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「日本福祉大学COC中間成果報告フォーラム」開催します!


この度、「日本福祉大学COC中間成果報告フォーラム」を開催することとなりました。
本学は、2014(平成26)年度より、文部科学省「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の採択を受け、本年度で4年目を迎えています。
本学が目ざす「持続可能な『ふくし社会』を担う『ふくし・マイスター』の養成」で、これまで知多半島の自治体や地域の皆様と相互に関係を持ちながら進めてきた地域課題に向けた取り組みを振り返り、COC事業に関する成果や課題をあらためて共有する場となれば幸いです。

皆様のご参加をお待ちいたしております。
開催概要
日時:2017年9月8日(金)13:30~16:30(受付開始:13:00)
会場:日本福祉大学 東海キャンパス C201教室
東海市大田町川南新田229(名鉄「太田川」駅徒歩5分)
※公共交通機関をご利用ください。
参加費:無料
参加対象:地域住民の方、行政・社協・NPO・企業の方、学校関係者・学生の皆さん
ご参加申込みフォーム
https://goo.gl/forms/0rOHLFM7TXvCvLeg1

【半田 社会福祉学部】亀崎駅前の拠点づくり


7月13日(木)、半田市社会福祉協議会が主催する亀崎地区のふくし井戸端会議が、紀伊國屋駅前支店で開催され、地域の方々と社会福祉学部1年生の佐藤大介ゼミの学生が一緒になってその活用方法を考えるワークショップを行いました。

今回のワークショップでは学生がファシリテーションを行いましたが、そのために学生たちは数日前からシミュレーションを繰り返して準備をすすめ、この日を迎えました。

 
 
 
ワークショップでは、この場所をどんな雰囲気のしていきたいか、どんな設備が欲しいか、どう利用したいかなどをざっくばらんに話し合いながら、出てきた意見を付箋紙に書き出していき、それをグルーピングしていきました。
 
 
本番では、少し緊張した部分もあったかもしれませんが、参加者の笑いも誘いながら終始和やかな雰囲気でワークショップを進めることができたと思います。今回参加した佐藤ゼミの学生たちは、今後も亀崎のまちにお邪魔しながら継続してこの拠点づくりに関わっていく予定をしています。

このように地域の人達の意見を直接聞きながら一緒になって拠点を作っていくことは、学生にとって、多様な意見を知ることや、それをうまく合意形成していくプロセスを知る、絶好の学びの機会になるはずです。
今後も積極的にまちの人と関わり合いながら、まちの人から愛される拠点づくりに向けて頑張って欲しいと思います。

第3回知多半島フィールドワークEXPO開催

6月8日(木)、美浜キャンパスの10号館コミュニティセンター1階で、第3回知多半島フィールドワークEXPOが開催されました。この取り組みは、地域課題の解決に取り組む地域団体の方に、大学に来てもらい活動を紹介していただき、学生・教職員との交流の場をつくることを目的に2015年度より開催されています。第一部では、団体の活動紹介が行われ、第二部では、ブースでの説明が行われました。

今年は、知多半島の地域団体と学生団体合わせて13団体が参加してくれました。
イベント当日、午前中は雨が降っていましたが、開催時には晴れ間も見え、春季セミナー報告会を終えた学生さんも来場し、アットホームな雰囲気で開催されました。
毎回このイベントは、地域団体と学生・教職員との交流だけでなく、団体同士の交流の場にもなっており、大学が地域課題解決にむけたネットワークづくりの中心的な役割を担っていました。
今年も5つの団体間の連携の芽が出てきそうです。
参加した学生さんから「知多半島という身近なエリアでこんなにも活動団体があることに驚きました。こういうイベントをきっかけに、学外から学内来て、直接情報を聞けるのは良い機会です。地域のつながりが、地域課題解決に繋がる良い取り組みだと思います。私たちもいろんなところに活動を拡げていきたいと思いました。」という嬉しいコメントを頂きました。

【参加団体】
NPO法人Pakapaka おもちゃキャラバンボランティア「うみは」 NPO法人SmileyDream
NPO法人チャレンジド 音吉を愛する仲間の会 美浜町商工会青年部
一般社団法人アンビシャスネットワーク DoNabeNetにっぷく はんだU22研究所
美浜・南知多防災の会 知多巡り部 竜宮サロン学生ボラの会 あかとんぼ(順不同)
参考URL:地(知)の拠点ホームページ

第3回知多半島フィールドワークEXPO開催します。


6月8日(木)、12:30~14:00 美浜キャンパスコミュニティセンター1階で、第3回知多半島フィールドワークEXPOを開催します。(入退場自由/昼食持ち込み可)
この取り組みは、知多半島で魅力的な活動をしている地域の方や団体と、日本福祉大学の学生・教職員との出会いと交流の場を設けることで、地域の課題解決に向けて大学の学生と地域団体とのマッチングを目的として開催しています。
何か地域と関わってみたい、ボランティアをしてみたい、視野を拡げてみたいという方は、立ち寄ってみてください。お待ちしています。
今回から、地域で活躍する学生団体にも参加いただいています。
下記の団体が参加予定です。(5/26現在)

受付 参加団体名 活動分野 活動エリア
1 NPO法人PakaPaka 障がい児童 武豊町
2 おもちゃキャラバンボランティア「うみは」 子育て支援 美浜町
3 NPO法人Smiley Dream 子育て支援 武豊町
4 NPO法人チャレンジド 障がい児童 美浜町
5 音吉を愛する仲間の会 まちづくり 美浜町
6 美浜町商工会青年部 地域活性化 美浜町
7 一般社団法人アンビシャスネットワーク 子どもの貧困 半田市
8 DoNabeNet にっぷく 防災・減災 美浜町
9 はんだU22研究所 まちづくり 半田市
10 美浜・南知多防災の会 防災・減災 美浜町

お問い合わせ:日本福祉大学全学教育センター(担当:中野)
TEL:0569-87-2317 E-mail:info@ml.n-fukushi.ac.jp

【社福春季セミナー】東浦町で「困った時はお互いさま」の心を学ぶ

社会福祉学部では、入学して間もなく、春季セミナーという合宿型研修を毎年行っています。春季セミナーの中で知多半島地域のフィールドワーク(以下、FWと略す)を通して、1年生全員がゼミごとに分かれて、地域を知り・地域を学ぶ体験を培うプログラムを実施しています。今年は、2日間の日程に分かれて18コースでフィールドワークを行いました。
2017年5月15日(月)、高須ゼミは東浦町緒川地区にある認定NPO法人絆(きずな)を訪問しました。現在の施設は、ウグイスやカエルの鳴き声が聞こえるなど、自然あふれる環境の中にあります。

認定NPO法人絆(きずな)では「困った時はお互いさま」の心で助け合い、助け合いの輪を地域に広げ、平成6年から活動を続けています。今回は、日常の活動を体験するということで、職員でもあり、音楽療法士の鈴木真由美さん指導の下に「音楽を通して利用者さんと交流」を行いました。最初は堅かった学生も徐々に利用者さんと目線を合わせ、触れ合うことの大切さを学んでいきました。利用者さんも次第に笑顔が増してきました。

続いて、絆さんの施設、コミュニティカフェを運営しているトレーラーハウス「風(ふう)ハウス」、空き家を活用した施設で「さをり織」が体験できる「あんきにきて家(や)」を見学しました。

最後に、代表の山﨑紀恵子さんからお話を伺い、「困った時はお互いさま」の心で助け合いの輪を地域に広げる事業や一人一人の困難に向き合い、その人がその人らしく生活できるよう、心に寄り添う支援の活動など説明を受けました。また、世代を超えた人と人との絆を大切にし、互いに学び合い、支え合いながら、生きがいや自己の実現につなげることの大切さを説きました。

高須和博助教は 皆さんが「福祉を支える素晴らしい人々」の姿やその精神に触発され、 福祉の奥深い森に分け入り、学びを深めてくれることを期待します」と総括しました。
 

【社福春季セミナー】地域の支え合を学ぶ。


社会福祉学部では、入学して間もなく、春季セミナーという合宿型研修を毎年行っています。
春季セミナーの中で知多半島地域のフィールドワーク(以下、FWと略す)を通して、1年生全員がゼミごとに分かれて、地域を知り・地域を学ぶ体験を培うプログラムを実施しています。
2017年5月15日(月)、佐藤ゼミは知多市朝倉駅周辺を訪れ、朝倉梯子獅子で知られる牟山神社、知多市のコミュニティビジネス創業の拠点として注目される「わ~くわくラボ」、地域支え合センター「NPO法人ゆいの会」を見学しました。
まずは、牟山神社にて無形文化財朝倉梯子獅子保存会会長 加藤茂さんから梯子獅子の由来や起源、お祭りの様子など動画を交えてお話をして頂きました。
その後、知多市の空き家の活用モデルとして設置された「わ~くわくラボ」へ移動し、知多市企画部 企画情報課 課長補佐 小屋敷浩司さんより、知多市の現状の説明や「わ~くわくラボ」立ち上げの経緯や想いについてお話して頂きました。
最後は、NPO法人ゆいの会にて代表 下村一美さんより法人の立ち上げや新社屋ができた経緯、実施している訪問介護事業、たすけあいサービス、ふれあい活動について説明して頂きました。
学生も実際に体験させてもらい、活動の意図を深く理解しました。 
担当の佐藤大介助教から総括として「学生も地域に住んでいるひとりの住民として意識し、他人事を我が事として捉え、学生自らが助け合い・支え合いの地域福祉活動に参画することが大切である」とお話しされました。

【社福春季セミナー】東海市荒尾町の学童保育どんぐりクラブ訪問


社会福祉学部では、入学して間もなく、春季セミナーという合宿型研修を毎年行っています。春季セミナーの中で知多半島地域のフィールドワーク(以下、FWと略す)を通して、1年生全員がゼミごとに分かれて、地域を知り・地域を学ぶ体験を培うプログラムを実施しています。今年は、2日間の日程に分かれて18コースでフィールドワークを行いました。
2017年5月15日(月)、小林洋司ゼミは東海市荒尾町にある学童保育どんぐりクラブ(運営:NPO法人学童保育ざりがにクラブ)を訪れ、学童保育の歴史や学童保育の必要性などについて、代表の鳴海汎さんよりお話しをしていただきました。

全国学童保育連絡協議会の2013年「学童保育の保育指針(案)」によると、学童保育は、全国1600市町村にあり、施設数は2万か所を超え、約85万人の子どもたちが 学童保育に入所しているそうです。 代表の鳴海汎さんは、行政の施策として始まる前から民間で学童保育に取り組まれて38年になるそうです。その後、2003年にNPO法人化をして、NPO法人学童保育ざりがにクラブでは、現在、3つの自治体から学童保育の運営を受託しています。この他に、障がいを持った子どもの居場所づくりとして放課後等デイサービス事業にも取り組まれています。

学童保育の一番の問題は、「人材の確保」とのことで、いかに職員の待遇を改善して働き続けられる職場をつくれるかが課題となっているそうです。今後、法制化が進む中で、少しずつではあるが改善が図られていくとのお話を聞くことができました。担当の小林洋司助教は、「学童保育は、さまざまな背景をもつ子どもが集まる場所だし、日によって利用する子どもも違うため、指導員はその場面に応じて臨機応変な対応が求められる。そのため高度な力が必要になる。だからもし学生時代に関われるなら、力が身につく実践の場になる」と、話をされました。
質疑応答では、民間で学童保育を運営するメリットについて質問がなされ、「より柔軟に利用者の声を事業に反映できる」点をお話しいただきました。NPO法人学童保育ざりがにクラブでは、最大20:30まで延長保育の対応をしているそうで、共働き世代が増えるにしたがって、学童保育への社会ニーズはますます高まってきているようです。

その後、荒尾町のFWでは、臨海部の工業地域を眺めながら、東海市しあわせ村までのコースを30分ほどかけて全員で歩きました。学生たちは、古い家と新しい家やアパートが混在する地域を観察して、「移り住んできている人が多いのではないか」「旧住民と新しい住民との関係はうまくいっているのか」など、おのおの気づいた点をノートに記録していました。

【社福春季セミナー】岩滑地区で住民自治を学ぶ


社会福祉学部では、入学して間もなく、春季セミナーという合宿型研修を毎年行っています。春季セミナーの中で知多半島地域のフィールドワーク(以下、FWと略す)を通して、1年生全員がゼミにごと分かれて、地域を知り・地域を学ぶ体験を培うプログラムを実施しています。今年は、2日間の日程に分かれて18コースでフィールドワークを行いました。
2017年5月14日(日)、大濱ゼミは半田市岩滑地区を訪れ、ゴミ収集の活動や自主防災の活動を通して、住民自治について学びました。まずは、岩滑区民館で、岩滑区長の炭谷重則さんから、岩滑地区の自治の仕組みやふれあいセンターの活動、地域お助け隊の活動についてお話をいただきました。

その後、2つのグループに分かれてFWを行いました。一つのグループは、岩滑地区の白ブロックの自主防災の活動を学びました。この日は、お休みにもかかわらず15名の地域住民の有志の方が出てきてくださり、普段体験することのない放水をさせてもらいました。女性でも扱えるように、自主防災で使うホースは、消防団で使うものよりも細くなっているとのことです。岩滑地区では、6つの地区に分かれて自主防災の活動が行われているそうで、地区ごとに毎年訓練が行われています。

もう1つのグループは、コミュニティの基盤活動になっている「ごみステーション」について、実際の場所を見学しながら区長さんから説明をききました。ブロックごとの地域住民で順番を決めてもちまわりで事に当たることで、顔と顔がみえるコミュニケーションを創りだしているそうです。岩滑区では「ゴミュニケーション」と呼んでいるそうです。岩滑で生まれたゴミの輪番制の自治の仕組みは、知多半島の各自治体のモデルとなってそれぞれの地域に根づいているそうです。

最後のふりかえりの時間では、体験してきたことを互いに共有し合い、気づきや学んだことを地域の人に感想としてお伝えしました。学生は、「区長さんが全体の調整役となって、行政とのやり取りや、地域内の自治の仕組みを機能させいることを学んだ。日頃からの住民同士の関係があるからこそ、何かやろうとしたときに、たくさんの人が協力をしていることが分かった。」とふりかえっていました。
行政専修を担当するこのクラス担任の大濱裕准教授は、「学生には、自治の仕組みが宝箱のように詰まった岩滑地区からたくさんのことを学んでほしい。将来住民と一緒につくる行政職員を志してほしい」と総括されました。

【美浜 社会福祉学部】総合演習で美浜散策

4月13日(木)佐藤ゼミの総合演習で、美浜キャンパスの奥田地区を中心にフィールドワークを行いました。
総合演習は社会福祉学部1年生の必須科目で、地域と関わる学び(ふくしコミュニティプログラム)が展開されています。

講義では佐藤先生から「ただ単に地域を見るだけでなく、意識的に観ることが気づきの一歩」とフィールドワークの視点を与えられ、1グループ学生5名の4グループが初めてのフィールドワークに出かけました。
春の気持ち良い陽気の中、学生たちはメンバーと協力して、たくさんの発見をしてきました。
この経験を5月の春季セミナーに活かし、知多半島の地域発見をしてほしいと思います。

日本福祉大学では、このように学部ごとに設定された地域との関わりの中で学ぶ科目(地域志向科目)を10科目20単位を履修し、毎年年度末にリフレクション(ふりかえり)を行った学生に対して「ふくし・マイスター」の認定し、本学が目指すふくしの人材育成に全学的に取り組んでいます。

【美浜】第2回MIHAMA F-es~地域の魅力発掘市~開催。


2017年2月4日(土)、美浜町総合体育館において第2回MIHAMA F-es(美浜町商工会青年部主催)が行われました。この取り組みは、昨年度、商工会青年部と大学が連携して企画が行われ、美浜町の子どもたちに美浜町の魅力を伝えるために、「こども職業体験」、「朝市」、「ステージイベント」、「ゲームコーナー」などが行われており、今回が2回目の開催となりました。

美浜町商工会青年部のメンバーと社会福祉学部と子ども発達学部の1年生6名が実行委員会を組織して、11月から企画を行ってきました。学生は、学生の視点で、小さい子どもたちがどうすれば楽しめるかを考え、地域発掘ゲームを企画したり、当日の案内看板や装飾を準備しました。

また、学生の実行委員が所属するサークルや、友人たちに声をかけて、職業体験ブースやサブアリーナで行われたステージ企画の出演者の呼びかけ、当日ボランティアの呼びかけなども行いました。日本福祉大学からは、50名の学生が当日、様々な形でイベントに関わりました。

参加した子どもたちは、学生たちのサポートを受けながら、楽しげに職業体験を行っていました。美浜町の魅力が、たくさんの子どもたちに伝わったことと思います。