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【半田】「地域マネジメント実践」NPOのフリーマーケットを支援


2019年2月18日(月)社会福祉学部の「地域マネジメント実践Ⅰ(小林クラス)」の科目の一環として、武豊町と半田市を拠点に発達障がい児の療育に取組むNPO法人PakaPaka主催のフリーマーケットを受講生12名が運営しました。講義と連携したフリーマーケットの開催は、昨年度に引き続き、2回目の開催となります。NPO法人PakaPakaは、地(知)のマイスター&フィールドとして登録いただき、日本福祉大学のサービスラーニングプログラムや様々な教育・研究活動に協力してくださっています。
「地域マネジメント実践Ⅰ」は、「市民ボランティア型の支援活動のみならず、住民と行政等による地域自治型の参加・協働の地域づくり活動を理解する視点・枠組みを提供し、地域社会のエンパワメントの展開・構築のあり方を、講義・ワークショップならびにフィールドワークを通して学んでゆく」ことをねらいとしています。大学内での講義とフィールド・スタディによる相互の学びを往復しながら、最終的には、「地域住民・行政・NPOが共に取り組むまち創りを構想できる様になる」ことを学修目標としています。

学生たちは、知多半島の大学に通う住民として、知多半島の発達障がい児やその家族の支援を行うNPOの職員と一緒にフリーマーケットの企画の準備から運営に携わってきました。広報では、チラシの作成して、行政機関や地域の各所を訪ねて配架をしたり、大学内では、フリーマーケットに出品するおもちゃや絵本、洋服などを集めたり、集まった商品に値札をつけたり、この日のために商品紹介のポップづくりもしてきました。

この企画にリーダーとして関わってきた社会福祉学部子ども専修1年の市川葉月さんは、「思った以上にたくさんの人がきてくれて本当によかった。来てくれる人が、子どもの母親だけでなく、父親や、おじいちゃん、おばあちゃんも多く来ていた。(一日を通じて)子育てが多様化していることに気づくことができた。もっと子育てに関わる人の輪がひろがっていく社会になっていってほしい。」と、これまでの体験を通した学びをふりかえってくれました。
団体の事務局長である土肥りささんは、「発達に凹凸のある子は、次から次へとすぐに興味が移ってしまい、親は子どもにおもちゃを買い与えることを躊躇してしまう。フリーマーケットは、先輩親から次の親へのバトンを受け継ぐ場として団体の想いをカタチにする場として企画している。実際は、とても人手がかかるため、大学生が協力してくれることで実現できているのでとても助かっている」と、話をしてくれました。

最後に、この科目の担当教員の小林洋司社会福祉学部准教授は、「活動を通して地域を観て、今の地域で実際に起こっていることを感じとって欲しい。今後も、面倒くさいよりも楽しさが湧き上がってくる学生生活を送ってほしい。この科目には、そのヒントがあるはず。」と、地域と関わり、専門職として、そして福祉に関わる人としての人間性を磨いて欲しいとの学生への思いを語ってくれました。
NPO法人PakaPakaホームページ
http://paka-paka.net/

【東海】COCデイ 東海市の防災・減災を考える~過去の大規模自然災害からの学びを通して~

本年度の東海キャンパスCOCデイは「東海市の防災・減災を考える」とテーマに、過去の大規模自然災からの学びを、今後発生する様々な大規模自然災害発生時に、私たちができる防災・減災を考えることを目的として実施されました。この日は学生58名、地域の方12名が参加しました。

第1部は東海市社会福祉協議会の宝達真志氏と福祉経営学部の山本克彦准教授がそれぞれ各地で発生した災害被災地での活動紹介の後、基調対談を行いました。まず活動紹介では、山本克彦准教授が被災地に行き、現場に入って思う事などについて話し、被災地からの要請を待たずに行動するプッシュ型支援について説明しました。まもなく起こる災害に備え、今、大切なのは“災害時”を想定し、“今(平常時)”を想像することが大切だと説きました。
また宝達さんは、災害支援の実践事例報告を行いました。東海市社会福祉協議会の災害ボランティアセンターの役割や東日本大震災において釜石市や山田町、熊本地震において益城町、更に平成30年7月豪雨の高梁市での支援活動について話しました。その後基調対談を行い、災害時における学生の役割などについて語りました。山本克彦准教授と宝達さんのお二人は、普段からもしも災害が起きた時、どんな行動をとるべきか考えることが重要と呼び掛けていました。

第2部ではグループワークを行いました。全学教育センター村川弘城助教と佐藤大介助教の進行のもと、「南海トラフ巨大地震が発生したら、あなたはどうする?」について演習を実施しました。演習では「防災を科学する B72」というカードを使用しました。「B72」とは防災72時間という意味で、通常被災地の隅々まで救助が行き渡るのは、発災から72時間要するといわれています。この72時間の災害場面を乗り切るため、時系列で考えていきます。東海市大田町に住んでいると想定し、人口や世帯数、障がい者の人数など把握した上で、東海キャンパスが避難所になるという背景で進めます。災害時の避難所における学生や地域住民としての行動、日常生活及び避難所における防災を考え、災害の種類や規模をとらえ、減災に向けて想像する力を身につけます。今回は、被災から72時間を地域住民とともに乗り越えなければならないと想定し、グループで時間毎の対応や行動を話し合いました。参加した地域の方は「災害時の想定を時系列で考えることは無かったので良い機会となった」とお話いただきました。

【半田】COCデイ半田が開催されました

日本福祉大学では、すべての学生が地域を志向した学習を行い、所属学部の専門性を活かして、地域の課題解決にあたることができるよう「COCデイ」を実施しています。1月24日(木)は半田キャンパス101教室でCOCデイ半田が開催され、95名の学生の他、亀崎地区を中心とした多くの一般の方も参加されました。今回のCOCデイ半田では、半田キャンパスのある亀崎地区での地域連携などをテーマに取り上げ、「亀崎における地域活性化のまちづくりと地域連携」について基調講演やパネルディスカッションを行いました。

基調講演に登壇いただいた建築家の市川大輔氏は、過去と現代の都市構造や建築様式の比較、建築と人との関わりについて、これまで亀崎地区で取り組んできた空き家再生プロジェクトや亀崎公園の改修工事の経験を元にお話をされました。

パネルディスカッションでは、亀崎潮干祭保存会の加藤金郎氏、NPO法人亀崎まちおこしの会の石川正喜氏、本学バリアフリーデザイン専修4年生の白井翼氏をお招きし、亀崎潮干祭を通じて形成された強固な多世代コミュニティの話や、若い世代を育てるための様々な活動が亀崎で行われている話、それを地域全体でサポートしている話がされました。



全体の総括として登壇された本学学園事業顧問の藤本哲史氏は、元半田市役所職員という立場で半田キャンパス設立に関わっており、キャンパス内に地域の方々か生涯学習という視点で大学に集う仕組みや、知多半島総合研究所を大学内に設置しシンクタンクとして機能させることで、「大学と地域が関わっていく仕掛け」を構築してきました。
藤本氏は、「大学の機能は教育と研究機関。どうしても内向きの施設になりがちと感じる。しかし、活きた知識を集積して、現実社会への対応力を身に着けていくには地域で実践していくことが不可欠。地域は解決困難な課題を常に抱えていて、それをどう解決していくか見いだせないでいる。それが地域と大学が連携していくべき理由である。」と述べられました。

また、「地域連携を成り立たせるためには、3つの要素 ①種を蒔く人  ②種を育ててくれる人  ③種が根を張っていくべき大地があること が必要で、どの要素が欠けても実りをもたらすことはできない。現在の亀崎には、種をまく学生の活動・それを育む地域の支援・まつりという媒体を通じて縦横無尽に張り巡らされた濃密なコミュニティがあり、3つの要素が揃って今日この発表がなされた」と総括されました。
今回のCOCデイ半田の発表を通じて、今後もこの3つの要素が健全に働き、推移していけば地域連携の活動はさらに拡大して厚みが増してくると感じました。ただこの3つの要素は、学生の卒業、時代の変遷、担い手の高齢化など、様々な要因によって途切れてしまう可能性のあるものです。それぞれの立場で努力していく使命をもってあたっていかなければならず、そういった意味で大学の持つ意味合いは大きいと感じさせられた一日でした。

地(知)のマイスターへ取材!南知多ゲストハウス ほどほど 小杉昌幸氏

1月22日(火)、社会福祉学部3年の神戸俊也さんが、「地(知)のマイスター」南知多ゲストハウス ほどほど の小杉昌幸さんに、ゲストハウスの運営について話を伺いました。

地(知)のマイスターとは、本学の「地(知)の拠点整備事業」(大学COC事業)の取組の一環として、地域において優れた教育的・研究的資源(知見・知識・経験)を有した人や団体を地(知)のマイスターと地(知)のフィールドとして登録(認定)し、本学の地域連携教育や研究の取組に活かし、社会へ還元していく制度です。
小杉昌幸さんは、2013年5月に愛知県南知多町でゲストハウスを開業し、主夫兼宿主として旅人さん同士の出会いの場やライフスタイル発信の場としてのゲストハウス業をされています。
本学の地(知)のマイスターには、2017年度に登録していただき、COCデイきょうゆうサロンバスツアーのゲスト講師としてご協力をいただきました。
 神戸俊也さんは、ゼミの活動を通じて、地域に関わり、地域に密着した起業を考える中で、ゲストハウスに着目しました。そこで、今回は南知多ゲストハウス ほどほど の小杉昌幸さんにご協力をいただき、空き家を活用したゲストハウスの運営やお金の流れ、イベントについてお話を聞かせていただきました。

小杉昌幸さんは、「ゲストハウスは、観光に頼るのではなく、旅人感覚で宿の魅力をアップしていくことが、リピートにつながる。これから自分が何をしたいのか10年かけて見つけていけばいい。行動が大切。動いていることに意味があり、無駄なことは何もない。失敗してもいい。あとで全部つながるから。」と力強いお話をしていただき、他のゲストハウスや地域のイベント情報も教えてくださいました。
神戸俊也さんは、「小杉さんの話を聞かせていただき、お金だけではなく、事業の目的や地域にあったやり方をもっと考えていく必要があると感じました。実際に直接会うことで、インターネットでは分からない情報を聞かせていただけました。今日聞いた情報を行動に移していこうと思います。」と感想を語りました。
2019年2月7日(木)19:00〜21:00に大ナゴヤ大学さん主宰のイベントに、小杉昌幸さんがお話しされます。美浜や南知多の暮らしに興味がある学生はコチラをご覧ください。

【美浜】COCデイ「スポーツによる共生社会の実現にむけて」

2018年12月20日(木)、美浜キャンパスにて、「ふつうの・くらしの・しあわせ」をみつめるイチニチCOCデイが開催されました。
「COCデイ」は、地域で課題解決に取り組む方を講師に迎え、学生が日々学ぶキャンパスの所在地域の現状や課題への理解を深めるとともに、地域の方にも参加していただいてます。
美浜キャンパスでは、スポーツ科学部と全学教育センターが共催「スポーツによる共生社会の実現にむけて」をテーマに開催し、「知多半島のふくし」(担当:全学教育センター 佐藤大介助教)の受講学生、地域住民の方、学校関係者含め200名を超える方が参加しました。

今回はまずミニレクチャー①として、スポーツ科学部学部長の藤田紀昭教授より「日本のスポーツ振興と障がい者スポーツ」として、スポーツ基本法とスポーツ振興基本計画の説明を行いました。
次に、ミニレクチャー②として、長年横浜F・マリノスで、障がい者サッカーの普及と障がい者の社会参画と交流の機会を創出してきた障害者スポーツ文化センター横浜ラポールの小山良隆氏より、障がい者が支えられる側から支える側としてクラブで活躍している実践例を通して、地域における共生社会の実現にむけた視座を与えていただきました。

第2部のシンポジウムでは、「誰もが参加できるスポーツイベントの取り組みと課題」と題し、スポーツ科学部三井利仁准教授のコーディネートのもと、小山良隆氏より「先駆的な取り組みの紹介に続き、半田市健康子ども部スポーツ課 大川泰斗氏、美浜町教育委員会生涯学習課 内田俊也氏、美浜町中小学校体育連盟河和南部小学校 校長 本田和隆氏、愛知県知的障がい者サッカー連盟 事務局長 渡邊寛明氏の計5名より、「知多地域のスポーツ大会等の紹介」をしていただきました。

少子化が進む地域の中で、小・中学校の部活動で団体競技のチームが作れない問題が出てきており、地域社会でスポーツを支える人づくりと仕組みづくりの必要性と課題について事例を交え議論が深められました。

【美浜 社会福祉学部】「フィールド実践演習」後期研究報告会

12月21日(金)、社会福祉学部行政専修「フィールド実践演習(担当:矢崎裕美子助教)」で後期研究報告会が行われました。

同演習は2年生が全員履修する科目で、1年次で学んできたことを基盤としながらより学びを深化させるとともに、3年次からはじまる社会福祉専門演習に向けて、より専門的かつ実践的に学んでいくものです。矢崎クラスは、「当事者側・行政側の視点から地域住民と行政のつながり、働き方を考える」をテーマに、後期では自治体がもつ課題、行政として働くことについて考察を深めました。

「社協における働き方について」報告するグループ


「武豊町役場」について報告するグループ


「企業と地域の関係性について」報告するグループ


「学生が就職時に求めること」について報告するグループ


学生たちは、自分の興味・関心のあるテーマでグループに分かれ、「行政で働くこと」という視点でインタビューを計画しました。インタビューはそれぞれ、武豊町役場福祉課、半田市役所観光課、東海市役所職員課、半田社会福祉協議会、常滑市役所企画課の職員様にご協力いただき、仕事内容や自治体が持つ課題、また仕事のやりがいや働きやすさ、職場環境など、多岐にわたりお話を聞かせていただきました。
その内容をまとめた研究報告会は、地域住民とのつながりの重要性や地域の新たな発見、行政職員としての役割、責任を感じた内容となっており、他のグループからの質問のやり取りも活発に行われました。
この1年を通して、当事者側・行政側の視点から話を聞かせていただき、考察を重ねたことで、地域住民と行政とのつながりや働き方について、深めることができたと思います。
矢崎裕美子助教は、「インタビューに快く応じてくださった各役場や役所,社協の方のおかげでこの演習は成り立ちました。お忙しいところご協力いただきありがとうございました。学生たちがインタビューの計画,実施,まとめと発表といった一連の流れを自分たちのみで行ったことは,3年生以降の学びにもつながるのではないかと思います。」と感想と学生への期待を語りました。

【東海】国際福祉開発学部 基礎演習Ⅱ

基礎演習Ⅱでは、自分の考えをまとめて、相手にわかりやすく伝えるプレゼンテーションの技術を身に着けるために、身近な地域話題などを取り上げて、グループ学習を行って来ました。この日は3つのゼミから14グループに分かれてグループ学習の発表を実施しました。
各グループ5分の発表で、知多半島および東海市の地域資源を調べ、実際現地に行き、取材したグループ、日本や世界的な企業を調べたグループ、国際結婚事情を調査したグループ、次学年の学びについて調べ発表をしたグループ、社会問題となっている県内の交通事故事情について発表するグループ、LGBTQについて調査するグループ、留学生については、自身の故郷のお正月を紹介したグループなど多種多様な話題となりました。


学生たちは、ただ情報を集めるだけでなく、集めた情報をもとに意味づけを行い、自分の意志として伝える難しさを経験しました。その後、学内のプレゼンテーションコンテスト「ふくしAWARD」などにも挑戦していくゼミもあるとのことです。

【東海】アニマルセラピー~保護犬・保護猫がセラピーアニマルになるまで~

昨年度大好評だったアニマルセラピー講座。教員や学生からの要望が多くあったため、本年度も12月13日に東海キャンパスのコミュニティラウンジで開催し、学生や教員、地元高校生30名を合わせて約50人が参加しました。

進行係は経済学部吉田ゼミ2年の平野友樹さんと中村隼大さん。テーマを吉田ゼミで話し合い、「保護犬・保護猫がセラピーアニマルになるまで」と決めました。またチラシ作成や集客など事前準備を進めてきました。

進行係に挑戦


この日は、ロイヤルシャスタアニマルセラピスト養成スクール校長の近藤清美さんが講師となり、日本動物病院協会が認定する認定セラピーキャット1匹(愛知県で唯一)を含む保護猫3匹、保護犬1匹合わせて4匹が来学しました。大けがをした野良猫の命の選択を迫られた近藤さんの心境、手術を受け、近藤さんが引き取り、猫が心を許すまでの過程や、じっと我慢強く待つことが、セラピーキャットを育てるコツなどお話ししていただきました。その後、猫とお昼寝コーナー、呼び出しベル、爪切りにチャレンジ、お膝の上で抱っこなど様々な体験をしました。

セラピーアニマルは普段、ターミナルケア、高齢者施設、学校などで活躍しています。学生たちはとても楽しそうに動物たちに触れ、癒されていました。また動物が苦手な学生も数名いて、近藤さんの話を聞き、克服できそうと話していました。

【半田】りんごぴあでクリスマス会を実施しました

12月13日(木)、社会福祉学部保育課程4年生の学生3名が岩滑のりんごぴあでクリスマス会を実施しました。

これは、保育士資格取得希望者を対象に4年生の後期に開講されている「保育実践演習」の一貫で、地域の子育て支援に関わる施設に協力いただきながら、保育計画・実践・振り返りのプロセスを主体的に経験し、実践的な力を身につけるために行われているものです。

りんごぴあでクリスマス会を行った3名の学生は、参加者とともに手遊び歌を楽しんだり、小さなお子さんでも参加できるクリスマスツリーづくりを行ったりしました。

また、来場の記念にお子さんの手型をとってプレゼントをしたりもしました。

今回クリスマス会を実施した山村叶さんは来春から乳児院で就職することが決定しています。
今回の経験を通じて、お子さんとのコミュニケーションはもちろん、お母さんといかにうまくコミュニケーションをとるかということの重要性をひしひしと感じたようです。
クリスマス会を行ってみて、なかなか思うように行かなかった点、非常に効果的に機能した点などを来春からの経験に活かしてほしいと思います。

【東海】経済学部 まちづくり駅前ショップの取組とデジタルマッププロジェクト

経済学部 吉田ゼミでは、2年生を中心に12月3日(月)から6日(木)の4日間、「まちづくり駅前ショップ」の取組で、「豚汁」販売を実施しました。この活動に入る直前に、豚汁の材料を確保するために、知多市の農家 加藤誠さんの協力を得て、農業体験を行いました。材料を自分たちの手で確保することで、売り出す商品に対して愛着をもってもらう狙いがあります。学生たちは玉ねぎの苗つけを体験し、大根やネギ、ニンジンなど野菜を入手しました。

豚汁の販売は、ゼミ生を中心にシフトを組み、4日間かけて販売しました。常時2~4名の学生が対応しました。ゼミ生以外の学生が応援に入り、販売の呼び込みを行っていました。また同時開催で射的を企画しました。ゼミ活動に参加した経済学部2年の江口慧太さんは、「最初、豚汁の試作の段階では不安だったけど、楽しみながら取り組むことができた」と語りました。

一方、経済学部 遠藤ゼミ デジタルマッププロジェクトの活動も行われました。このプロジェクトでは、大田川駅前周辺の飲食店に協力していただき、「コスパ最強!!太田川クーポンマップ」を制作しました。ちょうど、太田川駅前ではウィンターイルミネーションin大田川2018が開催して間もない12月3日、制作したクーポンマップの周知を図るため、プロジェクションマッピングを制作し披露したり、ミニライブを実施しました。ミニライブでは、本学の地域連携教育や地域課題解決型研究に貢献いただける人材「知(知)のマイスター」に登録している「東海市ふるさと大使」の木佐貫あつひささんが篠笛を披露しました。曲の間に事業の説明をして、道行く人に呼びかけていました。12月10日以降、クーポンマップに新たなお得なお店情報も追加していきます。この活動に取り組んでいる経済学部2年の羽田直生さんは、「クーポンマップを登録してくれる方が日に日に増えることが嬉しい」と語りました。この活動は1月14日まで展開され、1月25日に報告会を実施するとのことです。