2016年12月19日(月)、経済学部「地域研究プロジェクト」の東海デジタルマッププロジェクト(担当:遠藤秀紀准教授)の学生による制作状況報告会が開催されました。本大学の教職員のみならず、東海市役所、東海商工会議所、株式会社エヌ・エフ・ユー、星城大学など多くの来賓の方々も出席されていました。
東海デジタルプロジェクトでは、星城大学経営学部・天野圭二先生のゼミナールと日本福祉大学経済学部・遠藤秀紀先生のゼミナールとの共同で、愛知県東海市のさまざまな事業所・スポットの情報を調査するとともに、デジタルマップを用いた情報発信の方法と効果を検討しています。
制作状況説明会では、まず広報チームが作成したプロジェクト紹介動画をつかい、デジタルマッププロジェクトの活動目的や、これまで約1年半プロジェクトで取り組んできた歩みを紹介しました。
スマートフォンの普及や様々な便利なアプリケーションの登場により、「まちのどこになにがあるかを調べる人は増えてきているが、地図にはのっているはずのお店が移転していたり」、「個人のお店の開店日時が掲載されていない」といった問題点を発見したそうです。そこで、プロジェクトでは、ユーザーの視点にたって自分が欲しい情報を掲載できるようにヒアリングを行い、まず模造紙に情報を集めました。
そして、集めた情報を、Googleマップを活用したデジタルマップに落とし込んでいく2段階の作業をしてきたそうです。途中、学祭に来場した地域の人から情報をもらうなど、たくさんの人の協力のおかげで完成まであと少しのところまで来ているそうです。
今後は、地域研究プロジェクトの成果報告会に合わせて、デジタルマップの完成を目指すそうです。