国際福祉開発学部では、英語やICTの活用も含めた「多文化コミュニケーション力」と、多様な意見を取りまとめて前に進める、「ファシリテーション力」を備え、世界の人々が抱える問題の解決に向けて行動できる人を育てます。
今回の「観光英語」の授業では、東海市の花産業について学びました。長年、東海市で花産業に従事してきた蟹江正文さんにまずお話を伺いました。東海市は洋ランの有数の生産地であるとから「鉄とランの街」と呼ばれています。蟹江さんから、東海市農業センターで長年勤務され、その中でのお仕事のエピソードや、蟹江さんのお仕事に対する想い、豊富な洋ランの知識などお話をいただきました。
この話に関連し、観光英語の授業では、日を改めて、「いけばな」に触れる機会を設けました。東海市で栽培されている花を使って花を活けます。「いけばな」は「石田流」の手法で挑戦してみました。山田さつき先生のアイデアで、升にオアシスを入れ、生け花を体験していきます。殆どの学生は「いけばな」を体験したことが無く、戸惑いながらも花を活けていました。完成した作品の写真を撮ったり、花の香りを楽しんだり、思い思いに出来上がった作品を鑑賞していました。