【健康科学部】とよたエコフルタウンを見学しました


2018年11月17日(土)、健康科学部福祉工学科建築バリアフリー専修の「建築デザイン入門」と「環境建築入門」を受講する1年生が「ふくしコミュニティプログラム」※の一環として、愛知県豊田市にある「とよたEcoful Town」の見学を行いました。
とよたEoful Townは、「無理なく、無駄なく、快適に続けられる低酸素社会の実現」に向けて、豊田市の取り組みを”見える化”しわかりやすく伝える情報発信拠点です。この中には、21社の企業が出展しており、低炭素な暮らしや交通、産業など各分野の先端環境技術が体験できます。

 
学生たちは2つのグループに分かれて、スマートハウスの見学や環境先端技術を体感できるパビリオンの見学を行いました。橋本圭央助教が担当したグループは、はじめにスマートハウスの見学を行いました。施設の方からスマートハウスについてシステムや建物の建材や構造について説明を受けました。

屋外の展示ブースでは、「これから壁面緑化は、(都市空間をデザインする上で)重要なパースになっていくからよく見ておくように」と教員から建築デザインの視点が伝えられると、学生たちはその場から一歩近づいて、構造がどうなっているのかや建築への取り入れ方など新たな気付きを得ていました。
滞在時間は2時間ほどと長くはありませんでしたが、学生たちは水素ステーションの担当者との会話の中から普段は見せてもらえない水素が燃えている燃焼炉を見せてもらったり、パビリオンの中にある建築を見て回っており、キャンパスの中では体験できない時間を過ごしていました。この見学ツアーの企画をしている坂口大史助教は、「1年生の内に、地域にでて、いろいろなものに触れることが大切」と、それぞれ関心や興味に応じて施設内を積極的に見学する学生たちをみて満足げに話をしてくれました。
※「ふくしコミュニティプログラム」とは、5つのステップ(①地域を知る、②地域を調べる、③地域と関わる、④学習を深める、⑤成果をまとめる)を組み合わせた学習するプログラムで、全学部の1年次全員履修の科目や演習科目でおこなわれています。
ふくし・マイスター
とよたEcoful Town