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【公務員育成チャレンジプロジェクト+(プラス)】美浜町の地域資源を活かした商品開発にチャレンジ

4月27日(木)、「公務員育成チャレンジプロジェクト+」の活動が行われ、連携する美浜町産業課職員の高橋理紗(本学国際福祉開発学部卒業)さんが美浜キャンパスを訪れ、参加する学生との打ち合わせが行われました。
社会福祉学部行政専修では、同専修の1年生を対象とした「公務員育成チャレンジプロジェクト」を2018年5月に立ち上げ、愛知県・東海市・美浜町の行政担当者から提示された課題に対して、学生たちが半年間に渡って検討重ねてきました。担当者を学内に招き、課題への提言(報告会)を開催したところ、美浜町をテーマに提言された1つの企画に対して、美浜町から具体的なオファーが届き、「公務員育成チャレンジプロジェクト+(プラス)」として発展的に継続されることが決まりました。同プロジェクトは、美浜町の特産品を用いて、自治体職員と連携し、約10ヵ月をかけて商品開発をすることを目的としています。

この日は、美浜町の高橋さんから、予算の使い方についての説明があった後、4つのグループに分かれて商品開発にむけた企画会議が行われました。現在、4つのグループごとに美浜町の特産を活かした商品開発がすすめられています。
①美浜町の水産資源であるツメタガイを用いた海鮮キムチ
②美浜町の温室ミカンを活かしたみかん塩
③同じくミカンを使ったみかんサイダー
④美浜町が売り出す恋美豚(こいびとん)を使ったコロッケ
学生たちは、思い思いのアイディアを出し合って、商品化に向けて活発な議論を展開していました。秋に行われる産業まつりにむけて商品化できるようにどのグループも熱がこもっていました。
参加する社会福祉学部行政専修の学生からは、「すこしずつ目に見えないものがカタチになってきた。(美浜町の)高橋さんから、どこにいけば素材が手に入るかを教えてもらったので次回までに足をはこんでみたい」と、意気込みを聞くことができました。

連携する美浜町の高橋さんからは、「だんだんと企画が具体的になってきて、商品化の実現性が高まってきている。」と、フィードバックがありました。担当する末盛慶社会福祉学部准教授からは、「これから商品化に向けてどんどん取組を加速させていく必要がある。そのためには、グループごとで自主的に集まり、その内容を報告してほしい。是非、学生のアイディアを活かして”とがった商品”を実現させ美浜町に活性化に一役買ってほしい。」とアドバイスがありました。このプロジェクトには、学生の自主的な活動を多面的に支援する環境も整えられていて、”チャレンジ”の名にふさわしい取り組みになっていました。
5月30日には、学内で試作会が予定されています。それまでに各グループでどんな商品企画が行われるのか、とても楽しみです。
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