社会福祉学部、子ども発達学部、看護学部の学生11名が、「一人の暮らしを皆で支える地域包括ケア」を学ぶために混成でチームを作り、半田市社会福祉協議会の方々にご協力いただきながら、対象者をアセスメントし、「病気や障がいをもつ方の支援プラン」の作成を行いました。
2018年2月26日(月)実際のケースに関わっている支援事業所を訪問し、支援する側の方々からお話を伺いました。また、翌27日(火)は要支援者の方のお宅へ訪問させていただき、要支援者の方のこれまでの暮らしや、今考えていることなどのお話を伺った上で、チームごとに支援プランを検討していきました。
チーム内での話し合いについては、各学部で学んでいることの違いを感じながらも、様々な視点からの考えをまとめる合意形成の難しさや、お互いの考えを尊重し、要支援者のためにそれぞれの専門性において知識を補い合うことの重要性などを学ぶことができました。
28日(水)には振り返り講義では、半田市社会福祉協議会の方々を前に自分たちが立案したケアプランの発表を行いました。
地域社会の中での実践的なフィールドワークによって、多職種と協働できる人材を育てるこの「ふくしフィールドワーク実践」。
地域包括ケアの重要性が叫ばれている現在において、将来的に一緒に働くであろう専門職同士が学生の頃から互いを認め合い、一緒に学習する意義は非常に大きいはずです。
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【半田】ふくしフィールドワーク実践 ~地域包括ケア編~
1月13日(土)にクラシティの市民活動ルームでふくしフィールドワーク実践~包括ケア編~(担当:藤井博之社会福祉学部教授)が開催されました。
この科目は、地域課題の解決に求められる多職種・他分野連携の実践を通して、分野の異なる専門的な知識やスキルを課題解決に活かすことができる人材を育成することを目的にしており、半田市におけるテーマは、「1人の暮らしをみんなで支える『地域包括ケア』について学ぶ」です。社会福祉学部・子ども発達学部・看護学部と様々な学生が混成で参加しています。
学生たちはソーシャルワーカー、看護師などの立場から混成チームをつくり、半田市社会福祉協議会にご協力いただきながら、対象者をアセスメントし、「病気、あるいは障害をもつ方の支援プラン」を策定を行っていきます。
13日の受講学生は6名。今回は、まず員・職員を含めてチームビルディングのためのアイスブレイクを行った後、多職種が横断的に支援を行うことの大切さについて半田市社会福祉協議会の職員の方からご説明を受けました。
学生たちはまず2月後半から始まる実際の事業所訪問に向けて、メンバー間で情報共有を行いながら事業所へアポイントメントを取ります。
地域社会の中での実践的なフィールドワークによって、多職種と協働できる人材を育てるこの「ふくしフィールドワーク実践」。地域包括ケアの重要性が叫ばれている現在において、将来的に一緒に働くであろう専門職同士が学生の頃から互いを認め合い、一緒に学習する意義は非常に大きいはずです。