【社福】「総合演習」合同報告会~地域と関わる学びを発表~


12月5日(木)、社会福祉学部「総合演習」の合同報告会が行われました。「総合演習」佐藤クラスと村川クラスでは、それぞれのクラスから合同ゼミの運営委員の司会の元、9つのグループがそれぞれの学びをまとめてプレゼンテーションを行いました。

社会福祉学部「総合演習」は、「ふくし・マイスター」の養成にかかる「ふくしコミュニティプログラム」の実施科目となっており、2つのゼミでは地域と関わる学びを展開してきました。学生たちは、児童養護施設や、地域福祉、精神障がい者の自立、不登校などの児童等を支援するNPO、また地域サロンなどにフィールドワークを行い、現場での体験や実践から得られた気づきや学びをまとめて報告しました。中には、1泊2日で児童養護施設での体験を行ったグループや、複数回施設を訪問するグループもあり主体的なグループ活動を行ってきたことが垣間見えました。

質疑応答の時間では、相互のゼミから質問し合い、積極的なコミュニケーションを通じてそれぞれの学びを共有する姿が印象的でした。
佐藤クラスを担当する佐藤大介全学教育センター助教は、「学生たちは、自らの関心に沿って、自分たちで地域の団体を調べて、アポイントを取りフィールドワーク先を見つけていた。1年次に現場での体験があることで今後の学習の質にもつながってくると思う」と、「総合演習」での学生の学習について総括しました。
(報告テーマ)
1「南海トラフに向けての意識調査」
2「災害から生き抜く力を養うためのゲームBOUSAIすごろくの開発」
3「ゲームによる知識の共有」
4「高齢者同士の親睦を深めるアクティビティの開発」
5「児童養護施設における子どもたちの日常」
6「地域の輪~スポーツによる繋がり~」
7「高齢者の居場所づくりの意義と必要性~認定NPO法人絆の活動を通して~」
8「当事者研究を考える~NPO法人びすた~りを訪問して~」
9「不登校やひきこもりの子どもたちへの支援とは~子どもへの学習支援を通じて学んだこと~」
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社会福祉学部