9/23(土・祝)に美浜町の南知多ビーチランドで「コスモ アースコンシャス アクト クリーン・キャンペーン in 美浜」が開催され、本学の社会福祉学部の学生3名と職員2名が参加しました。
このクリーン・キャンペーンには、400人の募集定員を超える応募があり、学生らは午前8時から来場者の駐車場への誘導・案内などを行い、家族連れを中心にボランティアに参加される方が続々と集まりました。
10時から参加者全員で集まった開会式の後、いくつかのグループに分かれて、奥田海岸の清掃作業を行いました。たくさんの参加者により、みるみる奥田海岸はきれいになっていきました。
プラスチックごみや空き缶、流木などを回収したあとのきれいになった砂浜にみんなでウミガメを運んで、放流します。
ウミカメにはタグが付けてあって、放流されたあと、どこに行ったかを追跡調査されているそうです。
その後、子どものウミガメとのふれあい体験もあり、クリーン・キャンペーンはお昼ごろに終了しました。
「クリーン・キャンペーン in 美浜」には本学も例年参加協力をしており、来年も開催されると思いますので、ぜひその際にはご参加ください。
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【美浜町】 JICA 中米地域防災研修 DoNaBeNetにっぷく学生発表
JICA 中米広域防災能力向上プロジェクト(フェーズ2)第2回カウンターパート本邦研修を通じて、中米6か国『グアテマラ・エルサルバドル・ホンジュラス・ニカラグア・コスタリカ・パナマ』から防災・減災業務に関わっている方々が、日本福祉大学美浜キャンパスにお越しになりました。
今回の来日は「コミュニティ防災推進のための組織体制の強化」がテーマとなっています。
そこで、平素から地域での関係づくりに取り組んでいる「DoNabeNetにっぷく」の活動紹介を本学学生が行いました。
さらに「美浜・南知多防災の会」の皆様から美浜町、南知多町における防災・減災活動や、DoNabeNetにっぷくとの協働活動の事例等も紹介もいただき、参加者は日本における「防災」に関する学びを深めました。
ニカラグアのレオン市防災職員のファビオラさんからは「どのような動機でDoNabaNetの活動をしていますか?」という質問に対し、学生は「今後、起こりうる南海トラフ地震への備えとして、平時から地域の方と関わるのが大切。今後も活動を続けていきたい。」と回答しました。
さらに、DoNabeNetにっぷくの運営費について、立ち上げた経緯、活動へのモチベーションの維持方法等の質問を頂き、研修会では防災の学びと国際交流を深めることができました。
発表後、グアテマラのエル・パルマール市長より御礼として素敵なプレゼントを頂きました。
学生にとって異文化交流となり、国際的な防災・減災の取り組みについて知る良い機会となりました。
【美浜・子ども発達学部】「総合演習I」~食と地域連携をテーマとした農業体験~
7月5日(水)、美浜町内の上野間地区において、「総合演習I」(山本和恵ゼミ)の一環として、食と地域連携をテーマとした農業体験が行われました。
美浜町を中心に農業体験イベントを開催する杉山直生さんと橋本千尋さんの二人を講師に迎え、子ども発達学部の学生(1年次)が2グループに分かれて実施されました。
地域連携アドバイザーの廣澤さんの協力のもと、通常の「とるたべる」と同じ流れで、農作業(つくる・収穫する=”採る”)とご飯会(=”食べる”)が行われ、頭だけでなく全身で地域の農業を知る体験の場となりました。
草刈りから鍬で耕し、ならしてから畝(うね)をつくり、種をまくまでの一連の農作業と、新じゃがと天草を使ったところてんの料理体験とを、グループに分かれ、交互に行いました。
はじめは慣れない手つきだった学生も鎌や鍬といった農具の使い方を覚え、てきぱきと作業を進め、一面の雑草に覆われた畑が、1時間後には立派な畝の並ぶ畑になりました。
植えた後も何度も草刈りなどの手入れが必要なことや、種まきの際にも細やかなノウハウがあることなどを杉山さん達に教えてもらうなかで、学生たちからは、移住者であるお二人に、“なぜ美浜町で農業をしようと思ったんですか?” “移住のきっかけは?” といったさまざまな質問が飛びました。
並行して、廣澤くみ子さんの指導のもとにところてんを作ったり、新じゃがを盛りつけ運んだりと、食卓の準備を担当します。
農作業を終えたチームと食卓の準備を終えたチームが揃うと、質疑応答とともにご飯会が行われました。
参加した学生たちからは“農業の経験がなく初めて畑の作業をやったが面白かった”という感想とともに、事前リサーチを基にした地域の農業の特徴についての質問や野菜の育て方についての質問、杉山さん達が今のライフスタイルへ至った経緯など、さまざまな質問が続きました。
杉山さんからの総括でのお話しにあった、
“自分たちは学生の皆さんと比較的近い世代で、モノに困ったことがない時代に育っている。だからこそ食べ物を得る苦労や作る準備の大変さや、土から自分の口に入るまでのストーリーを理解することで、「食」についての感じ方が変わるんじゃないか。そういう思いで活動している。”
“農業へのこだわりやノウハウではなく、食べ物を得る大変さや楽しさを知多半島で学ぶ学生の皆さんには知ってほしい。”
といった内容のお話しが印象的でした。
移住者である杉山さんらの考えに触れながら、体験的に農業をしたり、くみ子さんとの交流も含めた「食」の学びの中で、学生たちもいろいろと感じるところがあったようでした。
【スポーツ科学部】美浜町をウォークラリー
2017年4月「スポーツの力を人々の幸せに生かし、社会の発展に寄与すること」をミッションとした日本福祉大学スポーツ科学部がスタートしました。
4月20日(木)、スポーツ科学部の春季セミナーが開催されました。196名の新入生が18グループに分かれて美浜町の体育館や保育所、駅や海水浴場といったスポットを巡りました。それぞれ10km以上のコースが設定されていて、道行く人に元気にあいさつをしながら仲良く歩く姿がとても印象的でした。
最終目的地の、南知多ビーチランドにつくと、出迎えた教職員と共にグループでBBQを楽しみました。共に汗を流し、同じ釜の飯を食べたことで、ますます仲が深まったようです。ある教員は、この時間のために、朝からタケノコを堀ってきて、竹筒を利用して炊いたタケノコご飯をみんなに振舞っていました。
その後、クラスごとに考えてきたレクリエーションを披露し合い、学部の一体感が高まったようです。おそろいの青いTシャツには、「挑」の文字が刻まれています。教員と学生の距離が、本当に近く、これから新しい学部でどのような学びが展開されていくのかとても楽しみに感じました。
【美浜 社会福祉学部】総合演習で美浜散策
4月13日(木)佐藤ゼミの総合演習で、美浜キャンパスの奥田地区を中心にフィールドワークを行いました。
総合演習は社会福祉学部1年生の必須科目で、地域と関わる学び(ふくしコミュニティプログラム)が展開されています。
講義では佐藤先生から「ただ単に地域を見るだけでなく、意識的に観ることが気づきの一歩」とフィールドワークの視点を与えられ、1グループ学生5名の4グループが初めてのフィールドワークに出かけました。
春の気持ち良い陽気の中、学生たちはメンバーと協力して、たくさんの発見をしてきました。
この経験を5月の春季セミナーに活かし、知多半島の地域発見をしてほしいと思います。
日本福祉大学では、このように学部ごとに設定された地域との関わりの中で学ぶ科目(地域志向科目)を10科目20単位を履修し、毎年年度末にリフレクション(ふりかえり)を行った学生に対して「ふくし・マイスター」の認定し、本学が目指すふくしの人材育成に全学的に取り組んでいます。
【美浜】COC・DAY@美浜
2017年1月25日(水)、美浜キャンパス120教室で、「子どもの貧困~地域はどう向き合うか~」というテーマで、COC・DAY(美浜キャンパスおよび全学教育センター主催)のシンポジウムが開催され、学生・教職員、地域関係者約200名が参加しました。
この取り組みは、文部科学省 地(知)の拠点整備事業の採択を受けたCOC事業「持続可能な「ふくし社会」を担う「ふくし・マイスター」の養成」の取組の一環として、各キャンパスにおいて「ふくし・マイスター」養成に係る啓発促進と、地域課題の解決に向けた事例共有の場として開催されており、地域連携教育推進の一助となるよう、地域関係者・教職員・学生が協働した取組を展開するものです。
美浜キャンパスでのシンポジウムでは、人々が抱える生活問題を社会全体の関わりで理解できる人材の養成を目指す社会福祉学部と、子どもが抱える課題に専門的な視点から対応できる人材の養成を目指す子ども発達学部との結節点に「子どもの貧困」を位置付けたうえで、知多半島に焦点を当て、地域で取り組まれている子どもの貧困解消のための実践を理解し、子どもの貧困に地域がどう向き合うべきなのかを学生が考えるための学びの視点を提供する内容となりました。
【シンポジウムⅠ部】
「知多地域における子どもの貧困への取り組み」 社会福祉法人知多学園松籟壮 施設長 佐々木仁美 氏 NPO法人子どもたちの生きる力をのばすネットワーク代表理事 伊藤八千穂 氏 一般社団法人アンビシャスネットワーク 共同代表 田中嵩久 氏 特定非営利活動法人りんりん 理事長 下村 裕子 氏〈コーディネータ〉 山田壮志郎 社会福祉学部准教授 〈コメンテーター〉 岡 多枝子 社会福祉学部教授 |
【シンポジウムⅡ部】
「子どもの貧困をどう学ぶのか」 ・児童相談所の視点から見た子どもの貧困 渡邊 忍 社会福祉学部教授・保育の視点から見た子どもの貧困 中村 強士 社会福祉学部准教授 ・スクールソーシャルワークの視点からみた子どもの貧困 野尻 紀恵 社会福祉学部准教授 〈コーディネータ〉 山本 敏郎 子ども発達学部教授 |
MIHAMA Fes~地域の魅力発掘市~が 開催されました
10/18(日)美浜町総合体育館にて、MIHAMA Fes~地域の魅力発掘市~(主催:美浜町商工会青年部 共催:美浜町・日本福祉大学)が開催されました。「MIHAMA Fes」は、今年の春から美浜町商工会青年部さんと、美浜キャンパス2年生の学生有志が中心となって集まり、美浜町の魅力をみんなで味わえる楽しいお祭りを、ということで一緒に企画してきたお祭りです。
当日は2000人を超える方がFesを訪れ、大盛況でした。子ども向けの職業体験ブースは大人気となり、一時は長蛇の列ができました。学生たちは受付の説明を丁寧にしたり、並んでいるお客様を優しく空いているコーナーに誘導したりと、機転をきかせたおもてなしをしていました。
地域研究プロジェクト「多職種連携プロジェクト」が開発した、子ども向けにチームワークを体験できるゲームも初お披露目されブースは大にぎわい。
また、学生たちがお願いして出展していただいた町内の福祉系NPOブースも人気で、子どもたちも車いすや高齢者体験などを楽しんでいました。出展したNPOの方によれば「行政、商工会(企業)、NPOや町内のサークルなど、こんなに様々な人が一堂に会する催しは初めてではないか」と話されました。
そのほかにも、会場内の段差がある場所では車いすで来場されたお客様にさっと気遣いをしたり、聴覚障害のある学生が来場した子どもに手話を教えたりと、日本福祉大学の学生らしい気配りも。多くの人と関わり、自分たちで決めたことを広く伝え、一緒に活動するという大きな学びの機会をいただいた美浜町の皆さん、ご協力いただきました皆さん、本当にありがとうございました。
【美浜町グリーンツーリズム・ブルーツーリズム】美浜町の海と山の幸を届けるおもてなし
この日は、午前中は、ジョイフルファーム鵜池でイチゴ狩りと餅つき体験が行われ、午後からは、南知多ビーチランドで干物づくり体験が行われました。この日は、日本福祉大学から経済学部1年の山形知明さん、2年の山本侑里さん、4年の久保美佳さん、社会福祉学部から、夏に美浜町役場でインターンシップを行った舩坂健一さんの4人の学生も参加して、美浜町役場の職員の方とともに、ツアー参加された方をおもてなしをしました。
この日は、ご家族連れを中心に約40人の方が参加をされました。受付では、役場の職員と、南知多ビーチランドの松田さんと一緒に笑顔でおもてなしをしました。
開会式で、舩坂さんは、「今日は、みなさんをしっかりとおもてなししたいと思いますので、楽しい一日を過ごしてください。」と挨拶を行いました。
冬の寒い季節をゆっくりと成長したイチゴは、どれも実がしっかりとしていて酸味と甘みのバランスがしっかりと取れた味に、参加した方も、学生も大満足でした。この時期は、収穫量も少なく団体客は普段は受け入れていないのですが、この日の特別の企画でした。
つきたてのお餅は、きな粉と大根おろしの二種類の味で楽しみました。美浜町で採れたもち米を、その場で炊き上げ、臼と杵で突き上げた出来立てのお餅は、ふんわりとして参加したみんなの笑顔にしていました。
この後、参加者は、南知多ビーチランドに移動して、干物づくり体験を行い、ビーチランドのバックヤードツアーを楽しんだのち、それぞれの宿へ移動されました。
参加した山形さんは、「リピーターの親子連れの方もいらっしゃって、家族で楽しめるのがいいですね。」と美浜町のおもてなしが詰まったグリーンツーリズムの意義を見出していました。美浜町役場のみなさん、南知多ビーチランドのみなさん、学生のみなさん今回もお疲れさまでした。グリーンツーリズム・ブルーツーリズムは、年5回ほど企画され、来年度も行われる予定です。
美浜町役場 グリーンツーリズム・ブルーツーリズム