福祉工学科の宮田美和子准教授が開催する
親子ふくし教室が半田キャンパスの福祉テクノロジーセンターで開催されました。
親子ふくし教室は、ワークショップを通じて
子どもにも、親にも福祉について考えてもらい、
家庭内で福祉のことが話題になるような
環境づくりを目的として実施しているものです。
第2回目となる今回は、一般社団法人日本陶芸療法士協会の
都築さんをお呼びして、陶芸体験を行いながら
陶芸が脳に与える効果や、それを利用した療法を学びました。
日本の伝統工芸である陶芸を通じて
楽しみながら創作活動を行うことは、
脳の前頭前野の活発化に効果があり、
医療や福祉の分野でもリハビリ効果や
ストレス発散効果が期待できるようで、
いただいた資料から、成形時や微調整時の
活発な脳の活動の様子を知ることができました。
陶芸体験では、かわいいシーサー作りを行いました。
子どもだけではなく、大人も本気になって
制作に没頭している姿が印象的でした。
きっと脳の活動もかなり活発になってますね。
また、今回の親子ふくし教室では、
座学として焼き物の歴史や陶芸療法についても
学ぶことができました。
この親子ふくし教室は今秋にもあと3回
開催される予定となっているようです。
こういった活動を通じて
親子の会話に自然と福祉のことが
話題にあがるように時代になっていけばいいですね。