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【Cラボ東海】東海キャンパス&Cラボ東海見学会


今日は、東海キャンパスのある東海市のお隣、知多市より市役所の市民協働課、知多市総合ボランティアセンター、NPO法人市民大学ちた塾、知多市市民活動センターの皆さんが、今年開設したばかりの東海キャンパスの見学に訪れてくださいました。

東海キャンパスは他キャンパスよりもさらに地域との連携を志向したキャンパスとなっております。キャンパス自体が災害時の避難場所となっており、5~6Fにある体育館や備蓄倉庫についてご案内をさせていただいたほか、建物自体の耐震構造についてもご説明をさせていただきました。

また、教育の面でも地域社会との関わりを重視しており、様々な立場の人たちと積極的にかかわる能力を高めていくことを目的として設置した「ALL教室」も見学していただきました。ALL教室は壁がホワイトボードになっていたり、机の配置を自由に変えられたりと、学生たちのコミュニケーション手法に関する想像力を大いに刺激する仕掛けがされています。
キャンパス見学の後は、太田川駅前「ソラト太田川」内の「Cラボ東海」にもお立ち寄りいただき、大学と地域がどう関わっていくかについてCラボスタッフと意見交換をさせていただきました。

今回知多市からお越しいただきましたみなさんは、行政と様々な立場の市民が協働して、さらに知多市をよくしていこうという活動をされている方々です。地域をよくする主体の一つとして、大学を考えていただいたことを大変うれしく感じました。地域の皆様のご期待に応えられる大学・Cラボでいられるよう、努めてまいります。
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Cラボでは知多半島の地域創生に資する活動で、学びの機会となる情報を学内外にご紹介させていただいています。Cラボ美浜・半田・東海の地域連携コーディネータまでご相談ください。

【Cラボ美浜】ブルーツーリズムで自然豊かなまちの魅力発信

今日は愛知県美浜町の都市農村交流協議会が主催する「ブルーツーリズム」に参加しています。ブルーツーリズムとは、島や沿岸部の自然豊かな土地を訪れ、海の幸や自然に触れて、感じる体験ツアーのことです。
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南知多ビーチランドには、朝8時から子どもたちを中心に130名を越える家族連れの方々あつまり、これから「魚のつかみどり体験とイルカとウミガメにタッチ&記念写真」プログラムが始まります。
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本日はボランティアで社会福祉学部の関純奈さんと舩坂健一さんが参加して、子どもたちのサポートを行っています。
これからドルフィン・ウミガメタッチ、すぐ近くの奥田海岸で魚のつかみ取り。
午後にはみんなでバーベキューを行います!
Cラボでは知多半島の地域創生に資する活動で、学びの機会となる情報を学内外にご紹介させていただいています。Cラボ美浜・半田・東海の地域連携コーディネータまでご相談ください。

【地域研究プロジェクト】認知症PJ~学童保育の子どもたちに認知症啓発活動!お酢を使った“酢イーツ”づくりを行いました

学童保育の子どもたちに認知症啓発活動!お酢を使った“酢イーツ”づくりを行いました

2015年8月28日

 日本福祉大学では、地域貢献をテーマに「あんしん」「にぎわい」「つたえる」の3つの要素をコンセプトとして、正課科目「地域研究プロジェクト」を開講しています。認知症の理解の促進に向けて活動する認知症啓発プロジェクトでは、子どもたちを対象とした啓発運動を8月17日(月)にNPO法人プレママクラブで開催し、児童や学生・教職員などおよそ40人が参加しました。

◆半田キャンパスからもほど近く、会場となったNPO法人プレママクラブ「土っ子クラブ」(写真左側)
学生たちは円陣を組み成功を祈りました(写真右側)

 認知症啓発プロジェクトでは、認知症学習アプリを「公益社団法人認知症の人と家族の会愛知県支部(東海市)」の協力を得て大人用・子ども用とそれぞれ開発し、同家族会がユニーグループ各店で定期に開催する認知症啓発イベントに参加し、来場客への試行を続けてきました。この企画は、次世代を担う子どもたちを対象に、健康に良いとされる酢を使った「酢イーツ」づくりのほか学生による認知症に関する啓発を目的に実施されました。また今回は株式会社Mizkan Holdingsから、地元企業としての学生活動全般への支援として、お酢を提供いただきました。会場となったNPO法人プレママクラブは本学半田キャンパスのある亀崎地区にあり、社会福祉学部2年生を対象に開講しているNPO協働型サービスラーニング(※)でもお世話になっています。今回の企画は同法人が運営する学童保育「土っ子クラブ」を利用する小学校4年生から6年生の児童を対象に実施されました。
開始1時間前に会場に到着した学生たちは、これまでに経験したことのない多人数を対象とした企画を前に口数も少なく、スタート前にはメンバー全員で円陣を組むなど緊張する様子がみられました。お揃いの三角巾を付けた子どもたちが現れ会場が元気な声に満ちあふれると、学生たちの表情も次第に柔らかくなっていきました。まずは酢をテーマにした学習会が行われ、子どもたちの好物である食材と酢の関わりを紹介し、身近な存在であることを理解してもらいました。そして酢イーツづくりのスタートです。今回はお酢を使ったカップケーキとオリジナルジュースを作りました。生クリームに砂糖とブルーベリー黒酢を入れ、泡だて器を使って混ぜていき、それを学生たちがフォローします。慣れない作業に苦戦していましたが、交代しながら混ぜ続けていくとブルーベリー黒酢生クリームができあがりました。プラスチックのコップにカステラとフルーツを入れ、そこに先ほどの生クリームをのせて完成しました。オリジナルジュースは3種類の黒酢(ブルーベリー・カモミール&ライチ、リンゴ)に牛乳や炭酸水、リンゴジュースを混ぜて作ります。当初は学生からのアドバイスを聞きながらジュースを作っていた子どもたちでしたが、要領をつかむと思い思いにジュースを作り味見をするたびに喜んでいました。酢イーツを食べ終えてから、学生からお酢が持つ力や認知症に関する説明がなされ、同プロジェクトで開発した認知症学習アプリの試行やクイズラリーが行われました。

◆株式会社Mizkan Holdingsから地元企業としての学生活動全般への支援として、お酢を提供いただきました(写真左下)

 参加した子どもたちからは、「初めて酢を飲んだが美味しかった」「友だちと料理できて楽しかった」「家に帰ったらお母さんと一緒に作りたい」などの感想が寄せられました。今回の企画に参加した社会福祉学部3年の廣瀬貴正さんは、「これまでの活動を振り返り、反省点を修正しながらスムーズに運営することができた。子どもたちが楽しそうに酢イーツを作るだけでなく、私たちが知らなかった混ぜ方で美味しいジュースを作る姿には驚いた。これからも機会があれば企画していきたい」と語りました。

◆クイズラリーや認知症学習アプリの試行が行われました(写真中・右側)

※サービスラーニングとは、『学生が直接、自分自身で意味ある経験をすること』『その経験を教員の指導のもと熟考し、ふりかえり、分析すること』という二つの過程を結び付けた学習方法。日本福祉大学では、地域のニーズに応えているNPOの活動に参加し、多くの人々と関わることで、市民性を育むことができるのではないかと考えました。そこで、知多半島のNPO法人をネットワークしている「地域福祉サポートちた」による全面的な協力のもと、大学とNPO法人の皆さんとの協働により、プログラムを創り上げています。

地域課題解決の現場を知る~東海市NPO現場体験バスツアー①~

バスツアーに出発する岸くんと、崔さん
8月20日(木)、この日は、東海市市民協働課主催の「NPO現場見学」のバスツアーが企画され、東海市市民活動センターの登録団体である日本福祉大学Cラボ東海として、地域連携コーディネータの中野と、市民活動センターのスタッフを務める岸玲司(国際福祉開発学部1年)さんと、韓国からの留学生の崔烔根(国際福祉開発学部1年)の3人が参加をしました。
この企画の目的の一つは、異なる運営主体が社会課題解決のために取り組む現場を知ることで、それぞれの地域での活動に活かすということでした。まず、知多半島で福祉NPOの中間支援を行うNPO法人地域福祉サポートちたの事務局長の市野めぐみさんから、知多半島のNPOの成り立ちや、知多半島のNPO法人の現状についてお話があったのち、次の行程のバスツアーが実施されました。
↓①自治会活動が基盤となってサロン事業を行っている南粕谷ハウス(知多市)
↓②NPO法人学童保育ざりがにクラブが運営する学齢期の障碍児の放課後等デイサービス事業まるまるね
↓③東海市立大池健康交流の家を拠点に「自治会活動」と高齢者の「居場所づくり」を推進する大池ぬくもりの会

石井久子事務局長から南粕谷ハウスの成り立ちを聞く

石井久子事務局長から南粕谷ハウスの成り立ちを聞く


南粕谷ハウスが位置する知多市南粕谷コミュニティは、高齢化率が40%を超える自治区です。知多市全体の高齢化率が24.7%(平成27年4月1日)であることからも、その高さを伺いしることができます。
石井事務局長のお話だと、もともと南粕谷は、新日鉄の企業団地として開発されたため、昭和47年を境に同世代の人が全国から集まってきたそうです。そして、約40年が過ぎた今、その世代の人が高齢世代となっているそうです。もともと住んでいた住民の3倍~4倍の人が移り住んできたことから、当初は新旧住民の交流が課題となっており、生活充実型イベントの推進が行われていたようです。
その後、小学校も同時期にピークを迎え、卒業と同時に空き教室の増加したことがきっかけで、小学校の中に生涯学習ルームを開設して、問題解決型生涯学習の推進が行われてきました。
そして、小学校を中心とした住民同士の連携から、現在では、地域全域の協働型コミュニティの活動が行われています。事務局長の石井さんは、「何かをすると何か課題が見つかる」と、「元気会」という取り組みで工作やダンス教室を行っていたが、何もせずただ話せる居場所がほしいというニーズに気づき、地域コミュニティが社会的基盤となりサロンを運営をはじめたそうです。
ただ課題として、ハード面は、県からの補助でなんとかなったが、ソフト面を回していくために、月15万円の固定費を捻出するのに知恵を絞っているようです。サロンは、ボランティア力で運営を行いメニュー開発をしたり、近隣の農家の方から野菜を提供していただいたり、地域住民で金柑を育てジャムをつくり販売するなど、今は何とか回っているそうです。
「地域は、人材の宝庫」という言葉印象的で、いろんな人やその人がもっている物資、ネットワークを活用することで、できないことはないというお話が大変印象的でした。いただいたお弁当も、品数が多く、とってもおいしかったです。みなさんも、ぜひ一度お昼ご飯を食べにいってみてはいかがでしょうか。
南粕谷ハウス
社会福祉学部サービスラーニングの学生からフードバンクの話を聞く

社会福祉学部サービスラーニングの学生からフードバンクの話を聞く


フードバンクの仕組みも活用して、サロンを運営しています。この日は、偶然、社会福祉学部の2年生が南粕谷ハウスにサービスラーニングに来ていました。フードバンクから物資を取りにいった帰りで、学生からフードバンクの取り組みを紹介してもらいました。「日本は、年間500万トン~800万トンの食糧が廃棄されている。これは年間のお米の生産量に匹敵する」「ただ味付けが規定値からすこし薄いだけですてられてしまうものもあるので、もったいないと思った」と話をしてくれました。
バスツアーの参加者も、真剣に耳を傾けて聞いてくれていました。サロン活動を通して、こうした物資を必要な人に届けることもできると、サポート知多の市野めぐみさんは説明してくれました。
以前フードバンクの講演会で一緒になったバスツアーに参加した学生とも交流をしていました。
COCブログ~フードバンクって何?~

(旧暦)七夕祭りを地域住民と盛り上げる


 
8月18日(火)、13:00〜東海市の船島小学校に隣接する船島市民館で、地元の印刷会社のご主人が中心となった夢実行委員会が主催する七夕祭りの飾りつけを地域の方とともに行いました。
「こどもたちに夢を 街に祭りを! 地域に絆を!」をテーマに、2014年から始まったこの企画も、今年は共感の輪がさらに広がり、4000枚以上の短冊が集まり、46本の笹に飾りつけを行いました。
この日は、本学から5名の学生が参加したほか、横須賀中学校、富貴嶋中学校、東海商業高校、星城大学の学生も参加しており、若い力に支えられにぎやかな雰囲気の中で行われていました。
学生たちは、集まったボランティアスタッフと協力しながら、効率よく作業を進めるために、率先して笹の準備などを行っていました。夏の体育館は、とても蒸し暑く、汗がどんどん滴る環境のなかでしたが、参加した看護学部1年の入慶田本さんは、「大丈夫。あとこれだけやったら、休憩しよう!」と中学生に声をかけて、気遣いながら作業をおこなっていました。
国際福祉開発学部3年の高橋康祐くんは、「地域の人と話す中で、地域の課題やニーズに気づくことができる。ご主人がお祭りをしたいという想いに、協力することで、地域の人との交流が生まれた。」と、気づきを表現してくれました。
地域の人の想いが寄せられた短冊飾りは、8月19日〜8月23日までの間、地域の協力店舗の軒先に飾られます。
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完成した笹飾りを協力店舗に運ぶ学生

完成した笹飾りを協力店舗に運ぶ学生

【地域研究プロジェクト】認知症プロジェクト

こんにちは。認知症プロジェクトです。
2015年8月17日、半田市のNPO法人プレママクラブさんが運営する学童保育「土っ子クラブ」さんへ訪問し、小学4年生から6年生の児童33名を対象に、認知症について楽しく学べるイベント「スッキリ酢イーツをつくろう!」を行ってきました。

子ども達が部屋に入ってくると、こちらが圧倒されてしまうくらい元気よく「こんにちは!!」と挨拶してくれたので、私達も気合が入りました。
イベントでは、まずどれだけ私達の生活の中に「お酢」が欠かせないものとして浸透しているかを知っていただくために、どんな食品にお酢が使われているかのクイズを行いました。

知っていましたか? お酢ってお寿司とか、酢の物とかの代表的なお酢料理だけじゃなくて、マヨネーズやソースなんかの調味料にも使われていて、知らず知らずのうちに摂取しているとても身近な食品なんですよ。
クイズの後はおまちかねのスイーツづくりです。
ミツカンホールディングスさんからご提供いただいた酢ドリンクを使ってスイーツを作っていきます。
生クリームを泡立てたあとにミツカンのブルーベリー黒酢を混ぜたら、カステラの上にかけて、お好みのフルーツを添えて出来上がりです。

また、酢ドリンクといろいろな飲み物をまぜてお酢ジュースも作りました。子どもたちはこちらが予めオススメしていた組み合わせ以外にもいろいろな組合せを試して独自に美味しいジュースを開発していました。ブルーベリー黒酢と牛乳を混ぜる組合せが人気でした。
スイーツを作り終えた子どもたちは「初めてスイーツを作ったけど美味しくてびっくりした!」「これなら家でもできそう」と言っていました。
みなさんもぜひご家庭でお試しくださいね。
また、その他にもパソコンをつかって認知症クイズに答えるゲームや、漫画をつかった認知症クイズラリーなどを行なって、認知症を楽しく学びました。
今回行った「スッキリ酢イーツをつくろう!」のイベントはこれで3回目なのですが、こんなにも大人数の子どもを対象に開催するのは初めての機会でした。それだけに私達スタッフの役割分担の重要性や、人数によって呼びかけ方を工夫する柔軟性の重要さをあらためて強く感じました。
そしてなにより子ども達に達成感を感じてもらって、こちらとしてもとてもやりがいのあるイベントとなりました。
酢の摂取は、内臓脂肪を減らしたり、体の疲れをとるお手伝いをしたりする効果があります。
そして元気で健康的な生活は、認知症の予防に効果があると言われます。
ぜひみなさまも暑い夏をスッキリ酢イーツで乗り切ってはいかがですか?

【地域研究プロジェクト】はんだプロジェクト~チャリティパンづくりにむけて知多半島の素材調達~

【はんだプロジェクト】
こんにちは。はんだプロジェクトです。
8月4日(火)、「パンのトラ」の村瀬さんと加納さんとともに、今年の24時間テレビで販売するチャリティーパンの材料調達交渉のために、半田市の「ブリオ」さん、美浜町の「野間漁協」さんに訪問しました。

どちらの生産者の方も、自分が生産しているものに誇りを持ち、常に「より美味しくなるには」「消費者の方へより安全にお届けするには」ということと向き合いながら仕事をされている姿がお話からひしひしと伝わってきました。

地域の方々が愛情を込めてつくった食材をもとに、24時間テレビのチャリティー企画が成功できるよう頑張っていきます。

今回私たちが製造・販売するチャリティーパンは8月22日(土)、23日(日)にパンのトラ安城店で1個100円で販売され、その売上の全額が日本テレビを通じて寄付されます。

【地域研究プロジェクト】子ども・子育て応援プロジェクト

今年度から新しく立ち上がった社会福祉学部の「子ども・子育て応援プロジェクト」では、知多市で7月12日に開催された「こどものまちインちた 第一回応援団会議」に参加しました。

「こどものまち」とは、ドイツ発祥の「ミニ・ミュンヘン」をお手本にした、子どもがつくる小さなまちのイベントです。自分のやりたい仕事を選んで働き、「まち」で使えるお金(疑似通貨)で買い物をしたり、税金を払ったりして遊びます。
この「こどものまち」が12月に知多市で開催予定です。

「応援団」とは、こどものまちをつくるこどもたち(小学校5.6年、中学生)をサポートする大人の集まりです。
プロジェクトでは応援団として関わらせて頂きながら、
「こどもに寄り添うとは」「尊重するとは」
「一緒にとはどういうことなのか」など、学生それぞれが自分の課題について考えていきます。
年代も性別も価値観も違う集まりが、合意形成をしながら
みんなでひとつのものを造っていく過程を体験できる貴重な時間になるといいですね。
次回は7月26日 いよいよこどもスタッフとのご対面です。
こどものまちinちたFacebookページ
https://www.facebook.com/chita.kodomonomati

【地域研究プロジェクト】認知症プロジェクト「ケアラーズカフェ」

【認知症啓発プロジェクト】
こちらでもお伝えさせていたきました通り、7月5日に太田川駅高架下の「ケアラーズカフェ」にてイベントを開催しました!皆さんにも告知のご協力をいただいたおかげで、地域の皆さんと認知症や健康づくりについて楽しく学ぶ機会となりました。

知多半島の特産であるお酢をつかったスイーツ作りでは、お酢そのものの特長や健康効果に加えて、
さまざまな世代の人と一緒に何かをしたり、食事をしたりすることが健康づくりや認知症予防、また認知症の方とのふれ合いにも役立つことを知っていただけたのではないでしょうか。


当日は、東海市のケーブルテレビ局「知多メディアス」さんも取材にお越しいただきました。
認知症プロジェクトでは、8月にも同様のイベントを開催しますのでぜひお越しください。
ご協力いただきましたケアラーズカフェの皆さん、ミツカンホールディングスの皆さん、応援していただいた皆さん、本当にありがとうございました!


「現代福祉」コミュニティ創成×福祉〜参加のデザインによる地域ケア支援

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6月23日(火)、「現代福祉」(担当:吉村輝彦国際福祉開発学部)において、特定非営利活動法人岡崎まち育てセンター・りたの事務局次長の三矢勝司先生がのゲスト講師としてお見えになりました。
担当の吉村先生と三矢先生とは、99年からの仲ということで、始終和やかな雰囲気の中で、講義が行われました。
今日の講義は、「コミュニティ創成×福祉〜参加のデザインによる地域ケア支援」というテーマで、「参加のデザイン」という視点から、三矢先生がこれまで手掛けてきた事例を紹介する内容でした。
「中間支援の必要性を痛感」したことがきっかけで、現在のライフワークがカタチづくられていると話してくださいました。今日のテーマである「参加のデザイン」は、①「プロセスデザイン」、②「プログラムデザイン」、③「参加形態のデザイン」の要素からを組み合わせて設計されます。
特に、一番初めに紹介してくださった被災地仙台の、プレハブ応急仮設住宅「あすと長町」の事例では、仮説住宅の中に、どのようにコミュニティを創成して、発展していったのか、そして、その前提にある「グループ入居制度」の果たしたメカニズムについて、具体的な登場人物を挙げて、わかりやすく説明くださいました。
コミュニティの創生において、鍵となっていたのが、仮設住宅の中で内発的に育まれたり、ボランティア団体や企業の呼びかけで始まった「クラブ活動」でした。こういったインフォーマルな関係が豊かに築かれていたからこそ、その上に、まちづくり団体が生まれ、さらにそれらの団体の活動の中から、課題解決の取組が生まれていったことが鮮明に伝わってきました。このようなコミュニティの発達段階過程を⓪多様な移住者の集積→コミュニティの基礎固め→支援組織との協働実践→プラットフォーム形成→祭り、つながりの演出に整理した上で、ここに「参加のデザイン」があったと説明してくださいました。
(これらのプロセスを地域の人と伴走しながら一緒に作られてこられたからこそ、仮設住宅という住みづらい環境の中に、人と人との関係が豊かなコミュニティが創出されたのだと思いました。)
学生からは、コーディネータとしての顔も併せもつ三矢先生に「今、サークル活動で地域のいろいろな方とつながっていきたいと思っているのですが、どうすればうまくできるのか」といった質問があり、先生からは「まずは、その分野ですでに活動している人、や地域にすでにネットワークをもっているキーパーソンを発掘することが大事」とポイントをわかりやすく教えてくださいました。
最後に、「(地域の中にいろいろな声があるが)、自分の中に内なるビジョンが明確にあるから、それをカタチにすることができる。」とまっすぐなメッセージが届けられました。先生、どうもありがとうございました。
特定非営利活動法人岡崎まち育てセンター・りた