3月24日、25日に、美浜町の奥田区で行われた祭礼において社会福祉学部4年の泉周作さんが、子ども向けのゲームの企画・運営をしました。奥田地区祭礼は、五穀豊穣などを願い地元神社へのお囃子の奉納を行う由緒ある神事としてこれまで地域のさまざまな方の協力の上に継承されてきました。
今回、伝統と発展を融合すべく奥田北区長の都築さんから「大学生の参加を。」と協力の願いがあり、その話をまちづくりに関心をもつ泉さんに話したところ、直接、地区の担当の渡辺さんに連絡をとり、活動が生まれました。泉さんの呼びかけで集まったNPO法人チャレンジド職員の宮本さんや日ごろから地域活動に励む学生たちの協力によって運営された「スーパーボールすくい」と「自作のピンボールゲーム」は子どもたちに大人気。2日間でおよそ250人ほどの人がゲーム参加をしたといいます。また、本学の災害ボランティアセンターのボランティアスタッフも地元商工会と協力し「水風船釣り」などを企画・運営していました。
学生たちは、日頃の活動の中で地元商工会の方や住民と出会い、それぞれに声をかけてもらいブースを出店することになりました。企画から運営までを行った社会福祉学部の泉周作さんは、「子どもと大人が、こうした文化・伝統行事を通して関わりあえる機会がこれからの地域づくりに必要だと思います。これからもこうした行事への積極的な参加を通して、学生と地域との顔の見える関係が作っていければと思います。」と、話してくれました。