4月3日(金)の午前、小雨が降る中、東海キャンパスの目の前にある太田公園のオープンにあたり、植樹祭が行われました。東海市長はじめ東海市の関係者に並び、本学からも丸山理事長と二木学長、看護学部、経済学部、国際福祉開発学部の1年生が参列しました。また、キャロライン・ケネディ米国駐日大使の使節も参列されていました。2012年、日本が米国に桜を寄贈して100周年を迎えて、それを記念して、米国より日本に友好の記しとして「ハナミズキ」の木が送られて、その一本がこの日、東海市の太田公園に植えられました。
キャロライン・ケネディ大使の親書の中に、ハナミズキの木は、「毎年日本で咲き誇り、人と人との結びつき、絆となってくれるでしょう」と綴られていました。ハナミズキの木はまた、大学と地域との結びつきにもなると思われます。
太田公園は、福田秀志健康科学部教授とそのゼミ生が中心となって、バリアフリーのワークショップが行われて、設計を担当された名古屋造形大学の岡田憲久先生によってそのアイディアがまとめられました。ユニバーサルデザインの思想が息づいてすべての人に使いやすいように配慮されています。植樹祭の後には、芝生広場の一角で、太田小学校の小学生と、福田教授と遠藤由美子ども発達学部教授とそれぞれのゼミ生がモザイクアートのワークショップを行いました。
参加した子ども発達学部4年の大村祥太さんは、「形に残るものなので、市民の人に少しでも楽しさを感じてもらえるものにしたい」と意気込みをかたってくれました。
太田先生によると、「市民と日本福祉大学とがのびやかにつながった芝生広場になってもらいたい」という思いが込められているそうです。そのために、大学に一番近い小学校の生徒さんといっしょにこのワークショップをすることにしたそうです。
完成したアートは、東海キャンパス前にある太田公園にてご覧いただけます。
地域と大学とがのびやかにつながるそんな空間として、たくさんの人が訪れることを願っています。きっと梅雨の時期には芝生も青々を生い茂ることでしょう。
参考URL 外務省ホームページ