【経済学部】基礎演習Ⅰ 合同報告会

 
経済学部では、1年次の全員履修科目「基礎演習Ⅰ」で、地域と関わる5つの学習ステップ(「地域を知る」、「地域を調べる」、「地域と関わる」、「学習を深める」、「成果をまとめる」)を含むふくしコミュニティ・プログラムを実施しています。学生たちは、地域をフィールドに基礎リテラシーを育み、2年次以降の学習につなげています。
2016年12月20日(火)、「基礎演習Ⅰ」において、8つのゼミが4グループに分かれて、合同報告会が行われました。学生による司会進行の下、後藤ゼミの学生は、「岡田地区と木綿の歴史」「岡田地区の歴史的建造物」「景観を生かした岡田のまちづくり」「マイレージ制度による岡田地区の活性化」のテーマで、松尾ゼミでは「東海市のお祭り」「東海市の緑化活動」「東海市のまちづくり」のテーマで、「知多市」と「東海市」の二つの地域に着目して、これまでの学習成果を発表しました。
自分たちの発表前に最終打ち合わせをする学生
知多市岡田地区は、江戸時代に岡田村として木綿の生産が盛んとなり、昭和30年代頃には芝居小屋「喜楽座」が建てられるなどなど文化・娯楽の面でもとても栄えていたそうです。地域に関わる人を増やし、特産品を作って活性化を図るべきと考える学生の提案に、質疑の場で、教員からは、「“関わる”とは観光なのか、仕事としてなのか」と具体的な意見を求められました。また、岡田村だけでなく、同じような課題を抱えているたくさんの地域があることも、学生によって指摘されました。
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それぞれの発表にコメントを残し、自分たちの研究だけでなく他の班からも学ぶ

それぞれの発表にコメントを残し、自分たちの研究だけでなく他の班からも学ぶ


また、再開発を経て発展する太田川駅周辺に着目した「東海市のまちづくり」班は、今の大田に『あるもの・ないもの』を挙げ、「老若男女がたのしめる場所がない」「他の地域から人が集まるようなお祭り」がないことを指摘しました。質疑応答の場では、発表者から、「こういうものがあったら便利、というものはないか。」と、聴衆の学生に質問をする場面もありました。
最後に、発表者としてどうあるべきかを伝える松尾教員

最後に、発表者としてどうあるべきかを伝える松尾教員


 
それぞれの発表に対し評価をする後藤教授

それぞれの発表に対し評価をする後藤教授


日本福祉大学では、すべての学部の1年生の全員履修科目で、地域と関わる5つの学習ステップ(「地域を知る」、「地域を調べる」、「地域と関わる」、「学習を深める」、「成果をまとめる」)を含むふくしコミュニティ・プログラムを実施しています。学生たちは、地域をフィールドに基礎リテラシーを育み、2年次以降の学習につなげていきます。