12月12日(土)、社会福祉学部2年次の基礎演習サービスラーニングクラスで、活動先の方をお呼びして、 活動報告会を行いました。活動を通して学生自身が問題意識や関心を持ったことをテーマにグループを再編し、それぞれのグループで研究報告をしました。
学生たちは、夏休みを利用してそれぞれの活動先で6日間の活動を行い、後期の授業に入ってからは、各ゼミで他の活動先に行った学生と、それぞれが学んだことを共有し、10月には活動先の方をお呼びして振り返り会を行いました。
その後、報告会に向けて活動先で学んだこと、問題意識をもとに、研究グループを組んで考察を深めてきました。
「ケースワークとは」「地域の人にとっての居場所って?」「応用行動分析(ABA)について」「障害児者の社会進出について」など、課題の解決策や、活動先への提案も含め、学生ならではの視点で報告がなされました。
学生の報告が終わった後、教員と活動先の方で振り返りを行いました。日を重ねるにつれて学生の表情や挨拶の仕方がよくなっていったこと、学生たちが企画したプログラムを実施するまでの過程で失敗もありましたが、そこから多くのことを学んでいたことなどを話してくださいました。
活動先の方、教員、学生ともに、皆でこれまでを振り返る大変良い機会となりました。この経験が、今後の学びにどのように活かされていくのかとても楽しみです。
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【ふくしコミュニティプログラム】スペシャルオリンピックス事務局の方と振り返り会を開催
12月24日(木)、社会福祉学部の総合演習(ふくしコミュニティプログラム)の佐藤クラスでは、一年間のまとめとして、秋に携わったスペシャルオリンピックスのボランティア体験を踏まえて振り返り報告会が開催されました。その後一年間共に学んできた仲間同士で、クリスマス会を開催しました。
佐藤ゼミの学生たちは、10月31日から11月1日の一泊2日で、美浜町青少年自然の家で行われたスペシャルオリンピックス選手の受け入れのための宿泊ボランティアを経験しました。学生たちは、選手たちにリラックスしてもらおうとレクリエーションを企画したり、順番で宿泊施設の見回りを行うなど、選手たちとの交流を経験することができました。
翌日、すべての選手たちを送り出す学生たちの顔はどこかすがすがしくに映っているように窺えます。
この日は、スペシャルオリンピックスの愛知県事務局のお二方も参加してくださり、「選手たちと直接かかわることができて、障がいに対する偏見をもっていたことがわかった。これからは、自分たちにできることをそれぞれが取り組んでいきたい」と気づきと振り返りを行っていました。
日本福祉大学では、人と人が支えあいながらつくりだすふくし(ふだんのくらしのしあわせ)を実現するための人材(ふくし・マイスター)の養成をすべての学部・学科の学生を対象に取り組んでいます。ふくしコミュニティプログラムは、正課の科目を通じて1年生のすべての学生に地域とかかわるなんらかの機会を提供することを目指しています。このような地域での学びの原体験を獲得した学生たちは、2年生以降さらなる専門知識を学習して、社会で活躍する人材へと成長していきます。
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東海市ボランティア交流会2015~わたがしブースで活動をPR~
【子どもプロジェクト】子どもの主体性を育む@こどものまちinちた
2015年12月19日(土)、20日(日)に、知多市ふれあいプラザで行われたこどもまちinちた~キッズドリームタウン(主催:知多市子ども未来部若者女性支援室(KISSサイエンス事務局))において、地域研究プロジェクト子どもプロジェクト(担当:新美晃代社会福祉学部講師)の学生が、サポーターとして運営に携わりました。
この取り組みは、子どもの権利条例を制定する知多市の委託事業をKISSサイエンスが受託して行われたものであり、「こどものまち」という疑似社会を児童センターの2階フロアにつくり、小学生と中学生の子どもたちが中心となって運営をすることで、子どもたちが主体者としての社会への参画能力を養うことを目的とした取り組みです。この事業のモデルとなっているのは、ドイツの「ミニ・ミュンヘン※」という事業で、日本でもたくさんの地域で実施されています。
※ミニ・ミュンヘンは7歳から15歳までの子どもだけが運営する「小さな都市」です。8月の夏休み期間3週間だけ誕生する仮設都市で、ドイツのミュンヘン市ではすでに30年以上の歴史があります。(ミニ・ミュンヘン研究会HPより引用)
学生たちは、7月から定期的に開催されている子どもの会議に参加をしながら、子どもの主体性を発揮するための環境支援をおこなってきました。そして、子どもたちが作りあげた街には、2日間で400名以上の子どもたちが参加しました。町の中では子ども一人ひとりが役割を見つけて、労働をし、税金を納めて、対価として払われる「クラウン」という疑似通貨を手に、ポップコーンを購入したり、映画を見たり、リサイクルショップで商品と交換したりする中で、市民社会の担い手としての社会参画の機会を得ていました。
学生たちは、企画チームのサポーターとして役割を探して仕事を求める子どもたちに仕事ができるように説明をしたり、各種催しの支援をするなど、町の影のサポーターとして、過ごしていました。
参加をした稲葉怜央さん(社会福祉学部2年)は、「これまで来る道のりが大変だった。学年もバラバラで、はじめは子どもたち同士がコミュニケーションをとることさえ、ままならなかった。会議は笑顔がなく、子どもたちにはしんどかったと思う。でも、イベントが近くなるにつれてだんだんと協力して進められるようになってきて、最近看板づくりをみんなで一緒にやって一気に仲良くなった。ようやく仲良くなってきたところでさよならしないといけないのでさみしい。地域福祉コースで、夏休み期間中のサービスラーニングとの両立は大変だったが、本当に今回の経験をできてよかった。」と、これまでの子どもたちとの思い出を名残惜しそうに振り返ってくれました。
また、子どもたちのお姉さんとして慕われていた吉田向日葵さん(社会福祉学部2年)は、「一日目とくらべても二日目は子どもたちがうまくまちの運営を行うことができていた。一日目の反省を活かして大人の干渉がなかったのがよかった点もあげられるが、子どもたちの成長を感じた二日間だった。子どもにどれだけ役割を与えられるか、その答えはないが、そのこと自体は子どもの成長につながっていると思う。私たち大学生は、こどもと大人のつなぎ役であったと思う。ゼミの中でも話し合う時間があったので、子どもへのかかわり方や、自分たちの役割について議論してきた。」と、子どもたちの成長とそこから得た学びを話してくれた。
最後に、プロジェクトのリーダーの中島諒さん(社会福祉学部2年)は、「子どもたちにアンケートをとっていて、子どもたちが一番楽しかった時は?と聞いたところ自分で稼いだお金を使うときと答える子が多かった。親御さんが求める子ども像も、自立して生活できる子になって欲しいという回答が多かった。そいう言う意味で子どもが目指す姿と親が目指す姿がドリームタウンの中にはあったので、意義のあるイベントではないかと思う」と、応えてくれました。
片づけのあとの打ち上げの準備の際に、年齢が参加条件に満たすことができず今回はドリームタウンに参加することができなかった園児の子が、机をふいたり進んで準備をしている姿がとても印象的でした。お姉ちゃんの姿をしっかりと見ていたんですね。
参考URL
ミニ・ミュンヘン研究会
こどものまちinちたFacebookページ
【サービスラーニング】学内報告会
2015年12月11日(金)、社会福祉学部地域福祉コースの学生約150名が取り組んできたサービスラーニングを通じた学びの成果報告会が行われました。
日本福祉大学 サービスラーニング
明日は、NPO協働型サービスラーニングの学外報告会が企画されており、連携してきたNPOの担当の方を招いて報告会が実施されます。
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【認知症プロジェクト】知多市南粕谷ハウスで認知症予防の取り組み実施
2015年11月26日(木)、社会福祉学部地域研究プロジェクト(担当:斉藤雅茂准教授)の2年生チームが、知多市において地域コミュニティを核に住民主導で地域福祉の拠点事業をおこなっている南粕谷ハウスにおいて、認知症予防に関するイベントを企画・実施しました。参加した学生から、その際の活動レポートが送られてきたので活動風景とともに掲載します。
「11月26日に知多市にある南粕谷ハウスで認知症予防に関するイベントをさせていただきました。(地域住民の方を中心に)約20人の方がお越しくださいました。イベントは、大変盛り上がりあっという間に終わってしまいました。イベント後、「またやってね」と声をかけて頂いたので、とても嬉しかったです。私たちにとっても貴重な体験ができて、とても良かったです。」
(社会福祉学部2年山下なつみ)
地域研究プロジェクト
社会福祉学部HP
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本学では、サービスラーニングや、PBL(プロジェクト科目)の取り組みを全学に普及し、より地域を志向する学びの展開をはかるために、文部科学省「地(知)の拠点」の採択を受け『持続可能なふくし社会を担うふくし・マイスターの養成』に取り組んでいます。知多半島をキャンパスとした学びを Cラボ(美浜・半田・東海)からお届けしています。ぜひ「いいね」で購読の登録をお願いいたします。「Cラボ」で検索!(スタッフ一同)
地元企業と連携~地域の特産を生かした学生企画パン販売へ~
【はんだプロジェクト】~コラボパンの連携をふりかえる~
5月から8月にかけて卒業生が代表取締役を務める企業と連携して行ってきた学生が開発したパンが、市販されることになりました。それに合わせて、店舗にて取材を行っています。
2015年11月20日(金)、はんだプロジェクトの牧川泰士(経済学部3年)さんと、若山喬美(社会福祉学部3年)さんが、営業終わりのパンのトラ半田店にて、大学のキャンパスガイドの取材をうけています。この日は、(株)トラムスコープの広報担当の加納さんもかけつけてくださり、24時間テレビの企画向けにコラボしたパンの連携の経緯についてふりかえりの場となっていました。
「キュウリの浅漬けパン」や「プロテイン入りパン」などアイディアだしの時のリストをみながら、「これはないよね~」と、楽しげに夏のプロジェクトの思い出を振り返っていました。
印象的だったのが、「いろいろな人との出会いの中で、今まで知らなかった知多半島の魅力を知ることができた。まずは自分の周りにそれを伝えていきたい」というように、自然と主体性がはぐくまれていることが言葉の端々に感じられたことでした。
先輩としての彼らの姿をみて、また入学してきてくれる後輩たちの姿がいまから楽しみです。キャンパスガイドの発行は来年度ですが、どのように掲載されるのか楽しみですね。
【まちづくり研究センター】コミュニティデザイナー山崎亮氏から学ぶ
日本福祉大学では、より広く・深く・長期的に地域の人々と連携していくための拠点として、新たに「まちづくり研究センター」を開設しました。
今回、開設記念シンポジウムとして東海市出身の山崎 亮氏(studio-L)を招き、これからの人と人とのつながりや地域社会のあり方など、“ふだんのくらしのしあわせ”を実感できるまちづくりを一緒に考えていきます。(日本福祉大学ホームページより)
1.基調講演「ひとがつくるまち」山崎 亮 氏
2.パネルディスカッション
・山崎 亮 氏
・東海市長 鈴木 淳雄 氏
・日本福祉大学副学長 平野 隆之
・まちづくり研究センター長 千頭 聡
1973年愛知県生まれ。studio-L代表、東北芸術工科大学教授(コミュニティデザイン学科長)、慶應義塾大学特別招聘教授。主な著書に『コミュニティデザイン(学芸出版社)』『ソーシャルデザイン・アトラス(鹿島出版会)』『コミュニティデザインの時代(中公新書)』『まちの幸福論(NHK出版)』などがある。
申込先
http://www.n-fukushi.ac.jp/news/15/151026/15102601.html
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【ふくしコミュニティプログラム】奈良県にある「庭暮らし研究所」の見学をしました
11月21日、半田キャンパスの健康科学部福祉工学科バリアフリーデザイン専修の1年生全員が奈良県にある「庭暮らし研究所」を訪問し、自然と共生し合いながら暮らすことについて学びました。
講師はこの研究所で暮らすガーデニング研究家の畑 明宏(はたあきひろ)さんです。
https://facebook.com/akihiro.hata.14
シンプルながら快適に生活できるよう計算しつくされた間取りになっており、夏は涼しく、冬は暖かい生活を実現しています。
地震対策としては、地震に強くする「耐震」という考え方ではなく、あえて弱い部分(土壁)を作るところで結果として家を守る地震に強い家になっているそうです。
なお、地震の際に土壁が剥がれてしまった場合は、その土壁に水を加えて練ることによって、再び塗ることができるようになります。
畑さんは阪神大震災をきっかけに、人生において最も大切なものはお金ではなく、自分の命と家族の命、そして家族が生きるための食料であると気づき、以降自給自足の生活をしています。
今日は学生も畑さんが行っている自給自足生活の一部として、薪割りや、しいたけの原木作りなどを体験させていただきました。学生もこれまで体験したことのないことに手こずりながらもイキイキしながら活動していました。
畑さんからは「環境とは他の生き物への配慮です」と教わりました。
バリアフリーデザイン専修の学生は、建築士の卵です。今日教えていただいた「他の生き物へ配慮」が建築にいい影響を与えることを知多半島での実践を通して学んでいってもらえることを期待しています。
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【Cラボ美浜】MIHAMA F-esのふりかえり会をしました
美浜町商工会青年部・日本福祉大学・美浜町で力をあわせて今年10/18に初めて開催したお祭り「MIHAMA F-es~地域の魅力発掘市~」のふりかえり会が11/20の夜、Cラボ美浜で開催されました。
学生9名と、青年部さん6名、美浜町役場の方3名、大学教職員3名が集まったふりかえり会では、MIHAMA F-esを開催して「自分たちにとってよかったこと」「美浜町にとってよかったこと」そして「来年も開催するにはどうしたらよいか」といったことが話し合われました。
今年のMIHAMA F-esは2000名ほどの方にご来場いただき、目玉企画であった子ども向け職業体験コーナーには長蛇の列ができるなど大盛況でした。学生たちからは「祭りの企画や運営を通じて自分たちが成長できた」「美浜町の人や名産をよく知ることができた」といった感想が聞かれました。
来年に向けては、こんな企画をしてみたい!というアイデアがたくさん出たほか、予算をどのように確保するか、大学生以外のスタッフも町内から募れないかといった意見も交わされ、来年の開催については大学・美浜町商工会青年部・美浜町の皆さんで一緒に引き続き話し合っていくこととなりました。
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【Cラボ半田】第2回ファシリテーター養成講座が開催されました
今週水曜日は、全5回のプログラムで構成されるファシリテーター養成講座の第2回目でした。担当講師の佐藤大介先生は今日も優しさ全開です。
今回から参加したメンバーも多かったため、お互いを知るためにアイスブレイクを行い、和やかな雰囲気の中講座が進行されました。
コミュニケーションが分断された中ではどんなことが起こるのか。
また、お互いがコミュニケーションができているときはどんな気持ちになるのかをゲームを通じて考察し、お互いに反応しあうことの大切さを学びました。
どの参加者も楽しく学ぶことができ、本当に充実した時間を過ごせたようです。
次回は12月9日(水)18:00~開催されます。
今まで参加していない人も若干名であれば参加できますので、
興味のある方は下記連絡先までお問い合わせください。
次回は「チームワークを知る」をテーマに講座を行う予定です。
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