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【学生サークルしんぽsium企画 こども先生授業が開催されました】 

日本福祉大学学生ボランティア団体  しんぽsium による「こども先生授業」が2017年1月21日(土)、東海キャンパスにて行われました。

しんぽsium代表 高橋康祐さん(国際福祉開発学部4年)から先生方へ表彰


 
しんぽsium(しんぽじうむ)は、人の心を動かす力、影響を与える力をサークルスローガンとして、週4回ゴミ拾い活動をするなど様々な取り組みをしています。自分たちの取り組みや活動が地域の皆さんや関わった人たちの心を動かし、元気や希望、幸せを与えられるよう、地域を盛り上げたいという願いで活動しています。
当日のこども先生授業は、以下の時間割で開催されました。
1限:郡上の魅力
2限:恐竜の世界
ワークショップ
3限:ロープワーク
4限:アートバルーン
しんぽsiumの代表である国際福祉開発学部4年生の高橋康介さんに記事を書いていただきました。
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~子ども先生授業を終えて~
子ども達が授業をやることで、子ども達の伝える力を育成し、地域の方に元気、希望、幸せを届けられたらいいなと思い、このイベントを企画しました。
当日は、お客さんがたくさん来てくださり、約60名の方が授業に参加してくれました。予想をはるかに越える来客数で正直驚きました。
11月から準備を重ねて、子ども達の授業の精度は徐々にあがっていき、本番では、しっかり時間を使い、お客さんに色んなことを伝えることができたと思います。また、お客さんにも今の子ども達の隠れた潜在能力を知ってもらうことができ、色んな事に活用できることを知ってもらえたとアンケートを読み実感しました。
こんな良いイベントができたのも周りの方々の協力があり、関わってくれた全ての方で作り上げたイベントなので、本当に感謝しています!
これからもしんぽsiumは、地域を元気にするため、自分自身の育成のため、活動していきます!どうぞよろしくお願いいたします!
高橋康祐
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トップバッターを務めた とってぃー


1限の郡上の魅力をテーマに授業してくれた とってぃーは、トップバッターにも拘わらず、緊張はせずに楽しく出来たと堂々とした様子でインタビューにも答えてくれました。

恐竜の魅力をクイズ方式で楽しく教えてくれた仲良し3人組


日常や災害時に使えるロープワーク、そしてロープで作れるトンボなど教えてくれました


「次は何ができるでしょう?」と風船をつかって色々なものを作り上げていきます。


国際福祉開発学部の学生から提供されたワークショップでは、グループに分かれて自己紹介からはじまり、「自分のこだわりや好きなものを否定されたらどうするか」や「多様性が認められたらどうなるか」など、今世界中で起きている問題と照らし合わせて様々な意見が出されました。身近なところから世界を考える、とても良いワークショップでした。

各グループに分かれて意見を出し合いました


参加者の方々からワークショップのまとめなどもしていただきました


全ての授業を終えて、子ども先生たちからの感想では「人前で話すことが苦手だったけれど、人前で話すことの楽しさを学んだ」「時間が足りなかった」など最後まで笑顔の絶えない先生方でした。
 
大勢の人の前で話したりプレゼンテーションをしたりすることは、大人でも難しいことです。それを堂々とやり切った先生方に、心を打たれました。これからも、地域の人たちを巻き込みながらたくさんの人を笑顔にする活動を行っていってほしいと思います。

学生だけでなく地域の子どもから大人まで最後は最後はみんなで記念撮影♪


 

【美浜】COC・DAY@美浜


2017年1月25日(水)、美浜キャンパス120教室で、「子どもの貧困~地域はどう向き合うか~」というテーマで、COC・DAY(美浜キャンパスおよび全学教育センター主催)のシンポジウムが開催され、学生・教職員、地域関係者約200名が参加しました。
この取り組みは、文部科学省 地(知)の拠点整備事業の採択を受けたCOC事業「持続可能な「ふくし社会」を担う「ふくし・マイスター」の養成」の取組の一環として、各キャンパスにおいて「ふくし・マイスター」養成に係る啓発促進と、地域課題の解決に向けた事例共有の場として開催されており、地域連携教育推進の一助となるよう、地域関係者・教職員・学生が協働した取組を展開するものです。

美浜キャンパスでのシンポジウムでは、人々が抱える生活問題を社会全体の関わりで理解できる人材の養成を目指す社会福祉学部と、子どもが抱える課題に専門的な視点から対応できる人材の養成を目指す子ども発達学部との結節点に「子どもの貧困」を位置付けたうえで、知多半島に焦点を当て、地域で取り組まれている子どもの貧困解消のための実践を理解し、子どもの貧困に地域がどう向き合うべきなのかを学生が考えるための学びの視点を提供する内容となりました。

【シンポジウムⅠ部】

「知多地域における子どもの貧困への取り組み」
社会福祉法人知多学園松籟壮 施設長 佐々木仁美 氏
NPO法人子どもたちの生きる力をのばすネットワーク代表理事 伊藤八千穂 氏
一般社団法人アンビシャスネットワーク 共同代表 田中嵩久 氏
特定非営利活動法人りんりん 理事長 下村 裕子 氏〈コーディネータ〉
山田壮志郎 社会福祉学部准教授
〈コメンテーター〉
岡 多枝子 社会福祉学部教授

【シンポジウムⅡ部】

「子どもの貧困をどう学ぶのか」
・児童相談所の視点から見た子どもの貧困
渡邊 忍  社会福祉学部教授・保育の視点から見た子どもの貧困
中村 強士 社会福祉学部准教授
・スクールソーシャルワークの視点からみた子どもの貧困
野尻 紀恵 社会福祉学部准教授
〈コーディネータ〉
山本 敏郎 子ども発達学部教授

【社福・看護】多職種間連携教育の研修会参加

世代や専門の違う参加者同士で自己紹介
2016年12月24日(土)、岐阜駅前の複合ビルの岐阜シティ・タワー43の3階サンサン広場において、多職種間連携教育(IPE:Inter Professional Education)研修会が行われました。岐阜県可児高等高校の生徒や他大学を含む大学生、そして全国から集まった専門職の方が約100名ほどの参加者がいました。日本福祉大学からは、社会福祉学部「地域研究プロジェクト」を履修する3名の学生と担当の藤井博之教授、看護学部からは1年生7名と渡邊亜紀子准教授が参加をしました。

グループに分かれて事例検討を行う参加者

グループに分かれて事例検討を行う参加者


あるグループでは、介護福祉施設のケアマネージャーの方から、日常業務の説明を受けた上で、施設で実際に対応をされている事例を挙げて、その後当事者からのお話を踏まえた上で、当事者の問題を解決するためのケースディスカッションが行われました。
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相手の意見を聞きながら、自分の考えを伝えるのは難しいようです


本学の学生もファシリテータ役を自主的にかってでて、グループワークをリードしていました。相手の意見を聞きながら、自分の考えを伝えることの難しさを実感したようですが、多職種連携を進めていくにあたって、さまざまな考え方があるなかで、ひとつの解決策を模索する意義や達成感を感じていました。
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異なる意見を一つの解決策にまとめる参加者


高校時代に「地域看護」について知り、日本福祉大学の看護学部に入学した看護学部一年生は、「違う分野の専門職の人や同世代の方の多様な意見を聞けたのがとても刺激になった。これから専門的なことを学んでいくとともに、いろいろな人とコミュニケーションをとっていける力を身につけていきたい」と、話をしてくれました。
日本福祉大学では、他学部の学生がテーマに分かれて議論を通して解決策をみいだすプロセスを身につけていく「ふくしフィールドワーク実践」という科目を2017年度開講予定です。「ふくし」を創りだしていくための多職種連携というキーワードを実感する日となりました。

【Cラボ美浜】美浜町図書館15周年記念事業 図書館フェスティバルへ

 
2016年11月19日(土)美浜町図書館のイベントに、学生サークルの「スマイルコネクト」の9名と社会福祉学部助教富田克己ゼミの4名の学生が、美浜町図書館15周年記念事業「図書館フェスティバル」において、会場準備からクイズのスタンプラリーや各ブース講座の手伝いなど一日行いました。
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学生たちは、午前と午後と担当を分けて活動しました。活動の中で、フェスティバルの進行にたずさわることと、小さな子どもたちをはじめ参加者と、「もっと触れ合えるように」と考えて進行を行いました。大盛況の中、学生たちは、各講座に来てくれる人へのフォローをするだけでなく、講座の先生方ともいい関係とつくり、先生方から、アイシングクッキーやエコバックを作らせてもらいました。
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参加者総勢450名にものぼり、図書館館長をはじめ、職員の方々から、「学生さんが、多く参加してくれなかったら、このイベントは成功しなかったです。有難うございました」とお礼の言葉を頂き、学生たちも、「図書館をこんな風につかえるなんて」と感想をのべるなど、いい機会になっていました。
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学生達は、たった一日のイベントでしたが、、とても有意義な時間をすごすことが出来たようでした。

【社会福祉学部】地域研究プロジェクト報告会を開催

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7月20日(水)6限に、美浜キャンパス510教室で社会福祉学部の地域研究プロジェクト報告会が開催されました。4つのプロジェクトに所属する学生たちが1年半かけて取り組んできた活動をパワーポイントにまとめてプロジェクトごとに報告が行われました。学生たちはただ活動をするだけでなく、自分たちの取り組みを客観化する中で、新たな気づきを得て、社会課題をとらえる視点を獲得していたようです。
※地域研究プロジェクトは、地域の社会課題の解決を地域関係者と協働して取り組む中で、主体性や、問題解決力やチームで働く力など社会人基礎力を身につけることを目的にした教育プログラムです。
~こども・若者応援プロジェクト(担当:新美晃代講師)~
こども・若者応援プロジェクトの学生は、学童保育で体験実習をしたことがきっかけとなり、こどもと若者の当事者の居場所づくりが必要だと考えました。そこで、知多市で行われた「こどものまちin知多」で、子どもたちが主体となってつくる町の運営をサポートする活動を行いました。半年前から行われる企画会議から伴走した学生からは、「自分でお金を稼いで買い物ができる仕組みの中で、子どもたちが自分の役割を見つけて主体的に動いていた」と報告がありました。また、「あいち小児保健医療総合センター」でボランティアをしていた学生グループは、病院の担当者から機会を得て、外来に来ている子どものためのレクリエーションを企画しました。
~ホームレス・生活困窮者プロジェクト(担当:水谷聖子准教授)~
ホームレス・生活困窮者プロジェクトの学生は、中村区拠点をしているNPO団体の活動に参加させてもらう中で、健康を害している人が多いことに気がづき、健康づくりを行うために生活の中にあるタオルを使った体操をすればいいのではと考えました。体操は、自分たちで考えたものではないが、簡単にできる部分を抜粋して毎度の活動で行った。また、併せて栄養をとってもらうために料理教室を考え企画していったそうです。当事者は、その企画を楽しみにしてくれていたようで、次第にコミュニケーションが取れるようになり、そのかかわりの中から、夢を聞きだすことができるまでの関係性になったそうです。
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生活困窮者への生活改善サポートのひとつのタオル体操を体験している様子

~地域包括ケアによる多職種協働はいかに構築されるかを考えるプロジェクト(担当:藤井博之教授)~
地域にいる年齢や様々な困難を抱えている人の課題を包括して考えていくためには、「ひとつの専門職が行うには限界があり、多職種連携が不可欠である」との教員の教えをもと、このプロジェクトでは、まず多職種連携の大切さや難しさを理解するために地域にあるいくつかのサロンを見学してきました。その上で、いろいろな方(専門職や一般・子ども)にわかってもらうために、多職種連携をわかりやすく体験できるようにするために、カフェ運営ゲーム・ケーキゲーム・サロン立ち上げゲームなどのワークショップを企画して様々な場面で実践してきました。
~認知症プロジェクト(担当:斉藤雅茂准教授)~
認知症プロジェクトでは、公益社団法人認知症の人と家族の会の愛知県支部と連携をして、認知症の啓発を目的に取り組みを行ってきました。4つのグループに分かれて家族会へのヒアリングをもとに認知症啓発ゲームを開発したり、教員の力を借りて大学内のヤングケアラーの実態調査を行ったりきました。また、地域のサロンを訪れて、認知症についての理解を広めるなど幅広い活動を行ってきたそうです。
総括の中で、教員からは、「1年半の短い期間の中で、どのプロジェクトも大人が想定するよりもはるかに大きい成果を上げることができた。おそらく、みなさんの力だけでなく、担当の教員のサポートや地域の関係者の理解があったからだと思う。教員としては、せっかく受講してくれたのだから、学生に一つはお土産を持ちかえってもらいたいという思いでやってきた。プロジェクトは大変だったと思うけど、その分きっと何か得るものがあったと思う。自信をもってこれからの進路に進んでください。」と励ましの言葉が送られていました。
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報告も無事終わりみんなで集合写真

これからも、学んだことを活かして、地域の中で活動を続けていってほしいです。(廣澤)

【春季セミナーFW】岩滑地区のまちづくりを学ぶ。

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社会福祉学部では、毎年、入学して間もなく春季セミナーという合宿型研修を行っています。2015年から、春季セミナーの中で、地域のフィールドワーク(以下、FWと略す)を通して、1年生全員が各クラスに分かれて地域を知り、地域で学ぶ体験を培うプログラムを実施しています。
2016年5月16日(日)、大濱クラスは、岩滑地区のコミュニティづくりの中核を担う岩滑区民館を訪れ、岩滑区長の本間氏、やなべお助け隊隊長の森氏、ふれあいセンターの加藤氏から岩滑地区の重層的な組織による住民主体のまちづくりのお話を聞きました。岩滑区の自主防災会は、「防災功労者内閣総理大臣賞」を受賞しています。
その後、学生たちは、地域見守りシステムの「ごんの灯りプロジェクト」の取り組みを見ながら、岩滑地区を歩き、NPO法人りんりんの学童保育所りんごハウスに向かいしました。
NPO法人りんりんの代表下村さんからは、学生たちが生まれる前の22年前から始まったりんりんの活動の経緯を紹介しながら、現在おこなわれている事業を説明いただきました。変化するニーズに対応しながら、りんりんの役割も制度の変化とも交わりながら、「福祉制度の狭間」での取り組みの重要性についてお話をいただきました。
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また、地域との関係性を育む中で、地域にある資源を掘り起こし、資源をつなぎ合わせ福祉サービスをプロデュースしていく「黒子」の役割を垣間見る時間となりました。
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学生たちは、この機会に積極的に質問をしていました。
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担当の大濱裕准教授によると、「体育振興会やお祭りの組織など古くからある組織活動の中に、住民同士の協力の規範が経験として蓄積されていることによって、そのうえで、住民同士やNPOなどの創造的な住民活動が行われている」とのことでした。
社会福祉学部では、この他にもA日程では10コース、B日程では8コースに分かれて、知多半島と高浜市をフィールドワークを行いました。

認知症プロジェクト~知多市と常滑市の高齢者サロンで認知症啓発

社会福祉学部の開講科目の「地域研究プロジェクト」の認知症プロジェクト(担当:斎藤雅茂准教授)の取り組み成果が、着実に実を結んでいます。
※「地域研究プロジェクト」とは、地域課題の解決の実践を通して、問題発見・解決力、コミュニケーション力、チームワーク力、リーダーシップ、創造性など「社会人基礎力」に位置付けられる能力の向上に、自ら取り組む教育プログラムです。学生が主体となって地域の課題を発見し、教員が視点を与え、支援者として学修活動をサポートします。
認知症プロジェクトでは、認知症の啓発を目的に活動をしています。問題意識の近い学生が集まって「サロン班」、「ヤングケアラー班」、「啓発ツール班」の3つのグループをつくり、プロジェクトを展開しています。その中の「サロン班」は、これまで知多市の南粕谷ハウスと常滑市の多屋公民館で3回の認知症啓発活動を企画・実施してきました。
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(11月26日に知多市の南粕谷ハウスで行われた認知症啓発の活動風景)
高齢者サロンでは、高齢者にただ認知症について知ってもらうのではなく、学生が考えたレクリエーションを一緒に楽しみます。学生たちは、地域の高齢者の方に親しみをもってもらうため考えてきた自己紹介をした後、グループに分かれてレクリエーションを行います。これまでのプロジェクトでの先行研究を通して、「人との交流」が認知症予防に効果があるのではないかと考えた学生たちは、認知機能を活性化するゲームの中に、学生との交流を取り入れることでレクリエーション自体が、認知症予防になるように考えられているそうです。
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(多屋公民館で、レクリエーションを通して交流する学生と地域の高齢者)
 
毎回のサロン活動には、毎回20名ほどの高齢者が参加しているそうです。アンケートを取ってみると、「若い人との交流ができたのがよかった」と回答があり、予期せぬ副産物効果として「世代間交流の場」をつくることができていたようです。
学生は、高齢者の方から、「ありがとう」とお礼をいってもらえるのが励みとなって、また活動したいと次の活動の動機になっているようです。しかしながら、活動を通して、「地域のサロンは男性の利用率が女性に比べて低い」という課題が新たに見えてきたそうで、今は、その課題に対応する課題解決を提案する作業をグループで取り組んでいるそうです。
サロン班のリーダーの野崎涼(社会福祉学部福祉社会コース3年)さんは、「『地域研究プロジェクト』は、自分たちが課題解決に向けたアイディアを出して、まとめて、実践する機会を経験することができる。企画力や創造力が身につけることができるので、これから身近な課題解決にも活かしていきたい。クリエイティブな力は社会から求められているので、是非後輩の皆さんも履修してほしい」と話してくれました。
認知症プロジェクトでは、7月20日(水)6限(18:25~19:55)に行われる予定のプロジェクト報告会に向けて、成果をまとめていくそうです。
3 (南粕谷ハウスでの活動を終えたサロン班のメンバーの集合写真)
【関連ページ】
地(知)の拠点整備事業
地域研究プロジェクト

【ふくしコミュニティプログラム】新美南吉のふるさと岩滑をフィールドワーク

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4月28日(木)、社会福祉学部の社会福祉総合演習(富田クラス)では、1限のゼミの時間と2限のサブゼミの時間を活用して、新美南紀のふるさとである半田市岩滑地区を4つのグループに分かれてフィールドワークを行いました。社会福祉総合演習は、本学COC事業の「ふくし・マイスター」の養成プログラムの中の「ふくしコミュニティプログラム」に位置付けられており、「地域を知る」、「地域を調べる」、「地域と関わる」、「学習を深める」、「成果をまとめる」の5つの学習ステップが組み込まれています。
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名鉄半田口駅に集合すると、担当の富田克己先生からグループごとにオリエンテーションが行われ、グループごとに「地域を知る」フィールドワークが行われました。
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学生たちは、事前に童話『おじいさんのランブ』を読んで参加してきており、「当時の暮らしはどんなんだったんだろう」や、「岩滑地区はどんな町なんだろう」と各々の問に答えるように1時間程まちを見て回りました。学生からは、「道幅が狭い」「家と家の距離が近く感じる」など気づきが発せられていました。
社会福祉学部の1年生全員は、5月15,16日に、宿泊型研修の春季セミナーが予定されており、富田クラスは、新美南吉顕彰会のボランティアさんによる文学散歩ツアーに参加します。春季セミナーでは、宿泊型研修になっており、「学習を深める」ふりかえり会が予定されています。

童話『ごんぎつね』にも出てくる権現山をバックに記念撮影


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(関連記事)
総合演習ではじめてのフィールドワーク
春季セミナー事前説明会

【サービスラーニング】合同講義~サービスラーニング先を学ぶ

2016年4月22日(金)、社会福祉学部の地域福祉基礎演習では、6名の担当教員がペアになり、3つのクラスに分かれて実施される合同講義が行われました。この日は、夏季休暇中にサービスラーニングに行く団体と学生とマッチングするために、団体紹介が現場の先生から伝えられました。今年は、知多半島にある35団体でサービスラーニングを受け入れていただく予定です。
山崎ゼミと原田ゼミのクラスでは、NPO法人絆の代表でもある山崎紀恵子先生から、11の団体の情報が学生に伝えられました。学生たちは、現場の取り組みを知り、新鮮な関心を示していました。来週までに学生たちは希望を書いたシートを提出し、3~4人のグループに分かれてサービスラーニングの事前学習を行っていきます。
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山崎先生は、昨日の雨の中、11団体を回り、学生のために写真をたくさん使ったスライドを用意してきてくださいました。
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地域のさまざまな方との出会いが、きっと学生たちの成長にたくさんの刺激を与えてくれることでしょう。
【関連ページ】
サービスラーニング

春季セミナー事前説明会開催~フィールドワークの視点を学ぶ~

2016年4月21日(木)2限、総合演習のサブゼミの時間に社会福祉学部の1年生全員が2つのグループに分かれて、合同で春季セミナーの事前説明会が開催されました。
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※春季セミナーとは、1泊2日の宿泊型セミナーで、毎年この時期に行われています。導入教育として「読む」、「書く」、「話す」という学習の基礎リテラシーを育むためや、仲間づくりなど複数の目的で実施されます。今年は、5月15日と5月16日出発の2つの日程で18クラスの学生が研修に参加します。
この日は、事前説明とあわせて、1日目に行われる知多半島を中心に各地域で行われるフィールドワークの事前研修として、全学教育センターの佐藤大介助教が、「知多半島に出かけよう」というテーマでフィールドワークのポイントが伝えられました。
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ミニワークでは、知多奥田駅からキャンパスまでの写真をみながら、フィールドワークノートに記録を残す作業をおこないました。佐藤先生からは、「ただ単に見るのではなく、意識をもって地域を観ることが大切。」と伝えられ、「フィールドワークで身につける『観察する力』は、これからソーシャル・ワークを実践していくために、見えない課題に気づいたり、課題解決にむけて社会資源を活用したりするために重要な力になる」とメッセージが伝えられました。
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社会福祉学部の春季セミナーは、日本福祉大学COC事業「ふくし・マイスター」養成の一歩である「ふくし・コミュニティプログラム」に位置付けられており、地域で学ぶための5つのステップ(「地域を知る」「地域を調べる」「地域と関わる」「学習を深める」「成果をまとめる」)が、学習の要素として組み込まれています。
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社会福祉学部の総合演習では、6月16日(木)に春セミフィールドワーク報告会が予定されており、それぞれのクラスでの成果が報告されます。
【関連ページ】
社会福祉学部