Monthly Archives: 11月 2019

【東海】東海市地域大円卓会議2019 ~未来を語り、夢を語る~

2019年11月19日(火)、夜の6時15分から東海市芸術劇場多目的ホールにて、第5回東海市地域大円卓会議が開催され、東海市職員、市民団体や企業の方、星城大学教員と学生、東海キャンパス経済学部、国際福祉開発学部、美浜キャンパスから社会福祉学部の学生などが参加しました。
東海市地域大円卓会議は、多世代が協働して、学び、考え、実行する「学思行」を体現する市民参加の場です。東海市にある二つの大学(星城大学と日本福祉大学)と市民活動センターの運営を受託するNPO法人まち・ネット・みんなの広場や行政職員、企業の若手などで構成される実行委員会のメンバーで企画し、運営しています。
東海市地域大円卓会議は今回で5回目、東海市制50周年記念事業として開催されました。東海市制50周年をお祝いし、本学の学生もメンバーとして参加している「東の町エイサー」によるエイサーの披露がオープニングイベントとして企画されました。
第一部では、5名のプレゼンターが発表しました。東海商業高校生の宮原杏李さん、愛知淑徳大学から森岡きらりさん、星城大学でベトナムからの留学生ダオ ティ トゥさん、東の町エイサー会長の高橋康祐さんと本学からは経済学部3年生の角谷達則さんらが自身の活動紹介や今後やりたいこと、夢などを語りました。
本学の経済学部3年生の角谷達則さんは、昨年度、長野県辰野町で「地域おこし協力隊」として活動し、自身の趣味である鉄道関連の事業に関わった事、その後の活動などについて、お話しいただきました。
(角谷さんの活動については、こちらもご覧ください。)

プレゼンターの経済学部3年の角谷達則さん


プレゼンターの発表の後、第2部ではプレゼンターの夢を実現しするためには「どうしたらいいか」「自分ならこういうことができる」などグループに分かれ意見を出し合いました。

世代を超えて語り合う場


続いて、共有タイムとして、出された意見をグループごとに発表していきました。

共有タイム


最後に、それぞれの夢を掲げ、記念撮影を行いました。今回は撮影係、パワポ操作、おもてなし係、準備係とスタッフとして5名の学生が担当しました。東海市地域大円卓会議に参加した学生は、「市や企業、市民団体、市民が連携することに関わりたい」「来年も参加したい」など新たな目標を持つきっかけや出会いの場となったようです。

最後はみんなで夢を掲げて記念写真

【東海 看護学部】基礎ゼミナールⅡ~東海市の健康を知る~

看護学部は、学生ひとりひとりが、自ら学び、考え、問う力を育み、人々に関心を抱き理解を深める感性を涵養し、個性別に対応できる看護の実戦能力を備え、地域社会の保健・医療・福祉に対して真摯に対応できる看護専門職の育成を理念としてます。

今回、1年生の「基礎ゼミナールⅡ」では、身近な地域への関心を高めるために、11月5日(火)にバスツアーが企画され、「東海市の健康を知る」をテーマに、東海市の7つの事業所に分かれて、フィールドワークが行われました。
フィールドワーク先のひとつ、大池公園では、13名の学生が参加しました。まず、最初に東海市花と緑の推進課の久野さんと東海市施設管理協会の鷹羽さんから、東海市の公園について概要などお話を伺いました。

その後、大池公園内を歩いて、来園者に「東海市の健康」についてインタビューを行いました。健康づくりで気を付けていることや、公園の利用頻度などお尋ねしました。この日は天気も良く、気持ちよく公園でのフィールドワークに臨むことができました。参加した学生は、親子連れや高齢者の方など、多くの来園者にインタビューを試みました。

今後、東海市の資料や、インタビュー調査をまとめ、12月に成果報告会を実施します。この成果報告会では、課題解決に向けた方策をまとめます。これらの過程を通して、コミュニケーションスキルや論理的思考力など養っていきます。

【半田】地域の方々と一緒に春扇楼末廣の縁台を制作しました

11月16日(土)に、建築バリアフリー専修の坂口大史研究室の学生5名がJR半田駅の春扇楼末廣の縁台づくりワークショップを実施しました。
地域の方々と一緒に実施したいという学生の要望もあり、誰でも参加できるオープンなワークショップとして企画しましたが、地域の方々が8名参加してくださいました。

当日は、木材の加工・組み立て・研磨・塗装など、役割を分担しながらオリジナルデザインの縁台を制作していき、夕方には大小2つずつの縁台が完成しました。
  
今回制作した縁台は学生がデザインしたものを、地域の方々にも選んでいただき決定したもので、サイズ違いの縁台の組み合わせ方によって、あらゆるシーンで活用できるようなデザインとなっています。
 今後はこの縁台を春扇楼末廣で実施されるイベント等で利用していく他、近隣のイベントでも活用できたらと考えているようです。
春扇楼末廣はJR半田駅前の高架化もあり、再開発が予定されている地域ですが、こういった学生の活動が徐々に増えていき、まちへの感心が向上していくことを期待しています。