を展開しており、このバスツアーは、その一環で行われました。
秋雨が降りしきる中の施設見学でしたが、学生たちは仲間や教員との時間を楽しげに過ごしていました。次回の授業までにレポート提出が待っているので、この後は、きっと復習が行われたことでしょう。

【Cラボ東海】子育て支援センターで「目と耳で楽しむ絵本の読み聞かせ」を開催しました!

国際福祉開発学部3年生の渡邊麻結さんが、東海市市民交流プラザ(ソラト太田川3階)にある子育て支援センターで、絵本の読み聞かせにバイオリンで生演奏の伴奏を付けるという「目と耳で楽しむ絵本の読み聞かせ」を企画し、10月22日(土)に実現しました!
吉村輝彦教授のゼミ内の取り組みとして企画し、自ら動き実現させた渡邊さん。
地域の方を巻き込み、どんどん企画を進めていくその行動力ー本当に頼もしいです!
今回は、渡邊さんに企画を振り返って記事を書いてもらいました。
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私が絵本の読み聞かせと音楽を組み合わせようと思ったのは、普段コンサートホールに行く機会のない子育て世代や小さな子どもたちに、絵本を通して芸術と触れ合う機会を提供したいとの思いからです。当初は東海市芸術劇場で企画を開催しようと思っていましたが、規定上実現が難しいところもあり、東海市市民交流プラザで最初の一歩を踏み出すことにしました。
ゼミでの企画発表を経て、子育て支援センターの方に企画を説明をしました。すると、私のアイデアを好意的に受け取ってくださり、交流プラザ内の市民活動センターで、協働できそうなNPO団体の紹介もしていただきました。
しかし、楽器担当を見つけるのが難しく、第1回は私が担当することになりました。元々は、裏方に徹するつもりでしたが、自分が出演することになって、より企画との距離感が近くなりました。
選曲には苦労しましたが、初めて読み聞かせと合わせたときは、とても楽しかったです。また、当日は予想よりも多くの子どもたちが集まってくれてうれしかったです。全体で20組ほどの親子が参加し、0~2、3歳児までの子どもたちがお話を楽しみました。
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この企画を形にしていく中で、様々な人と関わることができました。普段の学生生活では関わらないような方々と接して、自分の見える世界が広がったと思います。また、同じ行政の機関でも、実施に向けて対応に違いがあったり、驚くことや、うまくいかないこともありましたが、その中で柔軟に活動することの大切さにも気づけました。そして、構想から実現まで、企画運営のプロセスを当事者の一人として体験できたことが、一番大きな収穫だったと感じています。全体の流れを念頭に置いて、細かい調整をひとつずつ丁寧にしていくことの大切さを、改めて感じられました。
今回は、いろいろな方にフォローをしていただきながら、企画実現することができたのですが、今度は自分自身の力で、できる範囲を増やしていきたいと思います。実際に、12月24日のクリスマス・イブの日に、クリスマス版の読み聞かせ企画を行う予定です。
今後は、ミニコンサートなども開催していきたいなど、想いがどんどんふくらんでいます!
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(記:日本福祉大学国際福祉開発学部3年 渡邊麻結)

【Cラボ東海】知多市の農園で農業体験をしてきました!

こんにちは。
国際福祉開発学部2年の町野紗希衣です。
2016年10月25日、知多市の竹内農園へ体験に行かせていただきました。Cラボ東海の竹内地域連携コーディネータの紹介で知り合い、今回の経緯へと至りましたが、チャレンジしてみてすごく楽しい時間を過ごすことができました。平日だったため、授業の兼ね合いもあり、午前中のみの体験でしたが、農園を経営する竹内さん夫婦は、快く私を受け入れ、教えてくださいました。
実際には玉ねぎの子どもを植える作業をしました。玉ねぎは種から育つことを初めて知り、植えた玉ねぎを収穫できるのは1月中旬だということで、とても楽しみです。収穫の手伝いにも、ぜひ行きたいと思っています。竹内農園さんでは年間を通して、約80種の野菜を育てていて、普段自分では買わないような野菜も食べさえてもらうことができて幸せでした。
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2016年夏に、COC+の星野 就業支援コーディネータから「ワーキングホリデーin飛騨高山」のお話を聞き、取り組みに参加してから農業に興味を持ち、2年生後期からの授業やイベントにも積極的に参加してきました。農家体験に行くのは、高山から帰ってきて竹内農園が初めてでしたが、野菜や土をいじることは幸せな気分になるとともに、経験を通じて農家さんとの交流ができるのがとても嬉しいです。

高山での農業インターン留学の様子

高山でのワーキングホリデーの様子


最近は農業と共に、「まちづくり」にも興味を持っています。人とコミュニケーションをとるのが苦手な自分ですが、よりよく住むためのまちを考えるうえで、様々なイベントに参加してきました。将来は農業と「まちづくり」をつなげて、自分にしかできないような取組を行っていきたいと思います。