Author Archives: icttest

【半田 健康科学部】半田赤レンガ建物活用案を展示しました

 
健康科学部福祉工学科 バリアフリーデザイン専修3年生により、半田赤レンガ建物の活用提案の展示がおこなわれました。
9月9日(土)〜14日(木)までの期間、赤レンガ建物内の共用サロンにおいて、「 エコロジカル建築設計演習」の一環として制作した提案内容のパネルと模型を設置いただきました。
 

これは、8/11に11名の学生が提案内容のプレゼンテーションを行い、駐車場やハウジングセンターのエリアも含めた建物の活用案として、どのような空間にすればどういった効果が得られるかを検討した成果を発表した際に作成したものです。
 
 

赤煉瓦倶楽部半田の馬場理事長に案内をいただき、一般には公開されていない赤レンガ建物の2階を特別に視察させていただいた経験を踏まえた2階部分の宿泊施設化の提案など、赤レンガ建物の歴史や周辺の環境を考慮しながら、学生それぞれの目線での活用提案が行われました。

 

坂口大史助教による「 エコロジカル建築設計演習」では、赤レンガ建物以外でも、亀崎地区の空き家対策をはじめとしたまちづくりの活動に参加したりと、半田市をフィールドとした活動を積極的に行っています。

【東海】認知症啓発イベント オレンジフェスティバル in 太田川が開催されました

台風一過の9月18日(月・祝)東海市太田川駅西大屋根広場で、「オレンジフェスティバル in 太田川」が開催されました。
このイベントは、地域で暮らす市民の一人ひとりが認知症を「ジブンゴト」として想い考えるような意識を醸成し、やさしい気持ちでつながりを持ってほしいと、一般社団法人東海青年会議所が企画しました。
多くの事業所が関わる中、本学の社会福祉学部、経済学部、看護学部、国際福祉開発学部の学生7名が、学部の垣根を超えてボランティアに参加しました。
この日は、お子さんを中心に認知症への理解を促すため、バルーンアートの制作をしたり、ブースでクイズラリーの受付を担当しました。

また、社会福祉学部の学生が、子ども達へ認知症理解を深める目的で制作した紙芝居を披露しました。看護学部の学生も助っ人に入り、発表を行いました。紙芝居を多くの人に見てもらえるように、知多メディアスネットワークさんがモニターを用意してくださいました。
また先日、社会福祉学部の学生が、富木島小学校で4年生に対し紙芝居を披露しましたが、その児童が大学生ブースを訪れて、お礼の声をいただきました。

一方、東海市芸術劇場の一室ではVR認知症体験会が行われ、体験会に参加した学生は認知症を「ジブンゴト」として感じ、考える機会となりました。

イベントには多くの方々が訪れ、用意したバルーンアートは品切れし、ブースの対応に追われましたが、様々な方と交流し楽しく活動を行いました。

長時間の活動でしたが最後は笑顔でポーズ!

日本福祉大学COC中間成果報告フォーラムを開催しました

9月8日(金)、東海キャンパスにて日本福祉大学COC中間成果報告フォーラムが開催されました。

本学は、2014(平成26)年度より、文部科学省「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の採択を受け、本年度で4年目を迎えています。

基調説明 学長補佐 原田正樹教授


本学が目ざす「持続可能な『ふくし社会』を担う『ふくし・マイスター』の養成」をテーマで、第Ⅰ部では「『ふつうのくらしのしあわせ』をつくる、『わたし発のふくし』へ」と題し、原田正樹教授の基調説明と「日本福祉大学における地域連携教育の実践」で本学7学部の教員・学生による活動報告を行いました。
【各学部の活動報告】

社会福祉学部 教員:渡邊忍教授、学生:鈴木拓也、中村真穂(3年)、成田冬也(4年)「ファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)の地域支援と包括支援の実践研究について」


子ども発達学部 教員:江村和彦准教授、学生:鷲見俊哉、山中春香(4年)「地域(美浜町、南知多町、武豊町、阿久比町)と連携した造形遊び活動について」


スポーツ科学部 教員:三井利仁准教授、学生:島田花(1年) 「春季セミナー美浜町ウォークラリーと美浜スポーツクラブと共催したボッチャ大会について」


経済学部 教員:後藤順久教授、学生:角谷達則(2年)「長野県上伊那郡辰野町川島地区の地域課題に対する将来構想案と展開する地域活動について」


健康科学部 教員:坂口大史助教、学生:高岡遥樹(4年)、塚田佑弥(3年)「半田市赤レンガ建物の将来構想と周辺地域を含めた地域活性化まちづくりについて」


国際福祉開発学部 教員:吉村輝彦教授、学生:町野紗希衣(3年)「岐阜県高山市や知多市、半田市、東海市での地域活動を通して、地域の多様な出会いが学びに繋がることについて」


看護学部 教員:水谷聖子教授、学生:北村萌香、神山くるみ、坂部里奈、山田智子、渡邊鈴奈(3年)「東海市でのフィールドワークや地域看護学分野における地域包括ケアの中核を担う看護職としての学びについて」


Ⅱ部では、「日本福祉大学COC事業のこれまでとこれから」と題し、本学教員、行政関係者、地域関係者に登壇して頂き、シンポジウムを行いました。
今回のCOC中間成果報告フォーラムには、地域住民の方、行政・社協・NPO・企業の方、学校関係者・学生100名を超える大勢の方に参加して頂きました。
フロアディスカッションでは、本学でサービスラーニングを担当する水野尚美氏より、知多半島のNPO法人と日本福祉大学が協働でサービスラーニングを行い、人材養成にあたっている事について意見が述べられました。地域住民の方からは、活動地域の要望や学生の地域活動に対する更なる期待の声を頂き、行政関係者からは、本学の地域での取り組みについて高く評価をして頂きました。
今後も大学と地域との連携をさらに深め、教育の質の向上と大学の地域貢献に取り組んで参ります。そして、活躍する「ふくし・マイスター」多く輩出し、地域と社会に貢献できる人材育成に尽力して参ります。

【美浜・社会福祉学部】認知症啓発活動の紙芝居の披露

日本福祉大学では、経済学部と社会福祉学部で「地域研究プロジェクト」が開講されています。
学生は2年次から、約1年半にわたってプロジェクトに所属し、知多半島をはじめとする自治体や地域関係者と連携・協働し、地域振興や、まちづくりにかかわる諸事業を展開しています。
昨年度、本学のプレゼンテーションコンテスト「ふくしAWARD」で日本語部門の大賞を受賞した「紙芝居を制作して、知多半島各所で認知症啓発活動を行った事業」が、本年度も継続して行われています。
この日は、東海市社会福祉協議会さん、
現在、認知症啓発活動の取り組みを行っていて、今回の企画を主導した一般社団法人東海青年会議所さんと共に、東海市立富木島小学校4年生の「福祉実践教室」に臨みました。まずは、東海市社会福祉協議会さんからのお話で「認知症の症状や、認知症の方への適切な対応」などについて学び、続いて社会福祉学部3年の磯村亜美さんによる紙芝居の披露が行われました。

緊張しつつも、楽しみながら披露してくれた磯村さんは、「子ども達の認知症に対する気持ちの変化があったら嬉しい」と語りました。

参加した児童も磯村さんの紙芝居のお話に真剣に聞き入っていました。


子ども達の反応も良く、紙芝居のクイズには、みなさん答えてくれました。マイクサポートは一般社団法人東海青年会議所の伊藤諭さん。ありがとうございました。


認知症啓発の紙芝居は、「制作した」に留まらず、いかに活用するかが重要です。
次回のこの紙芝居の披露も決まっており、一般社団法人東海青年会議所さん主催「オレンジフェスティバルin大田川」が開催されます。場所は、東海市大田川駅西大屋根広場 特設舞台上で日時は9月18日(月・祝)午後1時10分ごろから披露します。
ぜひ、学生たちが活躍する姿を見に来てくださいね。

【半田市】「半田運河Canal Night(キャナルナイト)」2017に参加しました(8/18,19)

半田運河キャナルナイトは、夏の夜の2日間にわたって開催されるアートイベントとして昨年より始まりました。今年も8/19(金)、20(日)に半田運河周辺にて開催されました。

 
半田運河キャナルナイトは、運河沿いの夜と光の織りなす風景を楽しむイベントです。
半田運河の水面には無数の“ヒカリノ玉”がゆらゆらと浮かび、黒壁の建物に囲まれた歩道にはほんのりと“ヒカリノ道”が続きます。
“ヒカリノ玉”はイベントの開始とともに配布され、来場者の手によって半田運河に投げ入れられます。
 
半田運河沿いの芝生広場とその周辺にはキッチンカーや屋台が立ち並び、醸造どころ知多半島の特産でもある知多半島6蔵の酒やカブトビールなど販売も行われます。地域の美味しいものに舌鼓をうちながら、夜の半田運河を楽しむことができます。
 
Cラボ半田の地域連携コーディネータの発案から始まったこのイベントは、本学も実行委員として、半田市商工会や半田市観光協会、半田市などとの協力により半田運河キャナルナイト実行委員会の主催として実施しています。
昨年は半田キャンパスの坂口ゼミによるシャボン玉を使った空間演出も行われました。
今年も運営ボランティアや販売スタッフとして社会福祉学部や健康科学部の学生と職員が参加し、あわせて10名ほどがスタッフとして協力しました。また、地域連携コーディネータが当初から開催までの期間、実行委員として企画や広報・キッチンカーの出店調整などに尽力しました。
2日目の19日(土)には、付属高校の和太鼓部「楽鼓」も参加した「はんだ市民盆踊り大会」と同時に開催されたこともあり、半田運河周辺エリアはたくさんの人でにぎわいました。
 
開催期間の2日間に、延べ1万人以上の方にご来場いただき、昨年度より来場人数も大きく増加し、半田運河周辺の魅力を伝えるイベントとして期待され、新たな夏の風物詩として人気を呼んでいます。
例年ボランティアスタッフを募集しておりますので、気になった方は、ぜひ次回ご応募いただき、開催にご協力ください。
 
 

 
【半田運河キャナルナイト2017】
■日 程:2017.8.18(金), 19(土)
■時 間:17:00 – 21:00
■場 所:半田運河・蔵のまちエリア
■駐車場:MIM第2駐車場・蔵のまち東駐車場(アイプラザ)

【美浜 社会福祉学部】SL~子どもの冒険遊び場で~

サービスラーニング(SL)とは、1980年からアメリカで始まった教育活動の一つであり、「社会活動を通して市民性を育む学習」のことです。
現在、夏休み期間を利用し、学生が地域でボランティア活動に取り組んだり、さまざまな市民活動に参加しています。その中で、社会を見つめる基本的な力や課題について理解を深め、広い意味で仕事をするために必要なものの見方や判断力を身につけながら、市民性を育むことを目的として、学習に取り組んでいます。
ただ今、知多市にある、冒険遊び場「そうりプレーパーク」では、3人の学生が学んでいます。学生たちは、まず、こんな目標を立てました。

「そうりプレーパーク」の案内看板に貼付


サービスラーニングが始まる前に、この「ひみつきち」の構想を練りつつ、ロープワークを学びました。学生たちは、慣れない作業に苦戦しながらも、子ども達と竹を切ったり、遊んだり、熱心に取り組んでいました。

ロープワークをチェックする学生


慣れない手つきでロープを巻く学生


子どもと積極的にコミュニケーションをとる学生


子どもの竹伐りを見守る


このプレーパークを運営するNPO法人新青樹の理事長 竹内より子さんは、「積極的に子どもたちとコミュニケーションをとるように。また子どもの話をよく聞くように」とアドバイス。子ども達の話を聞き、「ひみつきち」は子どもたちのニーズに対応しながら制作。また、「ひみつきち」を作る上で、「子どもの命を預かる身、間違ったロープワークは命にかかわるので、ダメなものは容赦なく解体します。」と指導を受け、責任の重さを感じながら作業を進めて進めていました。子ども達と作る「ひみつきち」は無事、完成できるといいですね。

「日本福祉大学COC中間成果報告フォーラム」開催します!


この度、「日本福祉大学COC中間成果報告フォーラム」を開催することとなりました。
本学は、2014(平成26)年度より、文部科学省「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の採択を受け、本年度で4年目を迎えています。
本学が目ざす「持続可能な『ふくし社会』を担う『ふくし・マイスター』の養成」で、これまで知多半島の自治体や地域の皆様と相互に関係を持ちながら進めてきた地域課題に向けた取り組みを振り返り、COC事業に関する成果や課題をあらためて共有する場となれば幸いです。

皆様のご参加をお待ちいたしております。
開催概要
日時:2017年9月8日(金)13:30~16:30(受付開始:13:00)
会場:日本福祉大学 東海キャンパス C201教室
東海市大田町川南新田229(名鉄「太田川」駅徒歩5分)
※公共交通機関をご利用ください。
参加費:無料
参加対象:地域住民の方、行政・社協・NPO・企業の方、学校関係者・学生の皆さん
ご参加申込みフォーム
https://goo.gl/forms/0rOHLFM7TXvCvLeg1

【半田・健康科学部福祉工学科】日タイ3大学共同による「亀崎景観ワークショップ」が実施されました


日本福祉大学と椙山女学園大学、来日中のタイ スィーパトゥム大学と三大学共同で亀崎地区の景観調査に取り組みました。スィーパトゥム大学と椙山女学園大学は2015年、交換留学に関わる協定を締結しており、椙山女学園大学の村上心教授が半田市ふるさと景観賞の選考委員長を務めたことなどから今回の景観ワークショップが企画されました。
今回訪日外国人から見た町の魅力や可能性をまちづくりに生かすことが狙いで、三大学から約40人が参加しました。タイの学生は亀崎地区のシェアハウスなどに滞在し、本学生と椙山女学園大学生とともに町歩きなどを通じて現地調査を重ねました。
7月12日(水)には本学の半田キャンパスで中間発表会が行われ、学生から亀崎駅周辺を観光向けに改良することや、土産用の和菓子作りが体験できる場所の整備など、5グループごとに提案されました。
7月15日(土)クラシティ3階で最終発表会が開かれ、学生たちが調査の成果を報告しました。
日本福祉大学健康科学部福祉工学科の坂口大史助教は「地域の魅力を世界に発信することが求められている中、インバウンドの視点は重要。学生にとって国際交流の機会にもなる」と話されました。

【美浜・子ども発達学部】「総合演習I」地域で採れた野菜を使った料理コンテスト

7月19日(水)、美浜キャンパスにおいて、「総合演習I」(山本和恵ゼミ)の一環として、地元の野菜を使った料理コンテストが行われました。
先日、農業体験をおこなった学生たちが、7つのグループに分かれ、主食・主菜・副菜を意識し、バランスを考えながらそれぞれに創意工夫を凝らしたメニューを検討し、各グループごとに調理を行いました。
前回の様子:
【美浜・子ども発達学部】「総合演習I」~食と地域連携をテーマとした農業体験~
自炊に慣れた学生と料理経験のない学生が協力して教えあいながら、複数品目の料理を並行して作っていきます。





当日は、地元の農家さんからの野菜の差し入れがあり、急きょ新鮮なミニトマトやキュウリ、ナスなどをメニューに追加するグループも。


すべてのメニューが完成!
審査員に農業体験の講師、橋本千尋さんと地域連携アドバイザー廣澤節子さん、地域連携コーディネータ1名を加えた3名で採点を行い、1位から3位のグループが選ばれ、最後はそれぞれのグループのメニューを試食しあいました。





 
食欲が落ちる暑い時期に合わせたメニュー作りなどの配慮がされ、夏野菜の特徴を生かした料理など、それぞれのグループごとに考えられたメニューのなか、茄子を中心としたバランスの良いメニューのチームが1位となりました。メニューは、トマトときゅうりを乗せた素麺/茄子の肉巻き/茄子の素揚げのほか、茄子入りのマフィンという、意外性のあるデザートが好評でした。

草取りから始める畑づくりと野菜の植え付けや栄養バランスを考えた多品目の調理など、日ごろ料理をすることがない学生にとって「食」について考えるきっかけとなり、農業の盛んな地域であるという愛知県/知多半島の新たな側面を知ることができました。また、将来子供達を教えることになった際などに向け、「食育」を考えるきっかけになったのではないでしょうか。

【美浜町】 JICA 中米地域防災研修 DoNaBeNetにっぷく学生発表


JICA 中米広域防災能力向上プロジェクト(フェーズ2)第2回カウンターパート本邦研修を通じて、中米6か国『グアテマラ・エルサルバドル・ホンジュラス・ニカラグア・コスタリカ・パナマ』から防災・減災業務に関わっている方々が、日本福祉大学美浜キャンパスにお越しになりました。

今回の来日は「コミュニティ防災推進のための組織体制の強化」がテーマとなっています。
そこで、平素から地域での関係づくりに取り組んでいる「DoNabeNetにっぷく」の活動紹介を本学学生が行いました。
さらに「美浜・南知多防災の会」の皆様から美浜町、南知多町における防災・減災活動や、DoNabeNetにっぷくとの協働活動の事例等も紹介もいただき、参加者は日本における「防災」に関する学びを深めました。


ニカラグアのレオン市防災職員のファビオラさんからは「どのような動機でDoNabaNetの活動をしていますか?」という質問に対し、学生は「今後、起こりうる南海トラフ地震への備えとして、平時から地域の方と関わるのが大切。今後も活動を続けていきたい。」と回答しました。
さらに、DoNabeNetにっぷくの運営費について、立ち上げた経緯、活動へのモチベーションの維持方法等の質問を頂き、研修会では防災の学びと国際交流を深めることができました。

発表後、グアテマラのエル・パルマール市長より御礼として素敵なプレゼントを頂きました。
学生にとって異文化交流となり、国際的な防災・減災の取り組みについて知る良い機会となりました。