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【美浜 社会福祉学部】「総合演習」~農業体験を通じて課題を見つけ出す~

6月21日(木)、美浜町内の上野間地区において、「総合演習」(山本和恵ゼミ)の一環として、農業体験を通じて地域の課題を見つけ出す学習が行われました。
この日は、地域連携アドバイザーの廣澤さんの協力のもと、名古屋市から美浜町に移住し農業をしている株式会社出口崇仁農園の出口崇仁さんを講師に迎え、社会福祉学部人間福祉専修の学生(1年次)が2グループに分かれて体験しました。1つのグループは、草刈りから鍬で耕し、ならしてから畝(うね)をつくり、種をまくまでの一連の農作業。もう1つのグループは、新じゃがと天草を使ったところてんの料理体験と交互に行いました。

 
 
 
 
 
学生たちは、はじめは慣れない手つきだった鎌や鍬といった農具の使い方を覚え、畝をつくり、枝豆の種をひとつひとつに愛情を込めて植えました。
並行して、廣澤くみ子さんの指導のもと、ところてんを作ったり、新じゃがの皮むきと盛りつけをし、食卓に運び準備をします。


 
 
 
 
農作業を終えたチームと食卓の準備を終えたチームが揃うと、出口さんの講和・質疑応答とともにご飯会が行われました。

 
 
 
 
 
出口さんからは、自分が有機農業を始めた経緯や農業に対する想い、出口さんが追求している幸せを生む『健幸野菜』づくりについて、熱く語っていただきました。
その後、学生から農作業で大変なことやどんな生活をしているか、土づくりのなど、出口崇仁さんと廣澤くみ子さんにそれぞれ質問をしました。

山本和恵ゼミの学生の1人関本匡孝さんは、「農業体験は初めてのことで楽しかったけど、毎日はしんどいと思う。将来は高齢者分野で働くことを考えているため、高齢者と農業で何ができるか考えるきっかけになった。」と感想を話しました。
また、比内茉莉さんは、「出口さんの話を聞き、自分のやりたいことや夢に向かって突き進んでいる姿勢を尊敬します。周りの意見や思い込みだけで判断するのではなく、実際にやってみることが大切だと思います。」と感想を話しました。