東海市市民健康講演会で付属高校の生徒が大活躍【学生記者ニュース】

【東海市市民健康講演会】

10月18日(日)、新しく東海市太田川駅前に完成した東海市芸術劇場大ホールで、NPO法人先進医療を考える会が主催する市民健康講演会がありました。この講演会は、脳卒中の当事者でもある団体の代表の神野進平さんの思いでもある、脳の病気に対する理解と、今後地域でのリハビリを受けられる医療体制づくりに向けた啓発を目的に行われ、この日行われた一回目の講演会は約300人の参加者が来場されました。
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今回の講演では、2名の先生から基調講演が行われました。1人目の藤田保健衛生大学の神野名誉教授は、脳梗塞の後遺症や認知症からの様々な回復方法について、お話しして頂きました。また、発展途上国の患者さんへの支援についてもお話しして頂きました。
2人目の国立長寿医療研究センターの乾好貴先生は、画像による早期認知症診断の可能性について、お話しして頂きました。早期発見によって、病気が治ったり、進行を遅らせることが出来るようです。
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神野名誉教授が代表を務めるNPO法人国際医療連携機構の募金活動に協力する生徒

当日は、付属高校の生徒6名が、ボランティアスタッフとして参加してくれました。6名は、神野代表からの会の目的について熱心に説明を受けたあと、講演前の準備から受付、募金の呼びかけにいたるまで明るく大きな声で対応していました。また、質疑応答では会場内を走り回りながら活躍していました。
講演後の募金活動では、沢山の人が募金にご協力してくれていました。
ちなみに募金は、講演をされた神野名誉教授が代表を務めるNPO法人国際医療連携機構を通じて、ミャンマーに医療の学校をつくるための費用にあてられるようです。
今回の講演を通じて私は、改めて健康について見直す良い機会となりました。
(ふくし・マイスター新聞学生委員 経済学部1年 出羽澤雄太)

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NPO法人先進理療を考える会の神野進平代表と活動の記念撮影をする生徒


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