【美浜 社会福祉学部】「フィールド実践演習」後期研究報告会

12月21日(金)、社会福祉学部行政専修「フィールド実践演習(担当:矢崎裕美子助教)」で後期研究報告会が行われました。

同演習は2年生が全員履修する科目で、1年次で学んできたことを基盤としながらより学びを深化させるとともに、3年次からはじまる社会福祉専門演習に向けて、より専門的かつ実践的に学んでいくものです。矢崎クラスは、「当事者側・行政側の視点から地域住民と行政のつながり、働き方を考える」をテーマに、後期では自治体がもつ課題、行政として働くことについて考察を深めました。

「社協における働き方について」報告するグループ


「武豊町役場」について報告するグループ


「企業と地域の関係性について」報告するグループ


「学生が就職時に求めること」について報告するグループ


学生たちは、自分の興味・関心のあるテーマでグループに分かれ、「行政で働くこと」という視点でインタビューを計画しました。インタビューはそれぞれ、武豊町役場福祉課、半田市役所観光課、東海市役所職員課、半田社会福祉協議会、常滑市役所企画課の職員様にご協力いただき、仕事内容や自治体が持つ課題、また仕事のやりがいや働きやすさ、職場環境など、多岐にわたりお話を聞かせていただきました。
その内容をまとめた研究報告会は、地域住民とのつながりの重要性や地域の新たな発見、行政職員としての役割、責任を感じた内容となっており、他のグループからの質問のやり取りも活発に行われました。
この1年を通して、当事者側・行政側の視点から話を聞かせていただき、考察を重ねたことで、地域住民と行政とのつながりや働き方について、深めることができたと思います。
矢崎裕美子助教は、「インタビューに快く応じてくださった各役場や役所,社協の方のおかげでこの演習は成り立ちました。お忙しいところご協力いただきありがとうございました。学生たちがインタビューの計画,実施,まとめと発表といった一連の流れを自分たちのみで行ったことは,3年生以降の学びにもつながるのではないかと思います。」と感想と学生への期待を語りました。