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【半田】りんごぴあでクリスマス会を実施しました

12月13日(木)、社会福祉学部保育課程4年生の学生3名が岩滑のりんごぴあでクリスマス会を実施しました。

これは、保育士資格取得希望者を対象に4年生の後期に開講されている「保育実践演習」の一貫で、地域の子育て支援に関わる施設に協力いただきながら、保育計画・実践・振り返りのプロセスを主体的に経験し、実践的な力を身につけるために行われているものです。

りんごぴあでクリスマス会を行った3名の学生は、参加者とともに手遊び歌を楽しんだり、小さなお子さんでも参加できるクリスマスツリーづくりを行ったりしました。

また、来場の記念にお子さんの手型をとってプレゼントをしたりもしました。

今回クリスマス会を実施した山村叶さんは来春から乳児院で就職することが決定しています。
今回の経験を通じて、お子さんとのコミュニケーションはもちろん、お母さんといかにうまくコミュニケーションをとるかということの重要性をひしひしと感じたようです。
クリスマス会を行ってみて、なかなか思うように行かなかった点、非常に効果的に機能した点などを来春からの経験に活かしてほしいと思います。

【半田】半田運河のほとりでまちなかピクニックを展開しました

国際福祉開発学部の吉村教授が取り組んでいる「まちなかピクニック」は、まちにある様々な空間や場所を使いこなし、誰もが滞在して心地いい場作りを行っている取り組みで、主に太田川駅の西側の広場を中心に活動を行っています。
今日は半田運河にある蔵のまち公園で行われたHOTORI brunchとコラボレーションして、芝生の上にハンモックを設置しました。

半田運河で行われているHOTORI brunchは、半田運河のほとりで朝昼ごはんを楽しむイベントで、公共空間の新しい使い方の提案を行うという目的が、吉村教授のまちなかピクニック事業と親和性が高いことから、今回のコラボレーションが生まれました。
今日はちいさなお子さん連れの来場者が多く、お子さんを中心に多くの方にハンモックを楽しんでいただくことができました。
普段何気なく通り過ぎてしまうような空間でも、活かし方次第で、コミュニケーションの場になったり、居心地のいい空間になるようです。
このような実験的な取り組みを重ねながら、多くの人が空間を使いこなすことを考えるきっかけになればと思います。

【東海】経済学部 まちづくり駅前ショップの取組とデジタルマッププロジェクト

経済学部 吉田ゼミでは、2年生を中心に12月3日(月)から6日(木)の4日間、「まちづくり駅前ショップ」の取組で、「豚汁」販売を実施しました。この活動に入る直前に、豚汁の材料を確保するために、知多市の農家 加藤誠さんの協力を得て、農業体験を行いました。材料を自分たちの手で確保することで、売り出す商品に対して愛着をもってもらう狙いがあります。学生たちは玉ねぎの苗つけを体験し、大根やネギ、ニンジンなど野菜を入手しました。

豚汁の販売は、ゼミ生を中心にシフトを組み、4日間かけて販売しました。常時2~4名の学生が対応しました。ゼミ生以外の学生が応援に入り、販売の呼び込みを行っていました。また同時開催で射的を企画しました。ゼミ活動に参加した経済学部2年の江口慧太さんは、「最初、豚汁の試作の段階では不安だったけど、楽しみながら取り組むことができた」と語りました。

一方、経済学部 遠藤ゼミ デジタルマッププロジェクトの活動も行われました。このプロジェクトでは、大田川駅前周辺の飲食店に協力していただき、「コスパ最強!!太田川クーポンマップ」を制作しました。ちょうど、太田川駅前ではウィンターイルミネーションin大田川2018が開催して間もない12月3日、制作したクーポンマップの周知を図るため、プロジェクションマッピングを制作し披露したり、ミニライブを実施しました。ミニライブでは、本学の地域連携教育や地域課題解決型研究に貢献いただける人材「知(知)のマイスター」に登録している「東海市ふるさと大使」の木佐貫あつひささんが篠笛を披露しました。曲の間に事業の説明をして、道行く人に呼びかけていました。12月10日以降、クーポンマップに新たなお得なお店情報も追加していきます。この活動に取り組んでいる経済学部2年の羽田直生さんは、「クーポンマップを登録してくれる方が日に日に増えることが嬉しい」と語りました。この活動は1月14日まで展開され、1月25日に報告会を実施するとのことです。

 

【Cラボ美浜】「生きるよろこび展」開催!


12月4日(火)~7日(金)、日本福祉大学美浜キャンパスCラボ美浜にて「生きるよろこび展」を開催しています。
これは、あいちアール・ブリュットネットワークセンター(AACA)主催によるもので、先月に知多市岡田地区で開催された「生きるよろこび展」の中から、作品数点を展示しています。展示されているのは、障がいのある方たちが制作した作品です。どれもつくる事への喜びであったり、本人たちのライフワークに繋がっているような作品です。
 開催初日の12月4日(火)、子ども発達学部「乳幼児の造形演習Ⅱ(担当教員:江村和彦准教授)の履修学生が見学に来てくれました。その日は、あいちアール・ブリュットネットワークセンター学芸員の伊藤愛さんと特別支援学級の春日井誠先生がお越しになり、ご本人の制作中の様子や障がいの特性などのお話しをしていただきました。
 
 見学した学生の浅原のりえさんは、「作品が細かい部分まで作り込んでて凄いと思った。どんな思いなのか、なんでやり続けるのか分からないけど、作品から想像を膨らませてみることが面白いと思いました。」と感想を話しました。
12月7日(金)まで、美浜キャンパスCラボ美浜で展示しています。
彼らの一連の行動が芸術そのものです。彼らが見ている世界、ユニークな表現、並外れた集中力には驚くべきものがあります。ぜひ、この貴重な機会に多くの方に観に来ていただければと思います。

【Cラボ美浜】「ハザードマップGIS体験講座」開催

11月26日(月)、美浜キャンパスCラボ美浜にて、「ハザードマップGIS体験講座」が開催されました。これは、2018年度市民研究員の宮澤史明氏が中心となって取り組んでいる「WebGISを活用した高齢者にやさしい手作りハザードマップの作成」での勉強会です。この日は、9月に実施された美浜町一色地区のまち歩きに参加した学生2名が参加しました。
GISとは、地理情報システム(Geographic Information System)の頭文字で、デジタル化した「地理空間情報」を扱うソフトです。実際にパソコンにソフトをダウンロードして、操作しながら、指定エリアの表示やデータの反映、編集の仕方、データ分析等を教えていただきました。
 
参加した社会福祉学部1年の山田勇太さんは、「すごく難しかったけど、これを使いこなし、データを明確化することで、今後の活用が幅が広がると思いました。またこの経験やスキルが、就職にも活かせると思います。」と語ってくれました。

一色地区で高齢者にやさしい手作りハザードマップまち歩き

東海市地域大円卓会議2018 ~東海市の中心で夢を叫ぶⅢ~

2018年11月20日(火)、夜の6時30分から東海市芸術劇場多目的ホールにて、第4回東海市地域大円卓会議が開催され、東海市職員、市民団体や企業の方、星城大学生、東海キャンパス経済学部、国際福祉開発学部の学生などが参加しました。
東海市地域大円卓会議は、多世代が協働して、学び、考え、実行する「学思行」を体現する市民参加の場です。東海市にある二つの大学(星城大学と日本福祉大学)と市民活動センターの運営を受託するNPO法人まち・ネット・みんなの広場や行政職員、企業の若手などで構成される実行委員会のメンバーで企画し、運営しています。
第一部ではプレゼンター5名の発表を行いました。今回のプレゼンターは、中学生から一般と若い世代を中心に構成され、そのうち、経済学部3年生の宮原涼輔さんは、地域活動を通して感じたことや実践していきたいことなど夢の実現に向けてスピーチをしました。

プレゼンターの発表の後、第2部ではプレゼンターの夢を実現しするためには「どうしたらいいか」「自分ならこういうことができる」などグループに分かれ意見を出し合いました。

世代を超えて語り合う場


続いて、共有タイムとして、出された意見をグループごとに発表していきました。
若い人の活動を応援するため「自身が発行している雑誌に掲載します」、カフェ運営に挑戦してみたい高校生に対して、「自身のお店の空き時間を活用して欲しい」など地域の方からとてもありがたいサポートの話もいくつか聞くことが出来ました。

共有タイム


最後に、それぞれの夢を掲げ、記念撮影を行いました。参加した学生は、「来年度は登壇者として挑戦したい」「いろいろな方と繋がることができた」と新たな目標を持つきっかけや出会いの場となったようです。

最後はみんなで夢を掲げて記念写真

【美浜 スポーツ科学部】「スポーツフィールドワークⅠ」にっぷくはつらつ教室

 11月17日(土)、地域志向科目「スポーツフィールドワークⅠ(担当教員:城川哲也教授、山根真紀准教授、)」を履修している学生が、美浜キャンパス スポーツ科学部棟「SALTO」の体育館で、中高齢者を対象とした『にっぷくはつらつ教室』を実施しました。

この取組は、スポーツ科学部2年の地域志向科目「スポーツフィールドワークⅠ」の一環で、美浜町保健センターの協力のもと、みはまスポーツクラブと共催で行われています。学生たちが、中高齢者を対象にストレッチングや筋力運動、認知トレーニングやレクリエーションなど、毎週土曜日8回にわたって様々なプログラムを実施しています。

学生たちは、当日を迎える前にゼミでリハーサルをし、先生と他の学生たちからの意見や助言を受け修正を行います。そして、当日も開始2時間前から準備と最終確認のリハーサルをしました。

 
 
 
 
 
今回で6回目となる『にっぷくはつらつ教室』は、顔なじみの方も増え、「ここへ来るたびに若返ていく」という参加者を学生たちは笑顔で迎え、受付と健康チェックを行いました。

 
 
 
 

11時スタートです。学生たちの自己紹介の後、準備体操として、ラジオ体操とチューブを使った筋力トレーニングを行いました。一つ一つの動きがどこの部位に効いているのか、参加者はできているか、様子を確認しサポートながら進めていきます。

 
 
 
 

 
次に体が温まってきたところで、コグニサイズです。コグニサイズとは、英語のcognition(認知)とexercise(運動)を組み合わせてcognicise(コグニサイズ)として開発されたもので、「あたま」と「からだ」の体操を同時に行います。
学生たちが考えたコグニサイズのプログラムで、リズム良く頭と体を動かしました。

 
 
 
 

続いてドッチビーを使ったレクリエーションです。ドッチビーとは、布製のフライングディスクです。練習では、学生たちが投げ方やまっすぐ飛ぶコツをレクチャーしながら、ドッチビーでキャッチボールを行いました。ドッチビーに慣れたら、グループ対抗のゲームです。参加者と学生の混合チーム、4つのグループで、2つのゲームを行いました。参加者も学生も終始笑顔で、思い切り走り、汗を流しました。


 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

最後にクールダウンです。すぐに座ろうとする参加者の筋肉をほぐすために、体育館一周のウォーキング、その後ストレッチングをしてこの日のプログラムは終わりました。


 
 
 
 
 
参加者は、「学生さんたちが上手にサポートしてくれて、頭と体を動かすことができ、楽しませてもらった。一生懸命で分かりやすい説明だった。若返りました。また参加します。今後も続けてほしいです。」と感想をいただきました。
今回プログラムの企画運営をした学生の1人、中塚早紀さんは、「回数を重ねたことで、参加者の様子や運動能力を踏まえ、前回より難易度を上げて楽しめる内容を考える事が大変だった。難しいプログラムだったけど、参加者が前向きに取り組んでくれ、楽しそうだったのでよかったです。」と感想を話しました。

【健康科学部】とよたエコフルタウンを見学しました


2018年11月17日(土)、健康科学部福祉工学科建築バリアフリー専修の「建築デザイン入門」と「環境建築入門」を受講する1年生が「ふくしコミュニティプログラム」※の一環として、愛知県豊田市にある「とよたEcoful Town」の見学を行いました。
とよたEoful Townは、「無理なく、無駄なく、快適に続けられる低酸素社会の実現」に向けて、豊田市の取り組みを”見える化”しわかりやすく伝える情報発信拠点です。この中には、21社の企業が出展しており、低炭素な暮らしや交通、産業など各分野の先端環境技術が体験できます。

 
学生たちは2つのグループに分かれて、スマートハウスの見学や環境先端技術を体感できるパビリオンの見学を行いました。橋本圭央助教が担当したグループは、はじめにスマートハウスの見学を行いました。施設の方からスマートハウスについてシステムや建物の建材や構造について説明を受けました。

屋外の展示ブースでは、「これから壁面緑化は、(都市空間をデザインする上で)重要なパースになっていくからよく見ておくように」と教員から建築デザインの視点が伝えられると、学生たちはその場から一歩近づいて、構造がどうなっているのかや建築への取り入れ方など新たな気付きを得ていました。
滞在時間は2時間ほどと長くはありませんでしたが、学生たちは水素ステーションの担当者との会話の中から普段は見せてもらえない水素が燃えている燃焼炉を見せてもらったり、パビリオンの中にある建築を見て回っており、キャンパスの中では体験できない時間を過ごしていました。この見学ツアーの企画をしている坂口大史助教は、「1年生の内に、地域にでて、いろいろなものに触れることが大切」と、それぞれ関心や興味に応じて施設内を積極的に見学する学生たちをみて満足げに話をしてくれました。
※「ふくしコミュニティプログラム」とは、5つのステップ(①地域を知る、②地域を調べる、③地域と関わる、④学習を深める、⑤成果をまとめる)を組み合わせた学習するプログラムで、全学部の1年次全員履修の科目や演習科目でおこなわれています。
ふくし・マイスター
とよたEcoful Town

【半田】亀崎としょかんまつり用に「平成の樹」を制作しました

11月10日(土)、亀崎図書館の出口付近に坂口ゼミの学生が木のモニュメントを制作しました。
平成2年に建築された亀崎図書館は、地域の人に愛される場として利用され続け、平成の時代を生きてきました。今月11月25日(日)に、平成最後のとしょかんまつりを行うにあたって、坂口ゼミの5名の学生と亀崎図書館が連携して企画を立案し、地域の人の亀崎図書館に対する思いを共有するためのモニュメント「平成の樹」を制作するに至りました。

このモニュメントは坂口ゼミが普段行っている亀崎こども建築塾のノウハウを活かし、木材を太いゴムで接合することで作られています。図書館の利用者は樹の葉っぱ型のカードに亀崎図書館に対する思いを記入し、それを紐でくくりつけて葉っぱを増やしていくことや、枝を自由に付け加えて新たな広がりを作ることができます。
このモニュメントのコンセプトは「決まりがない」こと。亀崎におけるまちづくりの活動と同じように、どれも規則性があるものではなく、予測できない広がりが生まれていくことを表現しました。
制作を行ったバリアフリーデザイン専修4年の吉見康弘さんは、「思い思いに自分の樹を1本加えて、亀崎のみんなで一つのものを作り上げたい」と意気込んでいました。
この「平成の樹」はとしょかんまつりの日に完成となり、2週間程度の展示を予定しているということです。

また、今回のプロジェクトにおいては、地元の木材プレカット工場「シンホリ」に木材を提供いただきました。カード型の葉っぱも木材をカンナで削った際に出たものを分けていただきました。
地域の公共施設と企業と大学、亀崎であらたなコラボレーションが始まりました。このような地域全体での連携事業を通じてまちの思い出を紡いていくことは、亀崎にとって非常に有意義なことになるのではないかと感じる一日となりました。

【美浜 社会福祉学部】「総合演習」~防災キャンプを体験しよう!~

11月15日(木)、社会福祉学部(医療専修1年佐藤ゼミ、人間専修1年村川ゼミ)の学生を対象に、美浜キャンパスで「防災デイキャンプ」が実施されました。
今回は、地域課題解決型研究で『防災・減災のしくみづくり』の研究を行っている全学教育センター 髙村秀史助教の協力と指導のもと、「災害時72時間生き残るための知識と技術を得ること」を目的に、アウトドアのノウハウを活かして自助力を高める防災キャンプを体験しました。
まずは、知識編として「自助思考力」を高める重要性について、髙村先生にお話しいただきました。「自助思考力」とは、地域・環境など、自分の身の回りを理解し、自分の生存率を高める方法と必要性を知ることです。実際に被災地で、支援品にテントが支給されたが、誰も組み立てることができず、使われなかったことがあったとのことです。災害時、自助がなければ、近助(互助)、共助、公助にはつながりません。そこで、身近なアウトドアのノウハウを活かして、自助力を身につけ、身につけた自助力を他者に提供することで、防災・減災・公助力を高めることにつながるとお話しされまた。

続いて実践編です。参加した学生28名は、今までキャンプを行ったことがないメンバーです。グループワークでは、「みんなで意見を合わせて協力してすること」「今回の体験・学びが災害時にどう活かせるかイメージしながら行うこと」を意識しながら、テント設営と火おこし、ギリーケトルを利用した湯沸し体験を行いました。
まずは4グループに分かれ、火おこしとテント設営の役割分担をし、体験スタートです。テント班は、テントとコット(ベッド)を設営します。説明書を見ながら、見よう見まねで組立ますが、なかなか形になりません。先生たちも補助して、なんとか設営ができました。


 
 
 
 
火おこし班は、火をおこし、湯を沸かします。支給されたものは、ギリーケトル、麻紐、火打棒(ファイヤースターター)、マッチ、ライターです。先生のレクチャーを受けたあと、水と燃える材料を自分たちで調達することからスタートです。美浜キャンパスは自然豊かな場所にあるので、水や小枝・枯れ葉などを調達することはたやすいです。問題は火おこしです。どのグループも、最初は見慣れない火打棒で、火をつけることにチャレンジします。何度も挑戦して火はつくけど、すぐ消えてしまう状況が続きます。試行錯誤しながらマッチやライターを使いようやく湯を沸かすことができました。

 
 
 
 
 
湯が沸いたグループから、自分たちが沸かした湯を使って昼食です。昼食はインスタントのお味噌汁とご飯です。ご飯は、災害時に鍋が汚れないようポリ袋で炊くご飯を佐藤先生が準備してくれました。自分たちで苦労ながら沸かしたお湯で作ったみそ汁は、最高に美味しかったみたいです。

参加した学生の廣田 楓さんと土井 文愛さんは、「火をつけることが難しく大変だった。日ごろ使っているガスコンロの有難みを身にしみて感じた。テントは知らないと張ることは難しい。誰かが知っていれば、みんなを助けることができる。今回の経験をみんなに教えたいと思いました。」と感想を話しました。